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Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

Daydream Believer

2009-06-21 19:32:57 | 今日の音楽
 白昼夢。「愛の白昼夢」なんていう映画もあったような…… 起きているときにみる夢のことだろうか。ということは妄想? 妄想モード突入。

 忌野清志郎(タイマーズ)が日本語で歌っていた。やっぱり日本語だと、ダイレクトに心に響く。いい曲だなぁ。あまりにもダイレクト過ぎるかもしれない。オリジナルはザ・モンキーズ。どちらかというと「アイム・ア・ビリーバー」の方が好きなんですけど。ぼくは70年代のパット・マッグリンのカバーでこの曲を知った。久々に聴いてみると、軽い! あまりにも音が軽い。

 今聴くなら、やっぱり清志郎バージョンの方がいいかな。

 ザ・モンキーズ デイドリーム・ビリーバー
 パット・マッグリン デイドリーム
 忌野清志郎 デイドリーム・ビリーバー

That'll Be the Day

2009-06-19 10:03:20 | 今日の音楽
 クリケッツ(バディ・ホリー)の1957年のヒット(52年前!)だが、ぼくはリンダ・ロンシュタットのカバーでこの曲を知った。あまりにもシンプルな曲調なので、印象には残りにくいかもしれない。

 この曲に注目するきっかけとなったのは、そのタイトルの意味。オリジナルには「いつの日か」という邦題がついていた。もともと(昔)は「その日が楽しみだ」という肯定的な意味だったようだが、現在では「そんな日はこない」「まさか」「あり得ない」という否定的な意味で使われる(場合が多い)。「英語でしゃべらナイト」でも紹介されていた。歌詞の中では、「あなたがさよならを言うなんてあり得ない」と歌っているように聞こえる。

 時間の経過とともに言葉の意味も変化する。全く逆の意味になることもあるので注意が必要ですぬー。

 リンダ・ロンシュタット ザットル・ビー・ザ・デイ

イギー・ポップの「枯葉」

2009-06-17 02:27:25 | 今日の音楽
 太宰治の作品で「冬の花火」「春の枯葉」という戯曲がある。内容はもう忘れたので省略(笑)。新潮文庫「グッドバイ」に収録。興味のある方はどうぞ。太宰らしい皮肉っぽいタイトルですね。とりあえず、そういう話があったなぁと覚えておくだけでも、人生得なもの。

 イギー・ポップというロック・ミュージシャンがいる。1960年代末にデビュー、今も現役(今年40周年か!)。日本でいえば、忌野清志郎と矢沢永吉と泉谷しげると江頭0250を合わせたような恐ろしいオヤジだ。なんたって、ライヴでエキサイトすると下半身●出しで歌っちゃうんだから(DVD「キス・マイ・ブラッド」)。

 そんな彼が5月に新譜を出した。その中で有名なシャンソン「枯葉」をフランス語で歌っている。これがなかなかシブい。存在感のある、いい声。思ったより違和感はない。梅雨時に聴く、イギーの「枯葉」もまたいいかも。

 イギー・ポップ 枯葉

CS&Nのライヴを観た

2009-05-28 17:24:37 | 今日の音楽
 また「黄金の洋楽ライヴ」の再放送の話。クロスビー、スティルズ&ナッシュ(CS&N)の1982年のライヴを観た。実は、このグループについてはあまり詳しく知らない。ザ・バーズやバッファロー・スプリングフィールドの方が、ぼくにとってはなじみ深い。が、洋楽ファンとしては避けてとおれない存在であろう。彼らをリアルタイムで聴いて、高く評価しているのは、ぼくよりひとまわりくらい上の世代である。

 デイヴィッド・クロスビーは、すっかりお茶の水博士になっていた。ギターはほとんどまともに弾いていない(ように見えた)。スティーブン・スティルズは、そのギターの演奏力に驚いた(ギターソロはほとんど彼が担当)。声もしぶくてカッコいい。グレハム・ナッシュは、やんちゃで陽気なオッサンという感じ。一番楽しそう。
 これといったヒット曲がないのが、つらいところ。だが、コーラスの美しさはさすが。というか、コーラスの美しさだけが全てか(笑)。ビートルズの「ブラックバード」のカバーは良かった(オリジナル曲はほとんど知らないので)。すみません、勉強不足で。全体としては、スティーブン・スティルズが演奏をリードしているように思えた。

 それぞれが高い音楽センスを持ちながら、バンドとしては長続きしなかった。時代の波に乗れなかったのだろうか。人間性に問題があったのか(笑)。今後、もうちょっと研究してみます。
 (彼らのデビューは1969年ですがライヴ映像は1982年のものだったのでカテゴリーはやむを得ず『今日の音楽』にしました)

 クロスビー、スティルス&ナッシュ
 CS&N

サティスファクション(BENNIE K)

2009-05-08 17:45:14 | 今日の音楽
 2、3年前にテレビCMで使われた。これを聴けば、少し元気になるかなと思って。「Oh~No~」のコーラス?が特に好きだ。

 女性アーティストのカバーは珍しい。DEVOのカバーはよく知られているし、おもしろい。あとはテレビジョンがライブで演奏しているものをテープで保有している。CD化されてるのかな? されてなければ、けっこう貴重品かも。オーティス・レディングもカバーしてるそうだ。まだ聴いたことないけど。ちょっと曲のイメージと合わないような気もする。

 BENNIE K
 DEVO

セロリない(曜日名のついた洋楽)

2009-04-18 23:27:13 | 今日の音楽
 セロリは嫌いだ。あれだけはどうしても食べられない。だから無くても全然かまわない。
 なんでセロリの話かというと、ベイ・シティ・ローラーズの「サタデイ・ナイト」が「セロリない」にきこえてしまったから(笑)。「空耳アワー」に出してもいいんだけど(もう出てるような気がする)。
 タイトルに曜日の名前が入っている曲で、代表的なものを挙げてみます。

 日曜日 「 Sunday Morning 」 ( Velvet Underground )
 月曜日 「 Manic Monday 」「 I Don't Like Mondays (哀愁のマンデイ)」
 火曜日 「 Ruby Tuesday 」 ( The Rolling Stones )
 水曜日 「 Wednesday Week 」( Elvis Costello )
 金曜日 「 Black Friday 」 ( Steely Dan )
 土曜日 「 Saturday Night 」 ( BCR )

 木曜日だけ、どうしても思いつかない。印象がうすいのかな。探せばあるかもしれない。月曜日の「マニック・マンデイ」はバングルズ、「哀愁のマンデイ」はブームタウン・ラッツです。他にも、カーペンターズの「雨の日と月曜日は」という名曲がありますね。やっぱり月曜日は嫌われているのかな。
 他にもあると思います。もしよかったら、教えてください。

タモリ倶楽部のテーマ曲(Short Shorts)

2009-04-06 00:15:26 | 今日の音楽
 先日、あるラーメン屋さんに入ると、この曲が流れていた。「あれ?」 タモリ倶楽部のテーマ曲だ。なぜラーメン屋さんでこの曲が? その店はBGMでいつもオールディーズを流しているのであった。
 家に帰り、早速ネットで曲名とアーティスト名を検索。曲名は「Short Shorts(ショート・ショーツ)」、歌っているのは The Royal Teens(ザ・ロイヤル・ティーンズ)という米国の50年代のバンドでした。音の感じがいかにも50年代という雰囲気ですね。
 来週は「空耳アワード 2009」後編です。

 ザ・ロイヤル・ティーンズ

プリーズ・ミスター・ポストマン

2009-04-04 23:59:52 | 今日の音楽
 「プリーズ・ミスター・ポストマン」といえば、カーペンターズのバージョンとビートルズのバージョンが有名。
 両方とも好きだが、ぼくはカーペンターズの方を先に聴いた。昔、姉貴が友だちからシングル・レコードを借りてきて、一緒に聴いたのだ。どちらかというと、こっちに思い入れがあるかもしれない。後から聴いたビートルズの方は、コーラスがすばらしい。ビートルズは、コーラスも上手いんだよねぇ……

 ちなみに、この曲と「スタンド・バイ・ミー」はコード進行が全く同じで、四つのコードさえ覚えれば、誰でも簡単に弾き語りができます。

 カーペンターズ プリーズ・ミスター・ポストマン
 ビートルズ プリーズ・ミスター・ポストマン

ディランの曲をカバーしている人たち

2009-04-02 13:15:43 | 今日の音楽
 ボブ・ディランの曲をカバーしているアーティストたちを挙げてみる。

 ザ・バーズ( The Byrds )
 「ミスター・タンバリン・マン」が超有名(全米第1位)。CMにも使われた。他にも「オール・アイ・リアリー・ウォント・トゥ・ドゥ」や「マイ・バック・ペイジズ」をカバーしている。ディランと同様に、もともとはフォークをやっていた人たちがビートルズに影響されてエレキ・サウンドを取り入れた。

 ジミ・へンドリックス
 「オール・アロング・ザ・ウォッチタワー」や「ライク・ア・ローリング・ストーン」をカバー。最近、オークションにかけられたという自宅録音のテープには「怒りの涙」が入っているらしい。

 エリック・クラプトン
 「天国への扉」をカバー。

 ザ・ローリング・ストーンズ
 「ライク・ア・ローリング・ストーン」をカバー。ストーンズのメンバーは、昔からこの曲を気に入っていたのだが、タイトルがタイトルだけに、カバーを発表するまでには時間がかかったという。特にロニー・ウッドは、ディランの熱烈なファンである。

 ウィルコ・ジョンソン
 元Drフィールグッドのギタリスト。「5分間だけでいいからディランと共演してみたい」という彼もまた熱烈なファンだ。「ハイウェイ61」や「窓から這い出せ( Can You Please Crawl out Your Window )」をカバー。ぼくはこの人のソロライヴを4回観たことがある。ライヴの終盤でよく「ハイウェイ61」をプレイする。

 ブライアン・フェリー
 「激しい雨が降る( Hard Rain's gonna fall )」をカバー。

 スージー&ザ・バンシーズ
 「火の車( Wheels on Fire )」をカバー。

 テレヴィジョン
 「天国への扉」をカバー。

 とりあえず、これくらいにしときます。もっとたくさんあるとは思いますが。ザ・バンドは、カバーというよりディランとの共作も多いので省略してます。日本人の(プロの)アーティストで、ディランのカバーを公式に発表している人はいるのでしょうか? ぼくにはちょっと思いつかないので、どなたか教えてください。
 こういったカバーの例をみるだけでも、ディランの偉大さがよくわかります。

リアル・ライヴ(ボブ・ディラン)

2009-04-01 10:01:35 | 今日の音楽
 なぜに今ボブ・ディランなのか。特に大きな理由はないのですが。これまで聴いてきた音楽を自分なりに整理しておきたいという気持ちがありまして……
 まず、結論を言ってしまうと、自分はディランを語れる世代ではないと思う。自分よりもひとまわり以上、上の世代、60年代のディランをほぼリアルタイムで聴いていた人たちがそういう(語れる)世代ではないだろうか。それを言ってしまったら、ビートルズもストーンズも語れなくなってしまいますが、ディランの場合は特に、難しいというイメージがあります。

 「リアル・ライヴ」(1984年)はぼくが初めて自分で買ったアルバム。その声に驚いた。「なんだ、この声は?」歌詞の意味もよくわからんし。なぜ買ったのか、よく覚えていないが、なんとなく「聴いておかねば」という義務感があったかもしれない。ディランというと、「フォーク」のイメージがあって、ロック好きとしてはあまり積極的に聴く気にはなれなかった。が、このアルバムはバンド編成のライヴ盤なので、音の面では入りやすかった。ギターは元ストーンズのミック・テイラーで、キーボードは元フェイセズのイアン・マクレガンだし。
 1曲目の「追憶のハイウェイ61」はロックンロール調のアレンジで良い。全体の選曲も60年代から80年代までの代表曲がバランスよく含まれている。「ブルーにこんがらがって」はオリジナルより約1分長く、歌詞も変えられている。バックの音はディランのギターとハーモニカだけ。昨日のブログに書いたオリジナルと聴き比べてみるのもいい。「やせっぽちのバラッド」もシブい。

 ディランの作品の中での評価はあまり良くないようですが、ぼくは気に入ってます。
 <次回予告>ディランの曲をカバーしている人たちについて書く予定。

 ボブ・ディラン リアル・ライヴ

洋楽ロック50年のベスト10

2009-03-08 15:42:26 | 今日の音楽
 2004年に、米国の「ローリング・ストーン」という雑誌で、過去50年のロック音楽の順位付けを行った。そのランキングの上位ベストテンを紹介します。

 10位 ホワッド・アイ・セイ (レイ・チャールズ)(1959)
 9位 スメルズ・ライク・ティーン・スピリット (ニルヴァーナ)(1991)
 8位 ヘイ・ジュード (ザ・ビートルズ)(1968)※
 7位 ジョニー・B・グッド (チャック・ベリー)(1958)
 6位 グッド・ヴァイブレーションズ (ビーチボーイズ)(1966)※
 5位 リスペクト (アレサ・フランクリン)(1967)※
 4位 ホワッツ・ゴーイン・オン (マーヴィン・ゲイ)(1971)
 3位 イマジン (ジョン・レノン)(1971)
 2位 サティスファクション (ザ・ローリング・ストーンズ)(1965)※
 1位 ライク・ア・ローリング・ストーン (ボブ・ディラン)(1965)

 ※印は全米第1位になった曲。特にビートルズの「ヘイ・ジュード」は9週間連続1位をキープした最大のヒット曲。超名曲ですね。全部名曲ですが、10曲中9曲が1971年以前の作品。ニルヴァーナが唯一、90年代でランクイン。80年代の曲は1曲も無し。80年代はロックが巨大産業としてそれなりに盛り上がった時代ですが、50年の歴史に残る名曲は生まれなかった、ということでしょうか。10位のレイ・チャールズはロックというよりR&B、5位のアレサ・フランクリンと4位のマーヴィン・ゲイはソウルですが、こういう曲がランクインするのが、いかにも米国らしい。英国ではたぶん、ベストテンには入らないでしょう。

 1位のボブ・ディラン。この曲は米国人にとっても特別なものみたいです。ローリング・ストーンズ、ジミ・へンドリックスがこの曲をカバーしてますね。1965年という年は、ロックの歴史の中で特別な「革命的」といえる年でした。

 ボブ・ディラン 追憶のハイウェイ61

アンジェラとボズ

2009-03-03 13:39:59 | 今日の音楽
 カテゴリーにちょっと迷う。「70年代の洋楽」でもあるし、「今日の音楽」でもある。アンジェラとは「アンジェラ・アキ」、ボズとは「ボズ・スキャッグス」のこと。アンジェラがボズの名曲「 We're All Alone 」を日本語でカバーしている。これがなかなか良い。テレビで一度聴き、昨日も街中で耳にした。最新アルバムに収録されているらしい。たぶん、誰もが一度くらいは聴いたことがある曲と思う。発表当時は「二人だけ」(だったかな?)というとても地味な邦題がついていた。最近は原題のままカタカナで記されることが多いようだ。ボズの中で1曲選ぶとしたら、どうしてもこの曲になるだろうな。アルバム「シルク・ディグリーズ」(1976年)に収録。

 ぼくが一番好きなボズの曲は、リアルタイムで聴いた「ハード・タイムズ」(1977年)。AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック?)とか呼ばれるちょっと前。リズムは当時流行のディスコ調。日本でもそこそこヒットしました。去年、あらためてCDを買って聴いてみると、やっぱり良い。というか、小学生でこの曲にハマった自分が不思議(笑)。
 昨年は、TOTOと共に来日し、健在ぶりを示した。80年代に入り、一時音楽活動をやめていたので、キャリアの長さのわりに、発表している作品は多くない。これから聴くとしたら、10曲入りで無駄のない選曲の「 Hits! 」がおススメ。CMで使われた「トワイライト・ハイウェイ」も入っているし。

 音楽というものは、70年代(それ以前も含む)から現在まで、こうやってつながっている。約30年も前の古い曲といえば古い曲だけど、長い歴史の中でみれば、30年や40年や50年なんていうのは、つい最近のことともいえる…… かもね。

 ボズ・スキャッグス
 アンジェラ・アキ

「洋楽を卒業」じゃなくて「卒業に洋楽」

2009-02-26 00:16:19 | 今日の音楽
 気がついてみると、卒業シーズンですか? ぼくにはあまり関係ないんですけど。日本の音楽には「卒業」とか「サクラ」をテーマにした曲が多いのですが、洋楽には「卒業」をイメージさせるような曲って、あまりないような…… 気がします。そもそも日本と外国じゃ卒業の季節も違うし。日本ほど感傷的にならないんじゃないのかな。
 「洋楽 卒業」で検索してみると、「卒業時にみんなで歌える洋楽」というのがありました。

 1 イエスタディ・ワンス・モア  カーペンターズ
 2 明日にかける橋  サイモン&ガーファンクル
 3 カントリー・ロード  ジョン・デンバー
 4 ロング・アンド・ワインディング・ロード  ザ・ビートルズ
 5 セイリング  ロッド・スチュワート
 6 スタンド・バイ・ミー  ベン・E・キング(ジョン・レノン)
 7 スーベニア  ビリー・ジョエル
 
 カーペンターズは一番無難でしょう。他にもいい曲たくさんあるし。「トップ・オブ・ザ・ワールド」とか。「明日にかける橋」は名曲ですが、歌うにはちょっと…… 難しいんじゃないかな。「カントリー・ロード」はいいですね。実は、卒業とは関係ないんですが、この曲と「スタンド・バイ・ミー」は人前で演奏したことがある(笑)。恥ずかしながら。ギターのコードもちゃんと覚えてますよ。「セイリング」も名曲です。ビリー・ジョエルの「スーベニア」は…… 良い曲ですが、知名度がちょっと(笑)。ファンじゃない人は、知らないでしょうね。ちょっと残念。

 自分の卒業のときのことは、ほとんど忘れてますが、一つだけ思い出があります。小学校の卒業式。BGMでプロコルハルムの「青い影」が流れたんですよ。流れたというか、同級生の女の子二人がエレクトーンで演奏してたんです。あれは良かった。いや、女の子じゃなくて、演奏が(笑)。いまだにこの曲を聴くと思い出します……

 プロコルハルム 青い影
 カーペンターズ
 ジョン・デンバー カントリー・ロード

クラプトンとベック夢の共演

2009-02-20 17:45:18 | 今日の音楽
 明日と明後日、さいたまスーパーアリーナでロック・ギタリスト夢の共演(競演)が行われる。観に行ける方がうらやましい。これは歴史的イベントですよ、本当に。もう二度と観られないかもしれない。二人とも年が年だし(笑)。DVD出してくれないかなー。もしかしたら出るかもね。

 というわけで、雑誌の宣伝ではありませんが、「レコード・コレクターズ」という雑誌の最新号(3月号)で二人の特集をやってます。それぞれのベスト50曲を選ぶという企画です。ちなみにベスト5だけを簡単に紹介しますと

 E.C
 1 クロスロード  (1968)
 2 いとしのレイラ (1970)
 3 プレゼンス・オブ・ザ・ロード (1969)
 4 ホワイト・ルーム (1968)
 5 ベルボトム・ブルーズ (1970)
 J.B
 1 哀しみの恋人たち  (1975)
 2 スキャッターブレイン  (1975)
 3 レッド・ブーツ  (1976)
 4 ベックス・ボレロ  (1966)
 5 グッドバイ・ポーク・パイ・ハット (1976)

 となってます。この記事を読めば、それぞれの全盛期がわかります。

3大ギタリストだから何?

2009-02-08 14:29:59 | 今日の音楽
 (洋楽)ロックの3大ギタリストと呼ばれる人たちを知ってますか。ロックファンの間では常識ですが、エリック・クラプトンとジェフ・ベックとジミー・ペイジの3人のことです。初めてこれを知ったときは、「なんでリッチー・ブラックモアは入ってないんだ?」と不思議に思ったものです。中学生のころかな。たぶん、当時はディープ・パープルを聴いていたのでしょう。でも、3大ギタリストとかいって盛り上がっているのは日本だけみたいですよ。ピーター・バラカン氏によれば、地元英国ではそんなキャッチフレーズは無いようです。米国人や英国人の友人がいる方は一度訊いてみてくださいな。日本人は、「日本三景」とか「三」のつくものが好きなのかな。

 3人の共通点は、英国出身でヤードバーズというバンドに在籍していた、ということくらいで、おそらく、日本のレコード会社が宣伝のために広めたと思われます。先日もNHK-BS「熱中夜話」のロック黄金期の特集の中で紹介されてました。ぼくはその言葉を聞くたびに冷めた気持ちになる。別に根拠ないでしょ。3人ともそれぞれのポリシーで音楽をつくっているだけですから。
 今月、クラプトンとジェフは来日します(もう来てる?)。ぼくは今さら行きませんけど。ジミー・ペイジは昨年北京オリンピックの閉会式に登場して(ひょっとしてあれはCGだったのか?)びっくりしました。なんか偉い学者みたいになってました(笑)。3人の中では、ぼくはジェフ・ベックが一番好きですね。でも、ロックファンは、みなそれぞれに自分の3大ギタリストというものがあるんですよ。この話のつづきはまたあらためて。

 ジェフ・ベック