東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

明日以降の予定〜T先生実技テスト対策〜

2017-07-12 21:27:35 | お知らせ
明日以降、来週水曜日に行われるT先生の実技テスト対策の内容をアップして行く予定。 具体的には、「頚部痛(SFLで)」「肩部痛(肩甲胸郭関節で)」「腰部痛(SPLで)」「膝部痛(SHMで)」という四つの症例を、括弧内の問題によって引き起こされたとして、「問診:痛み、可動域制限の聴取」「患部の観察:圧痛、可動域確認」「徒手検査」「損傷部の理解」「治療方針:SFL、肩甲胸郭関節、SPL、SHM」をそれ . . . 本文を読む

生理解剖学から解剖生理学へ〜目に見えるものから目に見えないものへ〜

2017-07-12 08:01:21 | 解剖生理学・その他
『看護の生理学』読み返している。その説きかたに感心させられる。 鍼灸国試へ向けての学び、東洋医学に関わる部分は、国試に合格するレベルという観点からは、ほぼ全体が理解出来てきて後は直前に過去問集で仕上げれば良いのではと思える。それ以外の部分で、「関係法規」「医療概論」「リハビリテーション医学」「はりきゅう理論」等は暇を見つけて教科書を一読しての過去問集で、と考えている。 となると、残るは「解剖学 . . . 本文を読む

マークミスについて〜平常心と非常心での行動の違い〜

2017-07-11 07:58:55 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
先日の鍼灸国試模擬試験でマークミスの可能性が浮上してきた。常態でないココロでの行動ということを考えておくことの必要性痛感する。 現在では、国試だとかセンター試験(今でもだろうか?自身の時代は共通一次試験であったが)等の規模の大きな試験となると、採点の都合から?選択肢の四択や五択でマークシートで、と言うのが当たり前になっているようであるが、鍼灸国試もまたマークシートを鉛筆で塗りつぶす方式である。 . . . 本文を読む

自家製出汁〜余計なものを取り入れ無い工夫〜

2017-07-09 19:16:49 | 生活の整え
出汁の簡単な作り方。 暑くなってくると、素麺や蕎麦が食べたい時がある。が、市販の麺汁は添加物の心配があるし、でなくとも砂糖等の使われているものが多い。 そこで、味噌汁を作る時にも使えるし、醤油と味醂を同割(同量ずつ)にしたもので味を調整すると麺汁にもなる出汁を自製した。 レシピ(というほどのものではないが)は、鍋で昆布、煮干(今回は鯛の煮干を使った)、干し椎茸と水を一緒にして、冷蔵庫で一晩置 . . . 本文を読む

第二回鍼灸国試模擬試験〜全てを同じアタマの働きで〜

2017-07-09 16:22:10 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
鍼灸学校での国試模擬試験が行われた。まず、基礎力を培うことの大事性実感出来た。 本日、鍼灸学校で第二回の鍼灸国試模擬試験が行われた、4月の第一回の模擬試験では合格ライン60%に僅かに届かずであったので、来春までには間に合うにしても、学科長面接というのも情け無いので(模擬試験の成績が基準に届かない者は学科長面接との通達があった)、今朝から約2時間、昼休みに1時間、鍼灸国試過去問集での試験勉強を行な . . . 本文を読む

立木打ち鍛練〜7月画像〜

2017-07-08 14:49:58 | 運動・鍛錬・リハビリ
7/8の画像、芯の硬い部分はなかなかに削れていかない。 6/6の画像 . . . 本文を読む

三分間指圧とは何か、如何にあるべき〜一撃必倒の論理に学ぶ〜

2017-07-07 08:56:11 | 鍼灸術・手技療法術
三分間指圧について考えた。要は、意思の問題である、と思える。 昨日は三分間指圧が出来た!と思えたのであるが、一方で、本当にそうなのか?自分だけでそう思っているだけのことでは無いのか?等の思いもあったので、そもそも三分間指圧とは何か、如何にあるべきか、と改めて考えた。 そのように考えて思い浮かんだのが、南郷先生が説いてくださっている「一撃必倒の論理」である。原文を参照していないので正確ではないが . . . 本文を読む

三分間指圧が出来た〜自身の限界を超えさせてくれたもの〜

2017-07-06 20:37:25 | 鍼灸術・手技療法術
三分間指圧が可能となった。人間にとっての(自身にとっての?)怒りの力を、その必要性を痛感する。 長いあいだイメージとしてはそれなりに固まっていて、このところ自身の現時点の実力でそれなりに可能な筈であるとの思いがあった「三分間指圧」が本日、可能となった。詳細はいずれ説く機会もあろうと思うが、端的には職場でカチンと来ることがあっての、「三分間指圧」であった。 人間の限界というものは自身でつくってし . . . 本文を読む

Screw home movement からロッカーファンクションへ〜T先生実技の自身の理解〜

2017-07-06 08:00:50 | 鍼灸術・手技療法術
ロッカーファンクションの問題による膝関節の変形、痛みについて学んだ。説いていただいていることのイメージが描けない、分からない、となってしまっている。 昨夜のT先生の実技授業、「膝部痛 歩行周期が下肢に与える影響」と題して、歩行時には「ロッカーファンクション」という微振動とでもいう動きを下肢が行なっており、その動きを支えているのは前脛骨筋、大腿四頭筋、中臀筋、大腿筋膜張筋であり、それらの機能低下に . . . 本文を読む

手根・足根針について〜護身術的鍼術〜

2017-07-05 17:18:30 | 鍼灸術・手技療法術
手根・足根針を試した。まさに鍼術における護身術と思える。 昨日の『鍼灸特殊治療法』で紹介されていた「手根・足根針」を、坐骨神経痛と夜間頻尿に対して試した。『鍼灸特殊治療法』に記載されている「刺鍼部位と治療部位の図」と「主治の一覧表」を参考にして、経穴で言えば、太陽膀胱経・跗陽と少陰腎経・復溜へ中国針(22番寸6)で横刺1寸5分、30分の置鍼を行なった。 結果、患者の自己申告であるが、1回の施術 . . . 本文を読む

東洋医学という名の自動車で……(改訂)〜東洋医学如何に学ぶべきか〜

2017-07-02 05:13:50 | 鍼灸理論・東洋医学
『夢講義(3)』で弁証法の学びについて説いていただいている。東洋医学の学びもそういうことなのでは無いのか、と思える。 『なんごう つぐまさが説く 看護学科・心理学科学生への"夢"講義(3) 看護と武道の認識論』(南郷 継正著 現代社白鳳選書)で、弁証法の学びかたを自動車の運転に喩えて説いていただいている。詳細は是非に「第四編 第二章 講義録「弁証法の上達の構造を問う」」を読んでいただきたいが、簡 . . . 本文を読む

八脈交会、中風七穴、脚気ハ処の穴、etc.(増補)〜覚える必要のある経穴〜

2017-07-01 17:22:32 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
五要穴、五行穴、下合穴、以外にも覚える必要のある経穴群がいくつかあるので、ついでに整理しておきたい。 「ハ会穴」 臓会:章門 腑会:中脘 気会:膻中 血会:膈兪 筋会:陽陵泉 骨会:大杼 髄会:絶骨 脈会:太淵 「四総穴」 足三里:腹部 委中:腰背部 合谷:顔面部 列欠:頭部、後頭部 「ハ脈交会穴」 陽維脈:外関〜足臨泣(帯脈)……金門〜陽交(郄穴)……瘂門 陰維脈:内関〜公孫(衝脈)……築 . . . 本文を読む