東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

鍼の打ち方〜その二重性〜

2020-06-29 05:11:00 | 施術事例
昨日のKさんへの施術。症状に対しての施術(標治法)の二重性。覚え書。

神経と経絡の二重性で鍼を打った。(灸でも良かったかもしれない、特に抹消、例えば指先)

具体的には、居髎、環跳あたりの症状に対しての腎兪(大腿神経)、大腸兪(坐骨神経)と絶骨(胆経)、跗陽(膀胱経)

胸部の症状に対しての経渠(肺経)とその症状の原因(神経支配として)と思われる頸部付け根へ、その部位に対しての経絡的アプローチ(小腸経)

中衝(心包経)への灸も良かったかもしれない。








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