東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

古典の学びに必須のこと〜背後の認識を知ることの大事性〜

2020-06-28 23:35:00 | 覚え書(2)
古典の学びについて「文字面に惑わされること無く、言わんとすることを知ることが肝心である」と左合昌美先生がどこかで書かれている(もしかしたら直接に伺ったのかもしれない)。

これは、認識論的には、言葉の背後の認識を知ることの大事性である。

そもそも言葉というものは、認識の表現であるのだから、当然といえば当然なのだが。

しかしながら、人類の歴史を振り返るならば、それはそう簡単なことでは無かった、と知るべきである。アリストテレスに至って漸くにその様な認識が誕生してくる。

現実に、周囲を見渡し、自身を振り返って見れば、それがどれほどの難事かは......。

何故ならば、それは眼に見えない世界のことであるから、相当の訓練を積まなければ......。

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