鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

ストレッチ ジーンズに思うこと〜どこまでほぐすべきか?〜

2020-06-29 08:35:00 | 覚え書(2)
どこまでほぐすかの自身のイメージ。

伸縮性のあるポリウレタンを僅かに使ったストレッチジーンズというものがある。

見た目は通常の綿100%のものと変わらないのだが、通常のジーンズがほぼ伸縮性が無いのに比べて、僅かだと思われるが伸び縮みしてくれる。

その僅かの伸び縮みが、履いて動くのに天と地ほどの違いを生んでくれる。本当に楽だと実感する。

さて、本題の施術でどこまでほぐすか?ということ。

自身では、昔々は、なるべく正常に近く、との思いがあった。

それゆえに、あれこれ工夫して、何とかほぐそうと悪戦苦闘であった。

しかしながら、近頃、何割かほぐせれば良いのでは無いのか?(一回の施術では)と思う様になってきた。

端的に理由は二つ。一つは、それでも十分に患者さんにも満足感がある。

もう一つは、ほとんどの場合に、直ぐには治りきらない=患者さん自らの努力で治さねばならないものがある、と思える。

そう考えると、ストレッチジーンズの僅かな伸び縮みと必要なほぐす量とは、同じ、と思える。








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