鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

忘年会での実験〜飲酒・二日酔いに効くもの〜

2017-12-19 14:38:42 | 漢方薬、食
先日、職場の忘年会があった。雇われの身なのでやむを得ない、というところからその場を利用しての諸々の実験(実体と認識の)との思いで参加した。中での飲酒・二日酔いに対しての実験について。

「牛黄」:ネットでは、水商売をする人々の必需品?とも言えるもので、「牛黄」を事前に飲んでおけばいくらでも飲める、とするものもあった。

が、自身での試しでは日常的に寝不足が続き、であったのにもかかわらず悪酔いせずに二次会まではクリアさせてくれたものの......当たり前のことかも知れないが、いくらでもとは行かなかった。

「感應丸」:ここからは二日酔いに対して。飲んだ翌朝、試したが、胃への刺激が強かったのか吐いてしまった、ので効果わからず。

「五苓散」:二日酔いに著効があると、テレビ番組で医師が推薦していた。以前に試した時には、それなりの効果を感じたが、今回は飲もうとして臭いが気持ち悪くなって中止。

「海鼠」:飲んだ翌日の胃の重い感じに、効果を期待して食べた。食べた瞬間から胃の重さがスーッと消えていき、身体も温まってきて、著効がある、と思える。

「田七人参」「樋屋奇応丸」:日常的には体調が落ちている時に一時的に回復させてくれると感じるのだが、二日酔いに対しては特に効果感じず。

「吸玉」:これも、日常的に胃腸の働きが落ちていると感じる時に調子を良くしてくれるものなのだが、二日酔いの、に対しては効果感じず。

「箱灸」:同僚の鍼灸師氏より、二日酔いは陽気が衰えた状態であるから神闕(へそ)への灸が良い、すなわち神闕への箱灸が良いと勧められたのであるが、窓を開け放て無いので、試せていない。

以上で、一番手軽に出来、効果のあるのは「海鼠」かと思える。
「海鼠」は、生きた状態の天然の動物体を摂取出来る数少ない食べもの、かつ生命の歴史からしても人間から遠い、であるので……。

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