鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

外反母趾について(増補)〜その過程的な構造〜

2017-06-30 07:55:55 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
外反母趾についての授業があった。自明のことである、と思っていたのだが……。

昨夜の「整形外科・外科」の授業で外反母趾について取り上げられた。授業プリントが配られた時点で「外反母趾」の項があったので、日々の施術で日常的にみるものであるし、自身でそれなりに「こうであろう」という病んでいく過程的な構造のイメージも持っていたので、説かれることを興味深く聞いた。

授業では、何枚かの外反母趾の画像、レントゲン画像を見せられて、これが外反母趾であると説かれ、原因には外的要因(体重増加、筋力低下、圧迫……)と内的要因(遺伝……)があって……よくハイヒールを履くことが外反母趾の原因となると言われるが、ハイヒールを履いていなくても外反母趾になる場合がある……そもそもが、未だ原因不明である、等々と説かれた。

説かれたこと、要するに、「母趾が外反変形した状態になったものを外反母趾と言い、その原因はいろいろと言われるが、未だ不明である。」である、でしかないと思えた。自身の未知の知識、知見が説かれることを期待したので、いささか拍子抜けしたのであるが……。

さて、自身の外反母趾についての見解を簡単に述べておくと、外反母趾とは足を運動させない+外反方向に圧迫するということによる、具体的端的には靴を履くことによる母趾の外反変形である。それゆえ、その初期であるならばしっかりと足・趾を運動形態においてやるならば、具体的には、裸足や下駄、雪駄で歩くこと行なってやれば回復していく(という実験を自身を実験体として行なって、中学生時代にはサッカー少年であったので窮屈なサッカー用のトレーニングシューズを日常的に履いていたので、やや外反していた自身の母趾は、大学生時代以来、雪駄や下駄等の鼻緒の履物を日常として来た結果として、やや内反状態である)筈である、が大きく変形してしまったものについては、おそらく難しい、というものである。詳細には改めて……。

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