「蜜蜂と遠雷」 石川慶監督 ☓☓
恩田睦原作のベストセラーを映画化しました。
ピアニストの登竜門であるコンクールを目指す4人の姿を描きました。英伝亜夜(松岡茉優)は天才少女と言われながらも7年前にコンクールをドタキャンし、今回は復帰をかけています。高島(松坂桃李)は年齢制限ギリギリで、楽器店で働くサラリーマンで生活者の音楽を目指します。亜夜の幼馴染のマサル(森崎ウィン)はアメリカの名門学校で実力も感性も世界のトップレベルに成長していました。そしてもうひとり亡くなった名ピアニストの推薦状を持った謎の新人風間塵(鈴鹿央士)です。4人はライバルではあるものの音楽への愛についてはお互いを認めあっていてそれぞれを高め合いながら本選へ向かうのでした。
競争の世界では夢のような4人の関係です。ある意味ファンタジーの世界ですが、ファンタジーには付き物の悪役の指揮者(鹿賀丈史)や審査委員長(斉藤由貴)が存在感を出していました。
久しぶりにクラシック音楽を聞きたくなりました。
タバコは、その斉藤由貴が喫煙者で何回か喫煙しました。バーでの喫煙もありましたが、それで世界を相手にできるのでしょうか。(☓☓)