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関係者「世間を甘く見ていた」五輪組織委 欠けていた自浄作用 

2021-02-12 01:46:11 | ニュース

「余人をもって替えがたい」といわれた東京高検検事長の黒川 弘務が
「賭けマージャン」で辞任に追い込まれたことが記憶に新しい今の時期に
今度は女性蔑視発言の森元を「余人をもって替えがたい」と擁護したのはバカ丸出しでしたね。
しかも黒川の場合は賭けマージャンが発覚する前でしたが、森元の場合は失言のあとです。

追い込まれて幕引き 森氏引責、遅きに失す
時事通信社 2020/2/11(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ffa76c9af17b17aa09250d0e94d6bae480ef721
>森喜朗氏が大会組織委員会会長を辞することになった。女性蔑視発言から8日。
発言の釈明会見が「居直り」などと批判された。
アスリートや大会スポンサーなどから非難の声が次々上がった。国際オリンピック委員会(IOC)や東京都知事からはしごを外され、身を引くしかなくなった。

【写真特集】問題発言集 ~女性理事は会議に時間かかる~

 競技団体の女性理事をおとしめる発言は、あらゆる差別を認めない五輪憲章の根本原則に反している。
森氏をトップに据え続けることは、東京五輪のホスト国である日本への疑念につながりかねない。
それでも組織委の動きは鈍かった。大会関係者は「世間を甘く見ていた」と断じた。

 組織委が12日に開く臨時会合は「合同懇談会」。理事と評議員、監事を集めて意見を聞くという形式で、
当初は会合を経て会長続投の流れだったとされる。幹部の一人は「こんな会合を開いて(会長に)残るということになったら、
組織委がさらにバッシングされる」と懸念していた。森氏が自ら幕を引く形とはいえ、遅きに失した。

 森氏の謝罪で問題は終わったとしていたIOCが、世間の風向きを読んで「完全に不適切」と批判に転じた。
大会関係者は「あれが大きかった」と言う。
小池百合子都知事はトップ級4者会談を欠席する意向を示した。これで追い込まれた。

 組織委には危機意識が欠けていた。副会長を兼ねる日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は続投を後押しし
理事の室伏広治スポーツ庁長官は公式のリリースで問題発言にすら触れなかった。
世論と逆行するように森氏を擁護した政治家もおり、ある五輪関係者は「日本は成熟度が低い」と嘆いた。


元アスリートの中でも自分が早く辞任すべきと言えなかったことに後悔のコメントを出している者もいたが
森元が謝罪して終了したと言って世間の顔色を見て撤回したIOCや
JOC、そして自民党も組織委と同様にして同類ですね。

五輪相の桜田義孝が「復興より大事なのは高橋議員」と言って辞任したように
森元の発言が一発アウトだということが解っていないのが情けない奴らです。

森元も桜田と同様に数々の失言をしてますが
それらと関係なく今回の女性蔑視発言は単独で一発アウトの失言です。

しかし次期会長の川淵三郎ですが
森元の指名であるだけでなく
いきなり森元に相談役として残ってほしいなどと言ってます。
個人的に相談に乗ってほしいと言うのと相談役として組織に残るのとでは天と地の差です。

こんなことも解らない奴が後任になるとは
老害去ってまた老害という感じです。

でも東京五輪反対派の私としては
森元にもっと長く居座ってもらって混乱を更に拡大させて欲しかったですw




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