ブルーモーメント                                               

チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

カネカパタハラ事件、被害者の敗因は・・・

2020-06-06 02:20:56 | 過去の出来事

1年と1日前の記事です。

カネカの株価を一時的に下げることにはなりましたが
結果的には「(被害者は)正しく事実を伝えれいない」というカネカの主張で
被害者は泣き寝入りです。

被害者は何がいけなかったのかというと
私に相談しなかったからw
というのは冗談ですが
退職届と有給休暇取得申請書を「内容証明郵便」で送らなかったことにあります。

内容証明郵便で送ってさえいれば
カネカにこのような逃げ道を与えなかったのです。
つまり事前に私に相談していれば勝てていましたw


カネカ続報、「即転勤」認める社長メールを入手。発言主の夫が同社の社員だったことも併せて認めた格好 労働基準法違反/パタハラ疑惑

日経ビジネス 2019年6月4日
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/060400016/
>夫に育休から復帰後2日で転勤辞令が出たことや、有給休暇の取得を拒否されたことなどがツイッターで告発され、
ネットでの炎上が続くカネカ。本誌が6月3日付け「「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃」で報じたとおり、
>同社IR・広報部は「当事者が当社の社員であるとはっきりするまで事実の有無を含めてコメントできない」との姿勢を崩さなかった。

>一方、日経ビジネスの取材で、3日中にカネカの角倉護社長から社員宛てに、今回の炎上に関するメールが出されたことが分かった。
複数の同社社員が認めた。

以下略 社長のメールは全文ソースにあり。


時間はわかりませんが同じ日に社長がカネカサインと認めるメールを送ってましたとさ。
しかも取材したマスコミへの通達ではなく社内からのリークですw

関連前記事でも書きましたが
私は大手企業の社員に同情する義理はありませんが
事の重大さは特筆に値します。

妻が事実上カネカの名前を晒したことで妻への非難もありますが
これはカネカが民法や労働基準法に違反した可能性があるので
「公共の利害に関する問題提起」として社名を出しても全く問題はありません。

パタハラに関しては断定は難しいですが
労働基準法に違反した疑いについては事の重大さが解るのではないかと思います。

かつてセブンイレブンの店舗が休んだバイトに罰金を課していたことに対し
当初は店舗の問題といっていた本部も
後になって事の重大さが判って態度を変えたという例もあります。

カネカも民法や労働基準法に違反したことについては
逃げ場が無いことぐらいは分かっていると思います。

そちらでの法令違反の問題があるから
パタハラに関しても法律はともかく社会的な印象は悪くなるでしょう。


関連前記事引用文
>従業員には退職の自由がある。退職の自由には「いつ退職するかの自由」も含まれており、会社が退職日を強制的に指定することは認められない。正社員であれば基本的に14日以上前に申し出れば、いつでも退職できる。
>また、有給休暇は従業員の権利であり、申請したら希望日に当然に取得できるのが原則である。例外的に会社が有給休暇の取得日を変更できる場合があるが、「事業の正常な運営を妨げる」ような相当に限定的なケースでにしか認められないし、仮に変更が認められても他の日に有給休暇を与えないといけない。

>退職直前に有給休暇を一括消化する場合には、会社が替わりの日を指定することができないので、取得日の変更は認められず、従業員が求めたらその通りに付与しなければいけないと考えられている。
>会社が退職日を一方的に指定したり、従業員からの有給休暇の申請を拒否していたとしたら、明らかに法律(民法、労働基準法)違反である。......



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昼寝しないで夜寝した | トップ | 今日は半休 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

過去の出来事」カテゴリの最新記事