軽井沢ル・ボン・ヴィボン

秋は急ぎ足で

こんにちは、シェフの梅田です。
軽井沢は紅葉のピークを迎え、まさに無双の美しさを呈しています。

先日の定休日に、他地域の紅葉を見に行ったのですが
そこでは「紅葉の定義が違う」という事を感じました。

定義が違うというのは、定義が色々あるという意味で

軽井沢の紅葉の美しさというのは
目の前の木、一本一本の美しさであり、身の回りの木々のグラデーションの美しさでもあります。
見回した周囲、手が届くか届かないかの風景がとにかく美しい。

それは大きな意味の全山紅葉でもないし、
山頂は雪の白、山腹は紅葉、山裾は緑といったようなグラデーションとも違います。
(浅間山は時にグラデーションを見せてくれます)

軽井沢の紅葉の美しさは
人工の物との調和の美であり、
植栽の計算や、調節の賜物である美しさにあるのではないでしょうか。

京都における紅葉の「和の美」や「庭園美」に見られるような
完璧な調和よりもう少し自然寄りな感じ。

話は長くなりましたが
僕はこの軽井沢の紅葉の美しさが好きです。
写真はお店のエントランスのモミジ。


紅葉というのは毎日50mずつ降りてくると言われています。
そんなに急速に?と思うのですが
標高差が1000mあれば20日かかる計算だと聞けば、それも納得がいくような気がします。

軽井沢の紅葉は今がピークで
そして、急速に過ぎ去って行こうとしています。

今年の紅葉は格別に美しいです。

洋梨が出始めました。

写真は「洋梨のベルエレーヌ」
信州産の洋梨に、ベルギー産の上質なチョコレートのソース
ルボンヴィボン軽井沢自慢のピスタチオのアイスクリームを調和させます。



見た目はシンプルな構成ですが
チョコレートはカカオバリー社のグワヤキル64%を贅沢に使い、
洋梨は信州産のものを丁寧にコンポートに。

ピスタチオはイラン産の生ピスタチオを使い
そのまま微粉砕にして、一回一回作りたてでご提供しておりますので驚きの舌触り。
さらに着色などは一切しておりませんので
生ピスタチオの美しい緑色がそのままジェラートに投影されています。
チョコレート、洋梨と完璧なマリアージュ。

至福の一皿を是非ご堪能ください


お店は引き続きディナーのみの営業となっております。
どうしてもランチにしかご来店できない方のために
ランチタイム営業は「事前でのご予約のみ」「メニューはディナーと同じ」という形で、
または、団体での会食のご予約など、限定的な営業で続けております。
次回のランチタイム営業は11月4日です。
まだ空席がありますので、ご希望の方はご連絡くださいませ。


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