軽井沢ル・ボン・ヴィボン

謹賀新年2021

明けましておめでとうございます。

こんにちは、シェフの梅田です。
いよいよ、新しい年が始まりました。

もう終わったから言ってもいいと思うんですけど
実は昨年の僕は「買い物にツイていない」一年でした。
新年早々に買った眼鏡で、いきなりレンズが外れてしまった一件を皮切りに
とにかく何を買ってもうまくいかず
ある物は不良品で返品だったり、納品の時点で壊れて交換になったり。
発注そのものを忘れられていた事もありました。
選んで買ったはずの商品が実際には使い物にならずに
もう一度買い直しになってしまったり。
年の途中からは、あまりにそんな状態が続くので
もう「何も買い物したくない・・」と弱音を吐く始末。
そんなわけで、ようやく2020年が終わってほっとした気分です。

新年を迎えたからといって
必ず運気が変わるとは限りませんが、気分は一新しました。

と、余計な話はここまでにして

新しい年を迎えて何をするか。
率直に言って、僕の心は燃えています。
やりたい事がいっぱいあります。しかし時間は有限です。

昨年、我々サービス業はコロナ禍で翻弄されましたが
もう一々、対策云々を謳うのではなく
それは既定として、対策の更新も含めて大前提とさせていただきます。
それはもう当たり前にやればいい話です。
「Covid-19またはコロナ」という単語を入力するのもストレスになってきました。

世の中を憂うより前を向きたい。
分からない未来の事で悩むより
日々をしっかり考えて生きる事の方が大切なのは言うまでもありません。
そこに結果は付いてくるでしょう。

私たちは「今」しか生きられないのですから。

コロナ禍でレストラン業界が停滞していても
影響を受けていない業界は、時代を捉えて着実に進化しています。
ならば、我々も精一杯生きないとなりません。
変化は当たり前に受け入れれば良いんです。
レストランがどんどん閉業していると聞きます。
別にいいと思います。ニーズがないんだから。
赤字を垂れ流す経営判断はありません。

経営者は余力を残し、今は一旦水面下に隠れ
再びニーズが高まった時に再開するという手があると思います。
職を探すのも大変ですが「職場」を提供する事の方が高度です。
被雇用者は順調な業界に一旦流れた方が幸せかもしれません。

偉そうなことを書いていますが、僕に余裕があるわけではなく
全てに当てはまる解があるとも思えず、みんなそれぞれ事情も違います。

人は人、自分は自分なので
僕はレストランを続けます。それでいい。

今年は暦の関係で
新年の賑わいが3日で終わってしまいました。
クリスマスから新年にかけて、ずっとやってきた特別コースは
日々微調整をしながら少しずつ熟成され
とても良い内容になってきたと思うので
もう少し作り続けたかったのですが、ここで一旦節目を迎えました。
また新たな挑戦が始まります。

いつでもチャレンジャーでいたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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