富士写真フイルムがお得意としている?ネオ一眼と呼ばれる機能・大きさが一眼レフっぽいデジタルカメラです。
購入価格は青カゴより324円
当時は十数万円としていた高級デジタルカメラがジャンクとはいえ300円で手に入るとは…
動作問題なし
この4900ZはスーパーCCDハニカム素子の黎明期のモデルで同年にFinePix 4700z、40i、S1Proとどれも評価の高いモデルが発売となっています。どのモデルも高級機でSUPER EBC FUJINON LENS搭載だったり(S1 Pro除く)、値段が5万円以上でコストも掛かっているから画質が悪い方が変なのですが。
レンズキャップはφ55mmの製品が使えます。SIGMAのレンズキャップが付けてありますがレンズキャップなんてブランドはあまり関係が無いので…
メーカー希望小売価格はFinePix 4700zや6800zなどと同じ128,0000円と下手したら冷蔵庫でも買えそうな価格の通りコンパクトカメラのなかでは高級グレードです。現在だったら中古のフルサイズ一眼やレンズキットでそこそこのグレードな一眼が余裕で買えてしまいます。
外観はサイバーショットF3桁モデルほどではありませんがグリップが無ければまさしくレンズのお化け的な外観でいながらもグリップのおかげでホールド感はそれなり。
この巨大なレンズがあの高級レンズという訳なのですよね。
FUJIFILMロゴはポップアップストロボの部分に配置。
裏面が安っぽかったりする高級デジタルカメラも存在しますがこのカメラは裏面も金属製なので高級感があります。液晶モニターが小さいのは仕方が無いですね。
操作性はSHIFTキーを駆使しながらジョグダイヤルで各種撮影設定を変更する当時のフジフイルムネオ一眼なインターフェイスなので慣れれば使いやすいかもしれません。
注意なのが画質やピクセル設定が撮影モードをSETとしなければならない点。
そして最高画質ピクセルはハニカム補間による撮影となるので気になる場合は普通に200万画素級のデジタルカメラとして使えばよいのでしょう。400万画素級と見ればイマイチなのかもしれませんが200万画素で補間無しの撮影では前述のレンズの良さやコストの掛けられたカメラなので悪い写りにはなりません。
何か裏面はDiMAGE Zシリーズっぽいのですよね。もちろんコチラの方が先ですが。
ネオ一眼なので液晶モニターの他にもEVF(液晶ビューファインダー)も搭載されているので日中など明るくて液晶モニターが役に立たない場面でもEVFを使えば見えます。しかし、この個体は何なのかEVFのピントがずれており、調整もできないようなので使い物にならない。
底面までも金属製ボディ
三脚穴は金属製ですので割れたりすることもないでしょう。プラスチック製の三脚穴が割れたことなんてないですが…
本体左部分の大きなグリップは電池ホルダーのスペースということが分かります。裏面側から見てもレンズの大きさは目立つ。
DIGITAL CAMERA
FinePix 4900Z 5V
FUJI PHOTO FILM CO.,LTD.
MADE IN JAPAN / FABRIQUE AU JAPON
さすがにこの年代で高級機は日本製…というよりリコーなど国内生産を止めてしまった一部のメーカーなど以外は大体スタンダードクラスでも国産でした。
外部電源兼充電用のACアダプターはセンタープラス5V
ズームボタンやMF/AF切り替えは側面のこちらに付いています。
6× OPTICAL ZOOM FinePix 4900Zoom DIGITAL CAMERA
ズームボタンの横に付いているINFOボタンは情報を表示するボタンです。さらに横にはACアダプターやデジタル端子、ビデオ端子など端子類が隠れています。
SUPER-EBC FUJINON LENS搭載
1:2.8-3.1 OPTICAL 6× ZOOM f=7.8 - 46.8mm
スーパーEBCフジノンレンズとフジノンレンズの中でも高級レンズを搭載、しかもレンズの明るさも6倍ズームにも関わらずF値3.1とかなり明るいです。しかもテレ端とワイド端との差が少ないのも良いです。
大口径のレンズなので付属のレンズキャップをなくしたらレンズキャップ無しになってしまいますが、よほど変な形でもない限り同サイズのサードパーティ製のレンズキャップが使えます。
ちなみにレンズ周りにある銀色のリングはMF用リングで一眼レンズのようにフォーカスを合わせられます。
レンズ側面に刻印されたレンズブランド
SUPER - EBC FUJINON LENS
1:2.8-3.1 / f=7.8-46.8mm
ホットシューも付いているので外部ストロボが使えます
モードダイヤルはモードでもシャッター優先なAUTOなど再生系などカメラモードではなく撮影のモードダイヤルとなっています。
電源ボタンは再生・撮影切り替えと押しボタンで電源ON/OFF機能を兼ねています。
ズームレンズの駆動音がウルサイのは時代物で良いレンズなので仕方が無いですがギーギーなるので静かなところでは目立つかもです。
記録メディアがスマートメディアなので割と撮影枚数が少なくてつらいですが電池が劣化していてそこまで撮影できないので結局同じです。
メーカー : FUJIFILM
: FUJI PHOTO FILM CO.,LTD. MADE IN JAPAN
発売 : 2000/09/10
メディア : スマートメディア3.3V
素子 : 240万画素(ハニカム補間により432万画素で撮影可)
レンズ : SUPER-EBC FUJINON LENS 35mm-210mm F2.8-F3.1 Opt×6 Digital ×3.75
電源 : リチウムイオンNP-80 5V
手ブレ補正 :
製造元 :
故障度 : EVFピンボケ、液晶モニター内手垢、レンズキャップ未付属
価格 : 324円
レンズは同形状のカメラと同じなのでしょうか
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