世にも珍しいFUJITSUブランドのCD-Rです
現在もFUJITSUのWEBページでCD-Rの販売はされているがどうやら他社の物を通販で販売しているだけの模様。
CD-RコレクションサイトやWEB検索してもなかなか出てこない富士通ブランドのCD-Rです
右上にあのFUJITSUロゴがあるのが見えると思います。
FUJITSU CD-R 74min./650MB Compact Disc Recordable CD-R 74
このディスクが販売されていた頃にはまだデータ用と音楽用のメディア区別が無いのか音楽用ともデータ用とも書かれていません。しかし、音楽用とはっきりした表現は無いですが74min.(74分)と録音時間は一応書いてある。
「CD-R」という字が金色に輝いていて高級感を放っていますがこれが噂の金版CD-Rなのでしょうか。
ちなみに以前のAXIA オーディオ用CD-Rと同じく某ジャンク箱にて未開封105円でした。そこのジャンク箱はベータテープやらDATやらミニDVDがあふれかえっていてなかなかカオスな光景と化してしまっていますw さすがに半月前には大量に入っていたSONYのメタルテープはすべてなくなっていました。
値付けがおかしくDATは1個525円、ベータが315円、バーベイタムBD-Rが105円とかなり意味不明は販売価格です。
パッケージ裏面
富士通株式会社 富士通コワーコ株式会社 商品番号:0241220
Made in Japan FUJITSU LIMITED FUJITSU CoWorCo LIMITED
富士通コワーコは富士通パソコンの純正関連商品やメディアなどパソコン関連商品の販売、オフィスソリューションをしている会社らしい。
この会社はデータ保存用として自社ブランドでDATテープの販売もしているらしい(だが高い)
注意書きが日本語と英語の2か国語で書かれている。内容は「記録面を汚したり触ったりするな」や「直射日光を避ける、高温・多湿は避ける」などといった普通に光学メディアの注意書きです。
最初の画像であるパッケージの裏側はインデックスカードとなっており、ディスクに記録されている内容などをメモできる。
これは現在市販されているCD-Rなどの光学メディアと同じです
ディスク本体 もちろんFUJITSUロゴもちゃんとある
CD-R中心より下側にDATAという欄とTITLEという欄があり内容を書き込み事ができます。それにしてもこの配色やFUJITSUロゴでなにかFMV関係のCD-ROMな気がしてなりませんw
非プリンタブルでインクジェットプリンタでの印刷は不可能なタイプ 書き込み場合はマジックペンで書き込みことになります。
それにしても現在のディスクは非プリンタブルでデータ用だとしてもこんなデザインのCD-RやDVD-Rは無いですよね?
ちなみにケースはスリムタイプではなく従来の厚いタイプとなっている
ディスク記録面
DVD-Rではないのか?というくらい青色となっています
これ1枚しかないので書き込みませんが書き込んだ場合はこの青色の記録面は何色に変化するのでしょうか。
ちなみにこのディスクの製造元はTDKであり、まだTDKがイメーションにブランドを譲渡しておらずに自前で作っていた頃の製品だと分かります。FUJITSUブランドのCD-Rという事でも十分貴重だと思いますがTDKの自社製造品という事でも珍しいのかもしれません。
そういえばTDKは来年にBD事業やテープ事業から撤退してメディア屋はやめるとの事らしい。現在でもTDKブランドの記録メディアやオーディオ機器は「イメーション」でありTDKのものではないので十分撤退しているともいえるのですが。
世にも珍しいFUJITSUのCD-Rでした
それにしても各CD-Rコレクションサイトを巡ってみましたが全く出てこないという事はレア?
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