現在は各メディアメーカーも種類が少なめで消極的なMDディスクですが、かつて全盛期だったころには各メーカーから結構な種類のMDディスクが販売されていました。録音時間も60分、74分、80分とありますが現在主流なのは74分と80分で60分は見かけません。
まずはTDKなMDディスク3本 すべて74分となっています。
現在もTDKブランドでWAやHOなどのMDディスクは販売されていますが発売元はTDK Life on Recordブランドという事でイメーション発売なのでこの頃とは違います。この頃のTDKは現在のようにイメーション販売ではなくTDKマーケティング販売と自社で販売していました。
上:TDK MD 74 MD-XG EXCELLENT DIGITAL GRADE
書いてある通り録音時間は74分、商品名はMD-XGとなっています。ウェブで検索するとどうやら決して上位グレードの物では無さそうですが音質の謳い文句が何個かありました(高品位なデジタル記録など)
シャッターは金属製、 誤消去防止用つまみな緑色、原産国は記載がありませんがMADE IN JAPANと思われます。ディスク本体は七色に光を反射して美しい。
左下:当時のTDK上グレードであったXA PROの弟分的な廉価版ディスク
弟分だけあってXA PROに採用されているEQディスクではないそうですがディスクの色 はXA PROと同じ金色をしています。弟分といっても普通のMDディスクよりも上グレー ドなのは間違いないので音質は良いと思われる。
XA PROとはまた違った高級感あるデザインとなっております。
シャッターは金属製、誤消去防止つまみは同じく緑色、録音時間は74分、原産国は?
右下:TDK MUSIC JACK 74
他のMDディスクとは異なりディスクが見えない代わりにシェルのデザインに注目したモ デル。このような色やデザイン系は上グレードではなく普及版という事が多いみたいです
シャッターはプラスチック製、録音時間74分、誤消去防止つまみは白色
このようにMDはシェルがある分デザインが凝った物が多数販売されているので面白いです。音質はよくMP3より良いという方がいらっしゃいますがどうなんでしょうか。
プロの方やオーディオマニアの方ならメディアによる各音質が聞き分けられるとのことですが、自分ではさっぱりわかりません。
ソニーと今は使われていないAXIA(富士フイルム)ブランドのMD
上:SONY recording time 74 recordable MD color Collection
赤色と黒色のデザインがなんだか毒々しい雰囲気な気がする。これでもカ ラーコレクションというシリーズらしい。
ディスク本体には型番が表記されていないため詳細不明
シャッターはプラスチック製、誤消去防止つまみは白色、MADE IN JAPAN
左:[MD-PS] NATURAL SOUND AXIA 80
他のとは違ってかなり明るめなデザインとなっている。何と言うか昔からAXIAのデザインは 個性的ですが他社との差別化を図っていたためでしょうか。
シャッターは金属製となっていますが塗装されているため手触りは金属な感じではありません。原産国は記載されていないため不明
右下:赤色のSONYカラーコレクションと同シリーズっぽい
こちらは深く沈むような藍色というような感じなシェルとなっている
MDはROMの流通量がとても少ないのでリサイクルショップなどに並んでいるようなMDはほぼ録再可のタイプという事でデザインが集めやすくて面白いです。集めていませんが
音質は現在販売されている物より過去の上グレードの物が良いという事がある模様
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