ダイソーから日本製のMDメディアが販売されたということで一時期プチ話題にもなっていたダイソー自社ブランドのMDディスクです。
当時は韓国(SAEHAN)製のディスクは置いてあったのですが、このディスクが出始めた頃は遂に日本製も登場という感じだった記憶があります。
このディスクはダイソー初の国産MDメディアではありません。曖昧な記憶で記述してしまい、申し訳ございません。
Clip mix DAISO RECORDABLE MD 80 minutes
デザインは文字以外がホワイトなシェルというかなりシンプルなものです。シャッターの80の文字で80分録音ディスクということが分かります。
当時は日本製ということでかなり話題になっていたこのディスクですが、後に当たり前のようにSONYブランドのディスクが売られるようになるとは思っていなかったでしょう。ちなみに現在ダイソーは自社MDの販売からは撤退していて代わりにソニーのBASICが置かれています。315円商品のMDクリーナーは自社での販売が続けられているみたいです。
裏面も完全なホワイトシェルで一切ディスクが見えません。小さくMADE IN JAPANの文字があることから日本製であることが分かります。
このMADE IN JAPANの文字を見てどこ製か分かる人は多いのでは?
100円なディスクな為か振動吸収機構などの音質対策は見られません。同じ製造元でもアクシアなどはシェルの裏面がかなりギザギザになっていたりしたのですが。
メーカー名表記やラベルが貼られているカードです。
販売元 大創産業株式会社
このディスクケースですが、少し詳しい方はピンとくるかと思います。自社生産撤退後のマクセルやTDKとケースの形状とカードがそっくりなのです。日本製ということでほぼお分かりかと思いますが、製造メーカーは各社有名メーカーにも供給していたゼウスでした。
本当にケースが特徴的なのですぐに見れば分かるかと思います。
ということはつい最近まで200円近い金額で販売されていた同社製のディスクはこの100円ディスクと同じという事になるのでしょうか。それぞれ何かしらの振動吸収やディスク技術は搭載されていないみたいなので。
ちなみにダイソーのMDで日本製なのは、これが最初ではなくてこれ以前にも存在していました。例えば「CUBE MIX」や「Master Series」などでどちらもゼウス(中谷産業)製でした。
http://miharin.wktk.so/recharge/tmp/daisomd.jpg
写真の「Master Series」は2代目デザインで前世代も日本製だったはず。
ダイソーで日本製ディスクが出回り始めた頃の事を表現したつもりでしたが、誤った情報になってしまいました。
というより完全に記憶違いの誤った記述です。
Master シリーズは韓国製との記憶も間違っていたみたいでほとんど何も覚えていないという状態でお恥ずかしいです。
このディスクは当時購入したものではなく、リサイクルショップで購入したものでClip mixのピンクは同じく並んでいたのですが購入してきませんでした。
当時は廉価ながらも日本製(ゼウス)のMDが100円ショップで入手できることを喜ばれた形跡があありますが、後にMDが廃れてSONYのMDまで並ぶようになったというのを見るとどう思うのでしょうか…
http://www.nakatanigroup.com/pdf/aisatsu_enkaku.pdf
そういう意味では日本製のMDが現在製造出来るメーカーはソニーのみであり、ソニーブランドのMDが100円均一ショップに並ぶのは必然だったのではと感じます。今でもベータやDATを発売し続けているソニーですから、MDも発売し続けてほしいものですね。