JA福岡県女性協議会アピールイベント
《まかせんね!食べるこつ!》
長いタイトルですが、上記のイベントが平成19年3月1日(木)にJALリゾートシーホークホテル福岡で開催されました。
福岡県各地のJAから女性役員さんたちがたくさん参加していらっしゃいました。
もちろんJAむなかたからも組合長はじめたくさんの役員さんや職員の方が来られていました。
かくいう私も若手代表ということで参加しました。
今回はフレッシュミズネットワーク委員会 委員長そして、パネルディスカッションのパネリストとしての参加です。
= JA福岡県女性協議会アピールイベント 日程 =
1)開会
・JA女性組織綱領唱和
・主催者挨拶 青木会長
・来賓挨拶 麻生福岡県知事
・来賓挨拶 三田村農政連委員長
・来賓挨拶 花元JA福岡中央会会長
2)実践報告
・卑弥呼の里 3年目の売り上げ1億達成
JAみなみ筑後女性部 今村美代子
・食行く活動 あぐり探検隊の取り組みについて
JAむなかた理事 釣崎瞳
・地場産学校給食への食材提供の取り組みについて
JA糸島女性部 樗木節子(ちしゃきせつこ)
3)基調講演
『食はいのち』~ふるさと料理を見直そう~
食・生活文化研究所エリス ふるさと料理人 藤 清光(とう せいこう)
4)昼食
5)パネルディスカッション
テーマ:~伝えよう本物の味~広げよう食育活動~
★パネリスト
JAみなみ筑後卑弥呼の里利用組合 副組合長:今村美代子
JAむなかた 理事:釣崎瞳
JA糸島女性部 可也地区部長:樗木節子
JA福岡県青年部協議会 委員長:倉富信隆
フレッシュミズネットワーク委員会 委員長:桑野由美
★コーディネーター JAたがわ 理事:中原弘子
★アドバイザー ふるさと料理人:藤清光
(敬称略)
6)加工品についての講評
ふるさと料理人 藤清光
7)加工品展示・販売、郷土料理・伝統工芸品展示
8)閉会
以上のような日程でした。
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藤清光さんのお話は何回聴いてもパワフルで面白いし、なるほど~ってうなずける部分が多いことですね。
そしていつもすぐにでも出来るお料理のレシピを教えてくれるのです。
さて今回の基調講演で印象に残った言葉をわすれないように書いておきます。食べ物は自分の身体ば守る最後の砦
料理の見てくれは関係なか
バランスよ~体によかもんをたべよったら健康に過ごせるったい
子どもに教えるのは勉強じゃなか
しっかり家の手伝いをさせることバイ子どものうちに味の刷り込みをしてから本物の味ば覚えさせとけば、
大人になってからもDNAがちゃーんと覚えとうったい
他にもいっぱいありますが次に聞いたときに新鮮味がないのでコレぐらいにしときますね
それからある学校でお母さんの作る料理のなかで好きなものは・・・と問いかけた所「わから~ん、知ら~ん」との返事が半分以上返ってきたそうです
子育て真っ最中の私としてはショ~ック
お母さんの得意料理をひとつでも増やして、人から聞かれたら「お母さんの作る○○が好きっ」と言われるようにしたいですね
簡単レシピのご紹介で~す
ごぼうの南蛮煮
=材料=
ごぼう5~6本 こんにゃく好きなだけ かしわ少々
味噌と砂糖は同じぐらいの分量(好みで加減)、酒少々
=作り方=
1・ごぼうはたわしでゴシゴシ洗うだけ(皮はむかない)
おまけにささがきなら下ゆでも無し
2・鶏肉は洗ってさっとゆでておく。
3・鍋に味噌、砂糖、酒を混ぜておく。
4・こんにゃくと鶏肉を油でザット炒めてごぼうを加え、3の調味料の中に入れる。
5・味がなじむまで炒めればOK
いりこ一番漬け
いりこを乾煎りしてらっきょう酢の中に漬け込む。
…コレだけです。
さっぱりしていてお酒のおつまみにぴったりだそうですよ~
爆発焼酎
しょうがをスライスしてお湯で煎じる。
それで焼酎を割ると…少しで身体はポカポカ、おまけにいい感じに酔えるらしいです
黒らっきょう
=材料=
生らっきょう 茎と根を切っておく。
黒砂糖 かたまりのままでOK
酢 かぶるくらい
=作り方=
消毒したビンに生らっきょうを入れて、黒砂糖を上から入れます。
その上から酢をかぶるくらいに注ぎます。
2~3週間すると黒砂糖が溶けてくるので、こうなるといつでも食べてOK
黒らっきょうをつけておいた酢は捨てずに料理に使ったり、飲んだりして全部使い切りましょう~
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いろんな人の話を聞いて感じたのは『食は家庭から』が基本だということです。
そして私たち農家の女性は生産者であり消費者であるので、消費者の気持ちをよく理解した上で安心・安全な食べ物を供給することができる立場であるということです。
また、食育(食農教育)という言葉がたんなるブームで終わらないように、今私たちが出来ることを子どもたちに伝えていきたい・・・。
命を軽んじる子どもたちにもっと命の大切さを知ってほしい・・・。
農業体験を通して食物を育てることによって、一生懸命生きることを学んでほしい。
愛情を注いで育てた食物はきちんと答えてくれます。
このことを子どもたちにわかってもらいたい…
同じようにみんなあなたのことを愛しているんだよ と。
また、私たち子育て世代の親がきちんとした正しい知識を学んでいかないと、子どもたちに正しいことを教えていくことが出来ません。
三度三度は無理かもしれないけれど、できる範囲で自分の子どもにきちんとした食生活を教えていかなければいけないなぁ~と思いました。
とても有意義な時間が過ごせました。
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とってもパワフルな藤清光さん
こんなに大勢の方が参加されました。
JAむなかたの郷土料理は「だぶ」です。
展示会場には大きな生け花が
柳川の『さげもん』も展示即売されていました。
そして私の今日のいでたちです。
写真が小さくてわからないけど帯は『野菜柄』です
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