食べ物を食べるときにちょっとだけ考えてほしいことがあります。
今、輸入した食べ物のうち、3分の1はゴミになっているといわれています。
輸入に頼らず、できるだけ自分たちの食べ物は自分の国で作っていきたいですよね。
そのためにはまず、みなさんができるだけ国産のものを食べるようにするだけでもいいんです。
今食べているものが、5年後、10年後のあなたの体を作っているんだということをしっかり考えて、ジャンクフードばかり食べずにおなかがすいたらおむすびの1個でも食べてください。
それから、お金を出せば簡単に食べ物が手に入ると思っていますが、実は餓死して死んでいく人がこの世界にはまだまだたくさんいるのです。
農家が愛情込めて作った農作物ですから、お金だけではない、その背景にある事柄を考えて、食べ物は残さないようにしましょう!!
最後に、農作物は「のうさくもつ」って読みたいですね。
『玄米先生の弁当箱』というコミックスの中に「『もつ』は自然とともにあるもの、つくるものを言い、『ぶつ』とは人工的な工業製品を言うんだ」というセリフがあります。
確かに「作物」と書いたときは「さくもつ」って言いますよね。
これからは工業製品のように無菌工場作られる野菜も増えるんでしょうが、くわの農園は地道に「のうさくもつ」を作っていきます!
自然とともに、時には野生動物と闘いながら農作業を頑張ります。