7月17日
この度の西日本豪雨に際しては、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
私、ちょっと用事があり7月4日から2泊3日の予定で尾道へ。
先日15日の夜7時に滞在先の尾道市を出て、ちょいちょいトイレ休憩入れたりしながら0時頃帰宅。
11日間という長期不在は出産以外では初めて!
バカンスだったらよかったんだけど…
帰宅後の主婦のお仕事もちょっと落ち着いたので、振り返りながら感じたことをつらつらと。
帰宅予定日の7月6日、土砂降りで帰宅することを断念。
そうこうしてたら7日の朝には山陽道が土砂災害で通行止めに…
新幹線で帰ろうと思ったら、こちらも運転見合わせ(/_;)
じゃ、四国に渡ってフェリーで九州に渡ろうと思ったら…四国も激しい雨のために各地で被害が。
でも、よく考えたら…
高速で帰宅中に土砂災害に巻き込まれていたかも…
もし一般道だと不慣れな上に迷子になってたり、ものすごく時間がかかって泣いてたかも…
新幹線に乗ってたら…
途中で缶詰になってた可能性が大きい。
知り合いが数人、新幹線で九州から大阪まで行くのに48時間ぐらいかかったと言ってたもん。
フェリーに乗ろうと通行止め解除になった橋を渡って四国についたとしても…
きっとフェリーに乗ることはできず、知らない土地で立ち往生してたかも…
まさみっちゃん曰く、天国のよし坊がまだしっかり生きなくちゃダメだよ!って言いようとたい!って。
ホント、そうかも(^O^)
ちゃんと見守ってくれてるんだと思います!
こんな私を帰れなくて運が悪かったねって言う人もいるかもしれないけど、私自身は本当に運がいいんだと思います。
今回の一番の目的は妹のゲストハウスのオープンに合わせて行くって言うのでしたが、いろんな手続きの関係でまだオープンできず…
でも、それはそれで反対に良かったと思います。
お客さんが宿泊中にこのような災害が起きていたら…
考えるだけでもぞっとしちゃいます(ー_ー)!!
義弟がたまたまゲストハウスの井戸ポンプを数日前に直していた。
エアコンの設置がオープンギリギリだと間に合わない可能性もあるので早めに工事してもらっていた。
37℃とかある日でも室内はエアコンのおかげで快適(^^)
到着した4日は結構な雨が降った次の日で、ゲストハウスを案内してもらっている時に雨漏りしてるのを発見!
業者さんへ来てもらい応急処置をしてもらえたおかげで大きな被害が出なかった。
断水はしたけど、電気もガスも通常通り使えた。
隣接する福山市までは通行できたので買い出しに行くことができた。
などなど、いいこといっぱい!
そして、ン十年ぶりの断水経験で学んだことも。
断水の案内が出たら、お風呂やバケツ等、あらゆるものにお水をためておくのは大前提!
食中毒予防に消毒液は必須!!
ペットボトルなどを利用して簡易蛇口を作って、水を無駄使いしない。
キーパーなどがあると何かと便利。
お湯が沸かせるなら、台所用の生活用水も1度沸騰させる方が安心。
とにかく洗い物は最小限に!
お皿やお茶碗にはラップを敷いたり、ご飯はワンプレートで済ますようにしたり。
そうそう、今回トイレの水は井戸水を使えるようにしてもらったのですが…
もしバケツで水を運んでトイレに使う場合、できればタンクに入れて流す方がいいです。
直接便座の中に流すのであれば最低30リットルくらいは勢いよく流したほうがいいです。
じゃないとペーパーがパイプにだんだんと詰まって逆流したりしますから~。
自宅へ帰ってきて、蛇口をひねると水が使えて、飲めることのありがたさをしみじみ感じています。
改めて限りある資源を大事にしていこうと感じました。
そして、あとでいいや!って後回しにしていた断捨離とエンディングノートの事、私がいない時の事務作業や発送のことについてちゃんとしないといけないなって思いました。
これからもこの経験を忘れない様に、大切に日々を過ごしたいです。
写真・このように断水中にお水を提供してくださるお店や病院、個人の方も。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
いつかこのご恩は別の形で別の方になるかもしれませんが繋いでいきたいです。