6, Aug, 2008
ロンドンは涼しい。ホテルを出てまず感じることだ。
意外に見落としていることだが、イギリスの緯度は日本でいうと樺太のあたりで、かなり高いのである。日本のじめっとした暑さを思うと、来てよかったと実感する。日本にいる人、ごめんちょ!(笑)
緯度が高いので、一日中明るい。夜は9時くらいまで日が出ているし、朝も4時くらいには明るい。
もうひとつ感じたこと。それは東京と違って、ロンドンには多種多様なethnic groups(民族集団)が混在しているということ。純粋にWhite Britishといえるのは感覚的には半分をちょっと超えた程度で、他はモザイク状態だ。
だから街を歩いていても特別注目されないのは、Kが行った他の都市とは違う特徴である。もっとも、Kのように顔の濃い人間には、東京よりもロンドンの方が溶け込めるのかもしれない。(笑)
何はともあれ街歩き。最初に行ったのはやっぱり大英博物館。
「大英博物館」
規模が違う。本当に帝国の遺産のスケールの大きさを思い知らされる。とりわけ目を引くのは、ロゼッタストーンを初めとする中東の遺産や、アフリカの遺産である。アジアやアメリカなどの展示もあるものの、やはりかつて支配した地域の文物は質が違う。観れば観るほどに「帝国」というものの意義を考えさせられる、そんな博物館である。
「ロゼッタ・ストーン」
余談だが、忘れもしないディズニーシーのタワー・オブ・テラー。そのシリキ・ントゥンドゥに似ているアフリカの展示も発見した。にしても、タワー・オブ・テラーの設定は英国の貴族がアフリカのシリキ・ントゥンドゥを見つけて呪われるというものだった。呪われるのはともかく、やっぱり帝国主義の時代には英国の一部の貴族がオリエンタルな趣味に走っていたのは事実であって、そこに呪術的な魅力を感じていたんだろうと思う。
「シリキ・ントゥンドゥっぽいもの」
さらに余談だが、ディズニーには何故だか、他の世界を西欧的視点から作りかえたものが多い。アラジン・インディージョーンズなんかはその典型だろう。こうした意識は転じて、進歩主義的観点からの現在の差別意識に結びついていると思うと、若干複雑な気持ちになる。
話はそれたが、ロンドンの街歩き。熱中して書くのが疲れたので、写真で足跡を見てください。ちなみにすべて徒歩で移動。街を見たいからね。
「ラッセル・スクウェア」
「衛兵」
バッキンガム宮殿のそばです。
「疲れたので小休止」
まいう~。
「国会議事堂の時計塔」
ロンドンといえば~って感じですかね。TVでもよく見ます。
「ウェストミンスター大聖堂」
「ハイド・パーク」
公園では皆くつろいでます。幸せそうです。
また余談ですが、ロンドンの素晴らしさは全くもって広大な公園にあると思う。こうした公園はロンドンの各所に存在して、とても快適な環境を作り出している。公園を残すことができたの政府や市民の努力の産物だと思う。調べていないので全く根拠はないが、やはり日本と比べると、イギリスは草の根で活動する市民の力が強いし、政府も積極的に応えてきたのではないだろうか。だから、大都市のど真ん中に、このような大きな公園を残せるんだろう。
一方で、一緒に遊んでいるのは同じethnic group内がほとんどで、他の集団と交わることは稀だ。こうした光景を見ると、多文化社会といわれるイギリスでさえ、ethnic group間での交流はほとんど進んでいないことが思い知らされる。それはすなわち、相互理解の欠如につながっている。特に近年ではイスラームをめぐる社会のひずみが浮き彫りになっている。
6日はたぶん横浜―渋谷間くらいは歩いた。疲れたす。。
ロンドンは涼しい。ホテルを出てまず感じることだ。
意外に見落としていることだが、イギリスの緯度は日本でいうと樺太のあたりで、かなり高いのである。日本のじめっとした暑さを思うと、来てよかったと実感する。日本にいる人、ごめんちょ!(笑)
緯度が高いので、一日中明るい。夜は9時くらいまで日が出ているし、朝も4時くらいには明るい。
もうひとつ感じたこと。それは東京と違って、ロンドンには多種多様なethnic groups(民族集団)が混在しているということ。純粋にWhite Britishといえるのは感覚的には半分をちょっと超えた程度で、他はモザイク状態だ。
だから街を歩いていても特別注目されないのは、Kが行った他の都市とは違う特徴である。もっとも、Kのように顔の濃い人間には、東京よりもロンドンの方が溶け込めるのかもしれない。(笑)
何はともあれ街歩き。最初に行ったのはやっぱり大英博物館。
「大英博物館」
規模が違う。本当に帝国の遺産のスケールの大きさを思い知らされる。とりわけ目を引くのは、ロゼッタストーンを初めとする中東の遺産や、アフリカの遺産である。アジアやアメリカなどの展示もあるものの、やはりかつて支配した地域の文物は質が違う。観れば観るほどに「帝国」というものの意義を考えさせられる、そんな博物館である。
「ロゼッタ・ストーン」
余談だが、忘れもしないディズニーシーのタワー・オブ・テラー。そのシリキ・ントゥンドゥに似ているアフリカの展示も発見した。にしても、タワー・オブ・テラーの設定は英国の貴族がアフリカのシリキ・ントゥンドゥを見つけて呪われるというものだった。呪われるのはともかく、やっぱり帝国主義の時代には英国の一部の貴族がオリエンタルな趣味に走っていたのは事実であって、そこに呪術的な魅力を感じていたんだろうと思う。
「シリキ・ントゥンドゥっぽいもの」
さらに余談だが、ディズニーには何故だか、他の世界を西欧的視点から作りかえたものが多い。アラジン・インディージョーンズなんかはその典型だろう。こうした意識は転じて、進歩主義的観点からの現在の差別意識に結びついていると思うと、若干複雑な気持ちになる。
話はそれたが、ロンドンの街歩き。熱中して書くのが疲れたので、写真で足跡を見てください。ちなみにすべて徒歩で移動。街を見たいからね。
「ラッセル・スクウェア」
「衛兵」
バッキンガム宮殿のそばです。
「疲れたので小休止」
まいう~。
「国会議事堂の時計塔」
ロンドンといえば~って感じですかね。TVでもよく見ます。
「ウェストミンスター大聖堂」
「ハイド・パーク」
公園では皆くつろいでます。幸せそうです。
また余談ですが、ロンドンの素晴らしさは全くもって広大な公園にあると思う。こうした公園はロンドンの各所に存在して、とても快適な環境を作り出している。公園を残すことができたの政府や市民の努力の産物だと思う。調べていないので全く根拠はないが、やはり日本と比べると、イギリスは草の根で活動する市民の力が強いし、政府も積極的に応えてきたのではないだろうか。だから、大都市のど真ん中に、このような大きな公園を残せるんだろう。
一方で、一緒に遊んでいるのは同じethnic group内がほとんどで、他の集団と交わることは稀だ。こうした光景を見ると、多文化社会といわれるイギリスでさえ、ethnic group間での交流はほとんど進んでいないことが思い知らされる。それはすなわち、相互理解の欠如につながっている。特に近年ではイスラームをめぐる社会のひずみが浮き彫りになっている。
6日はたぶん横浜―渋谷間くらいは歩いた。疲れたす。。