K巨匠のいかんともなるブログ

K巨匠:英国から帰国後、さらに扱いづらくなった者の総称。
また常に紳士的ぶりつつも、現実には必ずしもその限りではない。

すごいやつ

2011-03-15 00:18:14 | ヒト
世界にはすごいやつがいる。


こういうと、大袈裟かもしれないけど、
ラオさんは本当にすごい。

イギリスの留学時代に会った彼女は、
知と志の両方をもっている。

この二つの性質は、意外と背反に近い性質をもっているらしく、
あまり両方を持っている人はいない。

けどラオさんは両方持っている。
まだ三つ下の彼女だが、
心の底ではKのライバルだ。


最近連絡があって、
上海のトップファームに就職したらしい。

負けたくない。
心底そう思える、
良い友である。

卒業

2010-03-25 01:56:09 | ヒト
昨日、卒業式がありました。

少し感慨深げな卒業式でありました。


だって、まさか七年間も大学にいることになるとは思わなかったからね。


卒業式では、くだらん式典に出席した後(←Kは式典嫌い)、
さっさと卒業証書をもらって先生に一言挨拶に行きました。


Kの妄想の中では感動的な別れを想定していたのですが、
意外とかなり淡泊な感じで終わりました。

「じゃあ、また」

ってな感じでいつもどおり。

Kもつられて「ではまた~」と言ってしまいました。
別れた後、「よく考えたら今日で最後じゃん!」と思って少し可笑しくなりました。



まったくさ。



思い出してみると結構大変な先生だったなぁ。

さんざん叱られたし、理不尽なことを押しつけられたりもしたし!

なんか思い返すと本当に腹立たしいことばっかですわ



けど・・・



やっぱ感謝している。

先生と出会わなければ今の自分は確実になかったから。

それだけ影響力の強い人だった。

自分を導いてくれた。

だから、



言葉では表現できないほど、
感謝しています。



どうもありがとうございました。

今までの大学生活を胸に刻みながら、

これから前に進んでいきます。

最終飲み@UK

2009-08-02 05:22:36 | ヒト
アボーン。酔ってます。

飲みから帰ってきました。

最近は毎日のように友達にお別れを言っている気がしますが、
今回は同じ寮の友達。

とはいっても、みんな女性です。

はい、「うらやましい~」と思った男性諸君のみなさま。
それは浅はかというものです。
意外と男性only me的なノリはきついです。
はい。
何言ってんだ俺?(笑)

とりあえず、今日は相当酔いました。

今は寮に帰ってきていますが、もう一発飲もうかと思います。

とりあえず、ラムですね。
ウイスキーもいいね。

でも別れってのは、なんでこんなに?
まぁ感情は殺すのが男Kの道ってやつですよね。
分かってるよ~ば~ろ~が。


何かよく分からない記事になった気がしますが、
ななな、な~んと!


次が最終回です。


多分真面目に書くので、暇があったら見てくらさい!

親友

2009-07-31 06:19:44 | ヒト
英国を振り返る第二弾、友達編です。

これに関しては若干の後悔が残る。
なぜなら、自分の人見知りグセが抜ければ、もっと人脈を広げられたかもと思うからだ。
そこは結局治らなかったので、日本に帰ってからの課題だな。
けどその分、少数の人とはかなり仲良くなったんじゃないかと思う。



そして、今日はPUBへ。
最後のPUBに、親友と。
もしかしたら、親友と呼ぶとちょっと失礼かもしれない。
なぜなら彼は10歳も年上の高級官僚で、家族も子供もいるからだ。

でも俺にとっては、やっぱり親友。
そして、多分彼も親友と呼ぶことを許してくれるだろう。
それほど彼を信頼し、彼もそれに応えてくれた。

ただ、

やはり別れというのは苦手だ。
思考がstuckする。
そればっか考えてしまう。
だから逆説的だけど、自分にとって大切であればあるほど、
別れをすっぽかしたい衝動に駆られる。


それに別れを言わないで別れるって、クールじゃない?(笑)


けど、今回はいつ会えるかもわからないから、
ちゃんと別れを言おうと思った。

いや、別れじゃないか。

再会を誓った。

「いつか、遊びに行くよ。その時の彼女を連れてね」
そんなことを冗談交じりに言った。

「そしたら、うちのベッドルームを貸すよ」
って冗談交じりに言ってくれた。

そんなくだらない会話が、
自分にとってはかけがえのない財産だったのだと、
アホな俺はいまさらながら気づいた。

Noと言えない日本人(俺)

2009-07-14 11:58:59 | ヒト
また酔っています。なぜなら、ラムがうますぎるから。

そういえば先日、親のお土産を買うため、柄にもなく固形入浴剤のお店に行きました。
小さな店で、女の子三人が経営しているみたい。
最初は石鹸か何かと思ったのだけど、入ってみてみると、どうやら入浴剤を作っているのだとさ。

もちろん買う気など全くなかったのですが、
まぁ大変、カワイ子ちゃんがKによってくるではありませんか。
しかも、すごい俺の好きなタイプの笑顔で。

それでいろいろと説明されて、気づいたら買っていたとさ。



でも、日本の店で見るような作り笑顔じゃなくて、本当の笑顔だった気がする。
すごいなぁ。
多分よほど楽しいんだろう、って思った。
仕事なのに仕事じゃないのだろう。


俺なんてここ数か月、心から笑顔になったことなんて一度もなかったからな。


そんな感情なんて、俺にはいらないかもしれないけど、
少しくらいなら羨ましがってもいいやよな。

別れ

2009-06-16 12:53:53 | ヒト
「今まで一年どうもありがとう」

そう言って、笑顔でさらっと親友と別れた。
修士の学生でない場合や、修士でも論文を書かなくてよい場合は、
みんな大抵夏には帰郷をする。
だから、親友ともここでお別れってことだ。


別れってのは、出会いがあれば当り前のようにあるもので、
それを惜しむなんて意味がない。
そもそも英国に来たのは友達と遊ぶためじゃないんだし、
いちいちそんなことを考えていたくはない。
親友と別れたって俺のすることに変わりは全くない。


分かってる。
分かってるけど、でも・・・


溢れる感情を抑えることが、どうしてもできない・・・


だから別れってのは苦手だ。
辛気臭いのが苦手なKはいつも適当な笑顔を使ってごまかすけど、
今回もそうしたけど、
でも、
やっぱりつらい。


特に今回の場合は国籍が違う親友だから、
この先何年会えないか、もしくはずっと一生会えないのか、
そんな答えのない意味のない質問を心の中で繰り返していくうちに、

そして、一年っていう長くない期間だけど、
今まで一緒に過ごした楽しい日々を思い出せば思い出すほど、

溢れる感情と涙が制御できん。


なんだよ、ちくしょう。


こんな情けない俺は、絶対に他人には見せない。
見せちゃいけない。
そんな自分にはなりたくはないし、
何よりも俺は何物にも揺るがない信念をもって、
常に冷徹に道の向こうだけを見つめていたい。


分かってるよ!でもそんな完璧じゃねえんだよ!!


ばかたれ・・・


***


と、ここまで書いて、今、朝の五時半。
そろそろ親友が出発する時刻だから、
もう一度だけ別れを言おうと思って、
いたたまれずに寮を飛び出した。

でも、あいつの寮まで行って、やっぱりやめて帰ってきた。

なんか、いつものようにヘラヘラ笑っていられなくなる気がしたから。

男の別れに涙は禁物。
なぁ、おまえもそう思うだろ?



だから、遠い未来でも、次会うときは、
きっと俺はもっともっと前に進んで、胸張って自信を持っているよ。
だから、今の俺はそうなれるように頑張るよ。
そういう一時的な別れだから、「さよなら」なんて言わねえぞ!



今までありがとう。

春節

2009-01-26 09:34:45 | ヒト
最近は毎日のように更新が続いております。
「芸能人かっ!」
と自分に思わずツッコミを入れたくなるKであります。

しかし、みなさんがブログを見てくれているからかどうか分かりませんが、
ブログを頻繁に更新すると、日本の友達から全く連絡が来なくなる傾向があります。
「このやろー、ブログもう書いてやんねぇぞ」
とすねつつも、なんやかんやで書くことが多い今日このごろであります。



さてさて、今日は「春節」のお祝いパーティーに行ってきました。
まぁ日本では聞きなれない方も多いでしょう。
しかし、中国、もしくはその他のアジア圏では春節というのはとても重要な祝祭なのです。

では春節とは何でしょうか。

まぁ一言でいってしまえば、旧正月のことです。
つまり、旧暦に即したお正月のことを指します。
日本では歴史的に早くから西洋化が進んだせいもあってか、
今では旧正月は非常にマイナーなものとなっています。
しかし中国では、元旦よりも春節の方が大切にされており、
一年で最も重要な祭日とされているそうです。

現に今日、中国のテレビを見ていたら面白かったのは、
まぁ権威主義体制の国ということもあるのでしょうが、
まさに国を挙げての式典が行われていて、
トレーニングをされた女性や子供が集団でダンスや歌を繰り広げていました。
まさにナショナリスティックって感じです。


まぁそんなこんなで、Kも春節のお祝いパーティに行ったわけです。


ここで、疑問を持つ方もいるでしょう。
「なんでお前、日本人なのに中国のお祝いパーティ行ってるんだ?」
と。


それはKにもよく分かりません。


知っての通り人見知りのKですが、なぜか外国人コミュニティに好かれることが多く、
あるコミュニティにK一人混ざることが少なくありません。
特に中国人コミュニティとは仲が良く、
そして文化が近いせいもあってか、Kも一番安らぐのです。


というわけで今回の春節のパーティにも全員中国人の中、Kは参加したわけであります。


まぁ何にせよ、やっぱ中国人の作る中華料理はうまいね。
「こんな食いきれねぇだろ」
ってくらいの料理が出てきて、盛大に祝っていました。

でもあの味は日本人には出せないよなぁ。






日本では中国のことを嫌いな人が多いけれど、
そして中国でも日本のことを嫌いな人が多いけれど、
いつか両国とそこに住む人々が、お互いに尊敬し、愛し合いながら、
暮らせる日が来たらいいなぁと、


一人妄想にふけるKなのでした。。。

後悔と出会い

2009-01-24 01:15:27 | ヒト
今日はKの中で二つの重要な事が起きました。

「後悔」と「出会い」。


まず、なぜ後悔したかというと、自分から逃げたからです。
目の前の壁から逃げた。
こういう時の後悔は身を切るように痛い。

けど、こんな時に考えることは一つ。

この後悔を意味のある後悔にしなければならない。
多分ね、
これから先に同じ後悔をしないように努力し、
結果として同じ後悔をしなくなった時、
初めてこの後悔は意味を持つのだと思う。

だから、この痛みと悔しさをバネに、
何が足りなかったのかを認識して、
その不足を絶対に妥協せずに克服しなきゃいかん。


でなきゃ後悔の仕損になっちゃうでしょ?


絶対に・・・・


成し遂げてみせる。






対照的にもう一つは、とてもよい出会いがありました。

ある日本人のAさん。

残念なことに、ここの日本人はとても知的レベルが低いって
前に書いた覚えがあるけど、
彼女は違うとはっきり分かる。

彼女はとても知的で、
英語もKよりうまく、
非常にコミュニケーション能力に長けている。


Kにないものをたくさんもっている。


本当に久々だったなぁ。
尊敬できるって思える人に出会ったのは。


いるんだねぇ、こういう人も。





世の中は広い。



久々によい出会いだったと思いました。

はぁ。

2009-01-08 22:07:40 | ヒト
やっぱりダメだねぇ。

勉強以外のことについては、
今まで通りのらりくらり、何も考えず、何にとがめられることもなく、
自由気ままにやってく方がいいかなぁ。

その方が俺のような人間には、
やっぱし性に合っているよ。







・・・・バカたれ。

就職か・・・

2009-01-06 00:25:47 | ヒト
今日友達に妙なことを言われた。

「海外で就職するのかどうか。」

その時はちょっとカッコつけて、「わかんね~な~」とか言ってみたんだけど、
正直、ほとんど考えたこともなかった。
日本に帰って就職するってのが、当たり前だと思ってた。

よく考えれば海外で就職するってのも悪くはないんだけど、
それは日本の多くの親友たちとほとんど会えなくなるってことを意味する。


そして・・・




ま、いずれにしても、
俺だって人並みかそれ以上には感受性があるからな。
カッコ悪いのでひた隠しにしているけども。




やっぱり、非現実的、かな。