つれづれなる・・・日記?

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2005年7月期 ドラマ総括2(視聴率)

2005年09月26日 | ドラマ(過去分)
電車男&女王の教室の2強

この一言で片付いてしまうくらいわかりやすい結果でした。
また、明暗がはっきり分かれたのも特徴ではなかっただろうか?

下表が今期の視聴率一覧(関東)です。


*注)がんばっていきまっしょい「特別艇」は対象外としてます。

前回、1記事の文字数制限にひっかかったので、視聴率はイメージデータにしました。


4月期同様、数値の変動で見てみます。

どれだけの視聴者が通してずっとみたか?新規で視聴者を獲得できたかを、平均と初回の視聴率差で見てみる。
単純な判断ではあるが
  プラス→新規視聴者が増えた→いいドラマだったんだろう。
  マイナスが小さい→離れた視聴者は少ない
  マイナスが大きい→視聴者が逃げたということになると思われる。
 (これはとある番組でとりあげられていた手法です。)補足する意味で、初回と最後の視聴率と最終回と初回の差を表に追加した。その結果が下表です。



赤字がプラス箇所です。
今回は、最終回の数値がドラマの全体の評価を露骨に物語っているような結果になった。

動向だけで見る今期のBEST3は
1位 「電車男」
2位 「女王の教室」
3位 「ドラゴン桜」

ということになるだろう。

「電車男」「女王の教室」の最終回は敵がいないことを考慮しても、ここ最近にはない強烈な数値をたたき出した。

「電車男」は前半は話題先行の感があったが、後半は自力?を発揮。最終回も予想どおり、25%超えを達成。平均も余裕の20%超。
数値の推移も高位であることを考えると大ヒットと言って間違いない。
まさに完勝だろう。
ブームが残っていた?乗った?どちらかはよくわからないが、終ってみれば、完勝と言って間違いないだろう。

物議をかもし出した「女王の教室」は平均も最終回25%超で月9を抑え、2位に躍進。
初回との高低差10%以上。
波の傾向を見ると、ひどいことの後は下がっているように思える。
ラストの盛り上がりともに視聴率も上がっていった。
まさに物議=視聴率UPとなってあらわれた典型的な例ではないだろうか。

大健闘は「ドラゴン桜」
最終回に20%超をたたき出したのは、このドラマの内容のよさが数値となって表れたといっていいだろう。
ここ最近のTBSドラマでキャスト先行でないものでは大ヒットの部類ではないだろうか。

「がんばっていきまっしょい」は例の事件での影響で数値が伸びた+特別編の扱いがわからない+仮に特別編を入れると平均も下がるので、下位の評価とした。

あと、これは推測でしかないが、「巨人が弱かったこと」も高視聴率を反映した遠因ではないだろうか。
関西は「電車男」でも平均18%程度。
元々、関西はドラマが強くないこともあるだろうが、決して、それだけではないだろう。


逆にWORST3は
1位 「スローダンス」
2位 「海猿」
3位 「おとなの夏休み」


なんと、月9が最下位。
初回の数値が悪くなかったことから、やはり、中身が・・ということか。
さすがに月9でも中身がさえないとだめってことが証明されたのか?

2位もこれまた、意外な「海猿」
これも初回が良かっただけに、内容がヘビーだったのか、映画を見てないとついていけなかったことが原因か?ちらみはしたけど、悪くないように思えたが。

3位にやっと(失礼)「おとなの夏休み」
1位になっていないのは、ベースとなる数値が低すぎるためで、実質的逆1位はゆるぎない。
5%が出た時点で打ち切りは決まったと思われるが、巨人戦に比べてどっこいだったらそのままでも良かったよう気はしないでもない。(笑)
正直、キャストで盛り上がらないだろうなぁ・・・と思っていたらそのままだった。



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