今回は4月より食玩ムゲンバインで名を馳せた(?)メガハウスが「爆ぜろ(はぜろ)!自組れ(じぐれ)!」をキャッチフレーズに新展開を開始した玩具シリーズ「爆獣合神ジグルハゼル」より、第1弾商品ハゼルセイオーを紹介。価格はオープン価格です。
ハゼルゴクウ
前述の通り商品はメガハウスが開発しているため、一般販売の玩具商品ながら、ムゲンバイン「らしさ」が色濃く残っている商品となっており、今回の商品は「西遊記」がモチーフとなっているようです。まず一機目はハゼルゴクウ。その名の通り孫悟空をモチーフとした、猿型のロボットです。合体時は胴体部など、中核のパーツを成します。
頭部周り。もはやこの時点でギミックがバレバレなんですが(笑)、猿らしい、口が突き出たラインを上手く落とし込んでます。額に緊箍児(きんこじ)のような造型も確認できます。
玩具は組み換え合体をメインにしたブロックトイとしての側面が強いですが、食玩バイン譲りの可動も健在。一通りの可動はこなします。
武器如意棒・炎が付属。両端にどう見ても槍の刃先が付いてますが、両端に炎噴出しているという設定だそうです。残念ながら持たせるときに横に突き出たピンを拳の穴に差し込む方式のため、持たせたときに違和感が残るのが残念。
更に今回はムゲンバインから追加された要素としてスプリングギミックを搭載、アイテムによって様々なアクションをしてくれます。ハゼルゴクウの場合は背中中央部のスイッチを押すことで両腕、下半身がスプリングで「爆ぜ」ます。安全基準の為、勢いはそんなにないものの、現在公開されているPVアニメにも流れているギミックなので、こういった部分をちゃんと再現してくれるのはうれしいところ。
ハゼルゴジョウ
2体目は沙悟浄がモチーフのハゼルゴジョウ。実は本場の中国ではお坊さんの様な姿をした妖怪だったりしますが、それはさておき、河童のデザインに白のイメージカラーが珍しい感覚です。合体後は主に腕パーツを担当。
頭部周り。嘴の様な口、頭頂部の皿など河童らしい記号がありつつも、カッコよく見えてしまいます。
合体する前提のパーツ構成とはいえ、可動域はしっかり基本的なところは押さえています。特に脚部の関節は腕パーツになる関節を利用しているのですが、これがかなり考えられており、股関節に相当する関節があり、ちゃんと足を前に出せるのが凄いです。
ゴジョウの「爆ぜる」ギミックは甲羅。中心のスイッチを押すことで側面から3枚の刃を展開します。
武器として降魔宝杖が付属。杈(さすまた)風の武器です。
ジグルハッカイ
続いて3体目は当然猪八戒がモチーフのジグルハッカイ。幅の広い胸板に短い脚とパワーファイターのイメージ通りの体型です。合体後は主に脚部を担当。
頭部。しっかり主張している鼻がなんだかプリチー。
こちらも見た目に反して良く動きます。特に腕部。脚部が見た目どおり可動部が少ないですが、それでも付け根が動くのにはこだわりを感じます。
武器に地神のマグワが付属。3体とも長い得物なのに持ち方が・・・
キャラクター紹介を一通り終えたので合体準備。3体を写真まで分解して準備完了。
それでは爆獣合神!
ハゼルセイオー
漢字で書くと「爆流聖王」。3体合体することで中国武将の甲冑の様なデザインのロボットに。組み換えもムゲンバインと違い担当する部位がある程度決まっているうえに分解するパーツも少ないのでストレスは少ないと思います。この時点でサイズは食玩ムゲンバインの1.5倍くらいの大きさになってます。
頭部はゴクウの面を左右に割って尻尾を弁髪の様に取り付け。動物のマスクからロボットの顔が現れるのはギミックが判っていてもやはりカッコいいなぁ・・・と思ってしまいます。
各部関節は合体しても健在なのはさすがメガハウス。食玩ムゲンバインに比べて肘が二重関節になっていたり、爪先に可動が追加されてたり外装の多い見た目よりかなり動きます。が、各部の接続軸が短いからか、結構動かしているとポロリすることが多かったです。
バランスをうまくとれば片足立ちも可能。ポロリが多かったので姿勢を維持するより手間がかかりました。
武器として如意槍、鳳凰と余剰パーツで組んだ小型の斧。槍は少々細いですが十分な長さ。斧は余剰パーツで作った割には良くできてますが結構小型の為、見栄えはが地味な印象。
以下アクション
以上、ジグルハゼル第1弾でした。食玩ムゲンバインが終わって残念に思ってたところに発売されたので当然の如くくい付いてしまいましたが、期待を裏切らない出来でした。最大の短所はプロモーションが実質AT-Xで放送されるショートアニメに限られてしまっているので知名度が上がらないことか、といったところ。既に6月に第2弾も決まっているので、ムゲンバインと同じく応援していきたいと思います。
ではまたー
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