それは「可能性の獣」・・・
何だかAGEのキットを購入す機会が少ないので宇宙世紀物でも紹介。今回は大きなお友達に非常に人気の「機動戦士ガンダムUC」より、主人公機であるユニコーンガンダムの基本形態を紹介(かなりいまさらですが・・・)。定価1680円。
ユニコーンガンダムは第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)終結後、地球連邦軍の委託を受けたAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が極秘裏に開発していた試作MS。この期待の最大の特徴は、フル・サイコフレームを採用していることである。サイコフレームは、「シャアの反乱」の時点ではコクピット周辺などの構造材の一部に使用されていただけであったが、AE社はその後も研究を継続し、遂に当時のMSの基礎構造であるムーバブル・フレーム一式をサイコフレームによって構成することを可能にした。それにより、従来のMSからは考えられないほどの機体追従性を獲得している。またこの機体には、ある一定の条件の下で発動するNT-Dと呼ばれるシステムが搭載されているが、発動条件を含めたその全容は機密事項とされ、詳細は不明のままである。極めて特殊な事情をもった本機の開発プロジェクトは、各セクションにおいて高レベルの情報統制がなされており、たとえ開発に参画したメンバーであっても、プロジェクトの枠外で同等の機体を造り上げる事は不可能となっている。
ということで、その「変身」ギミックが再現されたMGの発売から約1年半を経てアニメ化と同タイミングで発売されました。流石にその変身ギミックは1/144というスケールでは詰め込むことが出来なかったのか(同等のスケール品でS-HCMで発売されたことを考えると強度的な問題かも)、デストロイモードとは分割販売される形となりました。なのでキット自体は非変形。ですがその分プロポーション、造形はもとより、しっかり遊べる強度になっているのが魅力だと思います。
なお、今回は
ガンダムマーカーの
ガンダムグレーを一部の塗装に、
リアルタッチグレー1
リアルタッチグレー2をスミ入れに使用してます。
頭部。今回は当時最新のアニメ設定での立体化となっており、こめかみにあたる部分に60㎜バルカン砲が再現されてます。カメラアイ部分はシールを使用。また、バルカン砲は説明書のモデルではグレーで塗装されてましたが、アニメ本編では特に確認できないので自分は未塗装です。
機体各部のモールドは抜きの関係で少々彫りが浅い部分がありますが複雑かつ膨大な量を良く再現していると思います。自分は今回デストロイモード時に分割されるラインには濃い目のグレー2を、単純な機体モールドには淡いグレー1をスミ入れに各自使用して差別化を計ってみましたが、逆にグレー2がくどくなってしまったかも。
可動範囲
腕部は肩基部が若干の前後スイング、肩関節で縦ロール可動と横に90度スイング、上腕にロール可動とここまでは従来のHGUCとほぼ同等ですが、肘がデザインの都合かMGと同じ90度しか曲がりません。折角非変形で作っているのだからここはもう少し考えてほしかったところ。また肘関節内のポリパーツの合いが緩く、何度か外れかかってしまうことが多々ありました。
胴体部は胸部のあたりにボールジョイントで接続されてますがほぼ横ロール可動のみ。
下半身の可動も股関節基部で左右スイング、股関節はボールジョイント、膝関節で90度可動、足首基部で前後左右スイング(かなり微妙な範囲)、足首との接続にボールジョイントとこの時期のHGUCにしては物足りない印象。
付属品。オプションハンド(平手左右、右銃持ち手)、ビームサーベル刀身×2、ハイパーバズーカ、バズーカ収納状態用後部パーツ、腰アーマー懸架用マガジン、シールド、接続パーツ2種。発売時の模型誌で開発担当の方がおっしゃっていましたが、デストロイモードと同時に購入してもらう前提の付属品内容になってます。
ハイパーバズーカ。連邦軍の代表的なMS用兵装の同等品をユニコーンガンダム専用に仕様変更したもの。散弾を基本弾頭としている。様々な戦況に対応できるようにモジュール化されており、ウェポン・プラットフォームとして専用追加装備、又は既存兵装の流用が可能。
専用の右手で保持します。少々タイトですが、後部を担ぐように持たせる事が可能。
フォアグリップが可動。両手持ちも可能です。
また、砲身中央を外し、マガジンの付いた部分を専用パーツに差し替えることで収納状態を再現。バックパック中央にあるハードポイントに取り付け出来ます。また、分離したマガジンは別造形でリアアーマーに接続します。
シールド。Iフィールドジェネレーターを内蔵する専用の防御装備。ラッチ基部にサイコフレームが配置されており、対弾性能を向上させている。
腕部には専用のパーツを使用して接続します。
また接続パーツを変更することで初代ガンダムよろしく、背中に背負うように装備することも可能。
ビームサーベル/ビームトンファー。バックパックと腕部に計4本装備。4本共に同じユニットだが、腕部の物は装着したままビームを発振することが出来る。更にデストロイモード時にはホルダー基部が回転し、古武術の武器「トンファー」に似た使用方法が可能となる。キットも設定通り、腕部の2本のみ取り外しが可能。ビーム刃も2本付属しますが、刀身が少々短い気がします。更に問題なのが、デバイスに対して、通常の持ち手の穴が大きすぎて、持たせて腕を90度上げるとビーム刃の中心までスッポリと抜け落ちてしまいます。通常手首で持つ武器はこの武器だけなのになぜこんな仕様になってしまったのか今でも疑問です・・・
以下、アクション(別売りのユニコーンガンダムデストロイモードに付属するビームマグナムを一部射写真に使用してます)
「ここから、いなくなれぇーっ!」クシャトリヤと。やっぱデカイなぁ、クシャ・・・
こんな感じでユニコーンモードでした。造形はかなりのクオリティとは思いますが、正直可動範囲に関してはMGの悪い所をそのまま引き継いだようで、あまり広くありません。ただ、平手にハイパーバズーカと、互換性のあるパーツがあるので、デストロイモードを買う方には是非拡張セットとして一緒に買ってみてはいかがでしょうか。造形自体は非常に良いので立ち姿も非常に決まりますし。
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何だかAGEのキットを購入す機会が少ないので宇宙世紀物でも紹介。今回は大きなお友達に非常に人気の「機動戦士ガンダムUC」より、主人公機であるユニコーンガンダムの基本形態を紹介(かなりいまさらですが・・・)。定価1680円。
ユニコーンガンダムは第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)終結後、地球連邦軍の委託を受けたAE(アナハイム・エレクトロニクス)社が極秘裏に開発していた試作MS。この期待の最大の特徴は、フル・サイコフレームを採用していることである。サイコフレームは、「シャアの反乱」の時点ではコクピット周辺などの構造材の一部に使用されていただけであったが、AE社はその後も研究を継続し、遂に当時のMSの基礎構造であるムーバブル・フレーム一式をサイコフレームによって構成することを可能にした。それにより、従来のMSからは考えられないほどの機体追従性を獲得している。またこの機体には、ある一定の条件の下で発動するNT-Dと呼ばれるシステムが搭載されているが、発動条件を含めたその全容は機密事項とされ、詳細は不明のままである。極めて特殊な事情をもった本機の開発プロジェクトは、各セクションにおいて高レベルの情報統制がなされており、たとえ開発に参画したメンバーであっても、プロジェクトの枠外で同等の機体を造り上げる事は不可能となっている。
ということで、その「変身」ギミックが再現されたMGの発売から約1年半を経てアニメ化と同タイミングで発売されました。流石にその変身ギミックは1/144というスケールでは詰め込むことが出来なかったのか(同等のスケール品でS-HCMで発売されたことを考えると強度的な問題かも)、デストロイモードとは分割販売される形となりました。なのでキット自体は非変形。ですがその分プロポーション、造形はもとより、しっかり遊べる強度になっているのが魅力だと思います。
なお、今回は
ガンダムマーカーの
ガンダムグレーを一部の塗装に、
リアルタッチグレー1
リアルタッチグレー2をスミ入れに使用してます。
頭部。今回は当時最新のアニメ設定での立体化となっており、こめかみにあたる部分に60㎜バルカン砲が再現されてます。カメラアイ部分はシールを使用。また、バルカン砲は説明書のモデルではグレーで塗装されてましたが、アニメ本編では特に確認できないので自分は未塗装です。
機体各部のモールドは抜きの関係で少々彫りが浅い部分がありますが複雑かつ膨大な量を良く再現していると思います。自分は今回デストロイモード時に分割されるラインには濃い目のグレー2を、単純な機体モールドには淡いグレー1をスミ入れに各自使用して差別化を計ってみましたが、逆にグレー2がくどくなってしまったかも。
可動範囲
腕部は肩基部が若干の前後スイング、肩関節で縦ロール可動と横に90度スイング、上腕にロール可動とここまでは従来のHGUCとほぼ同等ですが、肘がデザインの都合かMGと同じ90度しか曲がりません。折角非変形で作っているのだからここはもう少し考えてほしかったところ。また肘関節内のポリパーツの合いが緩く、何度か外れかかってしまうことが多々ありました。
胴体部は胸部のあたりにボールジョイントで接続されてますがほぼ横ロール可動のみ。
下半身の可動も股関節基部で左右スイング、股関節はボールジョイント、膝関節で90度可動、足首基部で前後左右スイング(かなり微妙な範囲)、足首との接続にボールジョイントとこの時期のHGUCにしては物足りない印象。
付属品。オプションハンド(平手左右、右銃持ち手)、ビームサーベル刀身×2、ハイパーバズーカ、バズーカ収納状態用後部パーツ、腰アーマー懸架用マガジン、シールド、接続パーツ2種。発売時の模型誌で開発担当の方がおっしゃっていましたが、デストロイモードと同時に購入してもらう前提の付属品内容になってます。
ハイパーバズーカ。連邦軍の代表的なMS用兵装の同等品をユニコーンガンダム専用に仕様変更したもの。散弾を基本弾頭としている。様々な戦況に対応できるようにモジュール化されており、ウェポン・プラットフォームとして専用追加装備、又は既存兵装の流用が可能。
専用の右手で保持します。少々タイトですが、後部を担ぐように持たせる事が可能。
フォアグリップが可動。両手持ちも可能です。
また、砲身中央を外し、マガジンの付いた部分を専用パーツに差し替えることで収納状態を再現。バックパック中央にあるハードポイントに取り付け出来ます。また、分離したマガジンは別造形でリアアーマーに接続します。
シールド。Iフィールドジェネレーターを内蔵する専用の防御装備。ラッチ基部にサイコフレームが配置されており、対弾性能を向上させている。
腕部には専用のパーツを使用して接続します。
また接続パーツを変更することで初代ガンダムよろしく、背中に背負うように装備することも可能。
ビームサーベル/ビームトンファー。バックパックと腕部に計4本装備。4本共に同じユニットだが、腕部の物は装着したままビームを発振することが出来る。更にデストロイモード時にはホルダー基部が回転し、古武術の武器「トンファー」に似た使用方法が可能となる。キットも設定通り、腕部の2本のみ取り外しが可能。ビーム刃も2本付属しますが、刀身が少々短い気がします。更に問題なのが、デバイスに対して、通常の持ち手の穴が大きすぎて、持たせて腕を90度上げるとビーム刃の中心までスッポリと抜け落ちてしまいます。通常手首で持つ武器はこの武器だけなのになぜこんな仕様になってしまったのか今でも疑問です・・・
以下、アクション(別売りのユニコーンガンダムデストロイモードに付属するビームマグナムを一部射写真に使用してます)
「ここから、いなくなれぇーっ!」クシャトリヤと。やっぱデカイなぁ、クシャ・・・
こんな感じでユニコーンモードでした。造形はかなりのクオリティとは思いますが、正直可動範囲に関してはMGの悪い所をそのまま引き継いだようで、あまり広くありません。ただ、平手にハイパーバズーカと、互換性のあるパーツがあるので、デストロイモードを買う方には是非拡張セットとして一緒に買ってみてはいかがでしょうか。造形自体は非常に良いので立ち姿も非常に決まりますし。
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かっこいい!
本編でおもったよりもカンタンに変身しちゃうのがもったいないよね
リゼル希望