官製談合

北海道における官製談合の実態

許せない元財務官僚OBの暴挙

2017-01-17 11:00:39 | Weblog
 年末に久しぶりに帰郷した息子からとんでもない話を聞きました。
 
 昨年7月の東京国税局の人事異動で考えられない人事が発令されたそうです。
 東京国税局きっての優秀な特別国税調査官(以下特官)が何の落ち度も無いのに都内の1税務署に左遷されたそうです。
 三井物産の税務調査で多額の申告漏れ(所得隠し)を発見、東京国税局が追徴課税し三井物産も修正申告し納税したそうです。
 利益があったから課税されたのであって当然のこと。年々増え続ける国の財政赤字を少しでも解消しようと努力したのであって、褒められてしかるべきなのに左遷されるとは何たる理不尽。こんなことが行われてよいのでしょうか。

 三井物産には元財務事務次官、現東京オリンピック組織委員会事務総長の武藤敏郎という男が社外取締役となっていたのです。
 武藤は「俺が社外取締役をしている会社から追徴課税とは何事だ」思ったのでしょうか。財務省に働きかけて任命権者の国税庁長官に不当人事を発令させたのが原因とのことです。
 
 国税庁長官も逆らえば自分の出世の道がなくなるし、不当な人事発令と分かっていても逆らえなかったのでしょうか。情けない話ですが。
  
 給与所得者や我々年金受給者、わずかな年金の中からも税金を天引きしておきながら、大企業からは申告漏れがあっても税金を取るなとはどういうことなのでしょうか。
 
 財務事務次官、国の財政を預かる重要なポスト、国の財政赤字は百も承知、もうかっているから税金を納めてもらうのがどうして悪いのでしょうか。
 全国の国税調査官はこの不当な人事に対し国税調査に意欲をなくしているそうです。
 
 左遷された特官は国税調査官の中では全国的に知られた有能で模範的な調査官だそうで、東京国税局の中では数多くの特官を束ねる地位にいたそうで、国のためにと一生懸命働いたのになんでこんな目にあわなきゃならないのか、息子も考えると腹が立つといっていました。

 こんな暴挙許せません。

 


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