Garage Rokkou / BLOG




8月15日(土)

タイミングベルト(ツースドベルト)交換作業の続き~♪
昨日までに、ベルトとその周りの部品の取り外しが完了したので、本日は各部品の取り付け作業です。(・∀・)

取り付けは、基本的に取り外しと逆の手順となります。
ですので、取り付け手順は割愛し、部品の比較を主にしていきまっす。


取り付け部品は、米国ECS TUNING社の「1.8ターボ タイミングベルトキット」を用意しました。
購入価格は38,000円(税別)



上の画像は販売店のホムペ掲載画。
キレイに並べてありますね~♪

実際に届いた部品はこんなです。



各部品は以下の通り。
(カッコ内はメーカー名。「※」は今回取付対象外。)

①ウォーターポンプ(GEBA)
②タイミングベルトローラーテンショナー(NTN)
③サーモスタット(VEMO)※
④クランクシャフトシール、カムシャフトシール(Elring)※
⑤補機ベルト(コンチネンタル)
⑥タイミングベルト(コンチネンタル)
⑦タイミングベルトダンパー(URO)
⑧サーモスタットハウジング(URO)※
⑨サーモスタットOリング(VW純正)※
⑩エンジンマウント、ブラケット用ボルト(VW純正)

ウォーターポンプ以外はすべてVW純正部品をそろえた方が信頼性があり安心できるのですが、
部品検索ソフトで調べてみると部品代が2倍以上になるので、迷うことなく純正部品はやめました。( ̄^ ̄)

まぁ、ノーブランドじゃないから問題無いことにしておきますw
一応有名チューニングメーカーが販売してるものですし~。
大丈夫でしょう!たぶんww


では、取り外したVW純正部品とキットの部品を比較をしてみましょう♪


・ウォーターポンプ



右側が取り外したVW純正。
インペラが樹脂製で耐久性に難ありで有名なVW純正です。
試しに工具でインペラを強めに叩いてみたが、まだ壊れそうな感じはしませんでした。

左側は今回買ったインペラが金属製のもの。
GEBAってメーカーがどれだけ信頼できるのかは判らんが、金属製ですから安心です。
インペラ以外の耐久性が気になるところですけどね。


・タイミングベルトダンパー



左側が取り外したVW純正。
純正品にはアウディと日本のベアリングメーカーNTNのマークがあります。





信頼のできるNTN製で距離的にまだまだ使えるでしょうけど、新品がキットに入っているので交換することにしました。
UROってメーカーがどれだけ信頼できるのかは判らんがw

2箇所あるボルト穴が微妙に純正品と合っていないため、穴をドリルでほんの少し広げたりしたけど・・・。
こういうところで純正品との品質の差がでますね~。


・タイミングベルトローラーテンショナー



左側が取り外したVW純正。
キットに入っているのは信頼できるNTN製なので迷わず交換♪
何も言うことはありませんですな。

以上でタイミングベルト周りの部品の比較はお終い。


各部品を取り付けたら、取り外したタイミングベルトのマーキング位置を
取り付けるベルトの同じ位置にマーキングします。
回転方向も忘れずにね。



ちなみに、タイミングベルトはコンチネンタル製。
有名ですな。


ベルトを取り付けるときも、昨日のブログで書いたエンジンブラケットが邪魔します。

作業のコツとしては、まずはウォーターポンププーリーにベルトを掛け、
エンジンブラケットを画像赤矢印のように斜めにして、ベルトを上側に上げるスペースを確保。




ベルトがエンジンブラケットの上に位置するようにし、エンジンブラケットを元の位置に取り付け。
ここまできてやっと、邪魔者エンジンブラケットを固定すことができます。




タイミングベルトローラーテンショナー、カムプーリー、クランクシャフトプーリーにベルトを掛け、
タイミングベルトダンパーの固定ピンを抜けばタイミングベルトの取り付けは完了。



カムプーリー、クランクシャフトプーリーの合いマークと、ベルトのマークを合わせるのを忘れずにね。
ベルトを掛けるのは結構大変でしたよ~。


あとは、アッパー、センター、ロワーのタイミングベルトカバーを取り付け、
補機ベルトのプーリー、補機ベルト、各ホース類を取り付け、冷却水を注入し、エア抜きして作業完了!!(`・ω・´)クワッ

補機ベルトも新品がキットに入っているので交換しました。
タイミングベルト同様コンチネンタル製。


大変だったけど、得られた達成感はかなり大きなものとなりました♪(・∀・)

以上!

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8月14日(金)

タイミングベルト(ツースドベルト)交換作業の続き~♪
前回から2日空きましたが、本日は各部品の取り外し作業を終わらせました。(・∀・)


右エンジンマウントの取り外しからスタートです。

取り外す前にエンジンを下から油圧ジャッキと角材で支持します。
ガレロクではシリンダーブロックのフランジ部を支持しました。
フランジ部でも補強が入って強そうな部分を支持。



画像赤矢印のエンジンブラケットを後で取り外すのですが、完全に取り外すことができずブラブラの状態で残ります。
こいつが残ることにより、これからの作業すべてにおいて邪魔になるのです。(イライラしますよ~w)

作業のポイントとしては、エンジンブラケットをその都度どこに置くかが重要になります。
また、エンジン自体もその都度上げ下げが必要になります。
とにかく作業スペースが狭くて大変で~す。(`@ω@´)


右エンジンマウントを取り外したら、タイミングベルトガードアッパーパートを取り外します。
取り外すとタイミングベルトが剥き出しとなります。
ここで上で書いたエンジンブラケットも取り外し。ブラブラの状態になります。




補機ベルト(Vリブドベルト)のクランクシャフトプーリーを取り外します。



取り外す前に、クランクシャフトを回してNo.1シリンダーを上死点位置にします。
ニュービートルターボ(他のグレードは未確認)は、補機ベルトのクランクシャフトプーリに切り欠きあがり、
タイミングベルトガードロワーパートに凹んだポイントがあります。
それぞれの切り欠きと凹んだポイントの位置を合わせることで、No.1シリンダーが上死点位置になります。



かつ、カムシャフトプーリーとシリンダーヘッドカバーにも切り欠きがあるので、そこの位置も合わせときます。
クランクシャフトプーリーを位置合わせした状態で、カムプーリーの位置が合わないときは、
クランクシャフトを360°回せばカムプーリーも位置が合います。
クランクシャフトを360°回すと、カムプーリーは180°回るようになっているので。

まぁ上死点位置にしなくても、作業中にタイミングベルトの
クランクシャフトプーリーとカムプーリーを回さなければいいことですけどね。
けど、念には念をということで上死点位置にしておきました。


プーリーを取り外したら、タイミングベルトガードセンターパートとロワーパートを取り外します。




クランクシャフトタイミングベルトプーリーに、タイミングベルトとシリンダーブロックとの合いマークを付けます。




カムプーリーにもタイミングベルトとの合いマークを付けます。
ベルトには回転方向もマーク。




タイミングベルトローラーテンショナーを取り外すために、タイミングベルトダンパーに
ボルトをねじ込みワッシャーとナットをセット。
カメラを入れるスペースがないので鏡を利用しての撮影ですw




ナットを締めることで、タイミングベルトダンパーがストロークします。
ナットを締め続け、画像赤矢印部の穴の奥までピンを差し込みダンパーをストローク状態で固定。
そしたらタイミングベルトローラーテンショナーを取り外します。




いよいよタイミングベルトを取り外すのですが、はじめに紹介したエンジンブラケットが邪魔をしますw
画像のような角度にブラケットを移動し、タイミングベルトを通すスペースを確保。そして取り外し。




タイミングベルトを取り外したら、タイミングベルトダンパーとウォーターポンプを取り外します。




ベルトダンパーとウォーターポンプを取り外し、取り外しの作業工程は完了。



前回の作業で、オイルクーラーに接続されているホースを外して冷却水を排水しなかったためか、
ウォーターポンプを取り外したら結構な量の冷却水で出てきました。(;´∀`)


本日の作業はこれにて終了。

以上!

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8月11日(火)

我がニュービートルのタイミングベルト交換作業を開始しました。(・∀・)

現状、タイミングベルトを交換するほどの距離は走っていないのですが、
ニュービートル1.8Tのウォーターポンプに問題があるのです。

ウォーターポンプのインペラが金属ではなく樹脂で作られているので、
経年劣化でインペラが割れてオーバーヒートに至る事例が多々あるんですよ。

早い車だと50,000km超えで症状が発生し、遅くても80,000kmまでには交換した方がいいとのこと。

現在走行距離が58,904kmの我がニュービートル。
危険な距離に突入しているので、ウォーターポンプを交換することにしました。

ウォーターポンプを交換するには、タイミングベルトの周りをばらす必要があるので、
ついでにタイミングベルトも交換しちゃおうということです。


では作業開始♪

冷却水を抜きます。
まずはラジエーターのドレンコックから排水。





ホースを繋げられる形状をしているので、周りがビチョビチョになる心配は皆無。
ラジエーター下端より少し上に位置するので完全排水はできませんが、気にするほどではないですね。


整備要領書を見ると、ラジエータードレンの他に、
オイルクーラーに接続されているホースを外して排水するよう書かれています。



ということでホースを外そうとしましたが、作業スペース的にかなり困難・・・。
ガレロクの数ある工具でも外すことができませんでした。

まぁ、ここを外して排水しなくてもウォーターポンプの交換には支障はないので、
後日冷却水交換のときにリベンジしようと思います!(`・ω・´)クワッ


さて次。

インタークーラー上流側のパイプを取り外します。
スペースの都合上、ここのパイプだけ円形ではなく潰れた形状になっとります。




エンジンルームに移動し、燃料、冷却水、エアのパイプを取り外し、作業スペースを確保。






次!補機ベルトを取り外します。
ベルトテンショナーをモンキーレンチを使って回転させて、
サービスホールにピン(φ4ドリルビット代用)を差し込んで固定。




すると、補機ベルトがベローンと弛むので取り外します。




取り外した補機ベルトの劣化具合を確認してみたが、曲げてもひび割れがなくまだまだ使用できそうな感じだ。
けど、新品を買ってあるので交換しまっす。






ベルトテンショナーに差し込んだピンを外して、ベルトテンショナー自体を取り外します。





本日の作業はここまで。

以上♪

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