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石 平先生講演から

2010-09-07 18:08:22 | その他
石 平(せき へい)先生  
プロフィール 1962年、中華人民共和国、四川省に生まれる。祖父漢方医に論語を学ぶ。
     民主化運動に情熱を注ぎ、天安門事件を経験。北京大学卒業後、日本に留学。
     主に日中の政治・経済・外交を論じる。
   
   『日中関係は如何にあるべきか 誇りある日本を守る為にー』

1970年代 中国では、栗原小巻、や高倉健 が人気で、好日的雰囲気があった。
1980年代 中国に、反日感情は無かった。中国政府は、経済について、日本から学ぶ 姿勢が見られたほどである。

1989年 天安門事件。中国政府は、多くの学生を殺した。是に対し、政府批判が起こった。政府は、これを回避しようと、ねたを探した。
そこで、中曽根首相の靖国参拝を批判したところ、中曽根首相は、従ってしまった。
即座に、中国政府は、靖国をカードとして、強く言えば、日本は、大人しく引き下がってしまう、と覚ったのであった。

 1990年代、政府は反日教育をスタートさせた。それによって、若者に反日感情が育ってしまったのである。「参拝自体が、問題」では ない、のである。


日本人の不思議・・・
 1 中国が強い態度で、要求すれば、ハイハイと金をだす。     
 2 ごめんなさいと、いつまでも、あやまり続ける。

   自己主張することなく、従い続けている態度は、理解しがたい。
   日本人の優しさなのかもしれないが・・・

 中国と仲良くしたいなら・・・
 1、自分はこうだと、毅然とした、言動を貫くことだ。 
 2、一歩下がって言う(思いやりで)ても、それを理解する中国人ではない。
   中国人は、さらに押してくる。日本人の奥ゆかしさは、中国人には通じない。

 外交は、国益と国益のぶつかり合い。話合いで、妥協点を見つければよい。

 小泉首相は、在任中、靖国参拝を貫いた。中国政府は、手ごわい政治家がいたものだ、と思った。
 が、この間、日中関係が悪化することはなかった。

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2 コメント

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Unknown (はるこ)
2010-09-09 23:17:24
石平さんのような教養のある中国生まれの方もたくさんいるのでしょうが、なかなか表に出てきてくれませんね。
一方で、石さんのおっしゃる通り、日本人はもうそろそろ大人にならないといけないと思います。奥ゆかしいけど、伝えることは毅然と伝える、そんな日本人でありたいです。理想ですが・・・。
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同感 (のぞみ)
2010-09-17 21:15:00
まったくその通りです。
日本人は相手の事を思い遣る精神文化があるのです。国内はそれでいいのですが、外交はパワーゲームなので相手の事を思い遣ってしまったら言いようにされます。
特に領土問題は命を賭ける覚悟が必要です。
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