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ヤンキー義家弘介先生の教育講演会報告(1)

2010-10-24 15:00:42 | その他
10月16日(日)ヤンキー先生こと参議院議員義家弘介先生の教育講演会を熊本市民会館で開催した。演題は、「夢は逃げていかない 自分が夢から 逃げていくのだ~ヤンキー先生の教育改革~」。約1000人の来場者があった。

 会は、溝口県議の司会で進行。初めに木村仁日本会議熊本会長の挨拶があり、続いて
ヤンキー先生の講演が始まった。

 今回の講演会では、今までに無い特徴があった。

先ず来場者。小6あるいは中学生を連れた親子連れが何組もあった。女子や男子の学生のグループ、若い女性グループなど、若い世代が目だった。テレビドラマやラジオでヤンキー先生として有名であるためであろう。
 特筆すべきは、元教え子という女性が両親と伴に、遠い大分県から、義家先生に面会できないだろうか、と尋ねてきたことである。

 次に、回収アンケート。その多さと、その大半が10~20代の若者からだったことである。(次回、ご紹介しましょう)

そして、義家先生の最新著書『ヤンキー最終戦争』が、100冊も売れたことである。

 さて、講演である。国会や教育などのかたい話かと想っていた。
ところが、今でも腕に残る自殺未遂の傷跡をみせながら、実体験に基づいた歯切れのよい口調で、笑いあり、怒り有り、納得有り、訓話あり・・・で、時間を忘れさせてくれた。

 先生の話をいくつかご紹介しましょう。

*生い立ちから・・・、
自分は、0歳で、両親が離婚、祖父に育てられたので、父母の愛を全く知らないが・・・
母の愛は「慈愛」、父の愛は「義愛」と思っている。自分が父親になってみて思った。

*夢について・・・小学校のとき 
「夢は何ですか?」と、先生から訊かれた。
皆は、「野球選手です、○○選手です」など、答えていた。
先生は ・・・「ああ、いいですねー、いいですねー」と応じていた。
 私の番になったので、
「正義の味方になります。」といった。
すると、先生は、
「ふざけている!」と、叱ってきた。
これは、おかしいと自分は思った。
「野球選手だの、宇宙飛行士だの というのは、夢を実現させる為の職業(手段)ではないか、夢とはもっと大きな理想をいうのではないか。」

*北海道の余市高校へ 放校された話につづいて・・・  
教師は誰も責任を取らない。
「戦後、責任をぼやかす教育が一貫して行われてきた。その先頭が日教組だ」

*教育について・・・
 子供に対して、何でも「いいよ、いいよ!」と認めることは、結局、無責任ということではないのか。「だめなものは、だめ!」とはっきり言わねばならないし、本人のためでもある。このことをしっかり大人は肝に銘じることが大切である。
(熊本大学の高原先生も同じ事を仰っています)

*我が子の立会い・・・ 
 妻は、陣痛が始まって14時間も苦しんで、男児を産んだ。
自分は、何も出来なかった。自分は、腰をさすってやることとリンゴジュースを飲ませてやることだけしか出来なかった。女はすごい。男は何も出来ない。

*ある僧の話・・・
 日本では、女は一歩さがって・・・というが、実は旦那を後ろから支えて、どうぞどうぞと煽って働かせているのである。これが分らない女が多い。世界の偉人には、そのような妻が居る。男と女は6:4が良い。だから おむ(六)こさん、およ(四)めさん と云う。 5:5になった女は ご(五)けさん だ。(笑い)

*教育委員会で・・・
 小学校視察したとき、英語劇の「桃太郎」みた。犬猿鳥がいて、桃太郎がいるのだが、その桃太郎を「ピーチボーイ、ピーチボーイ」と呼んで楽しげにやっていた。(会場 笑い)教師には主任副主任教務主任などいたはず。桃太郎は固有名詞であるのに、誰も何も指摘しないのであろうか?非常に怒りを覚えた。

 ここにも、教師たちの無責任ぶりが垣間見られる。

 自分の一番好きな本は「我輩は猫である」である。これを アイ・アム・ア・キャット と言っても、なんの感慨も無い。日本語には、漢字有り、ひらがなあり、カタカナ有り、四季折々や人の情感を表わすすばらしい言葉が沢山ある。これを誇りとして、先ずは学ばせることが重要ではないだろうか。

*政治家について・・・
 先輩議員から言われた。
「誰ともケンカしないこと、選挙票のためである。そのためには、はっきりものを言わないこと=敵を作らないことだ。」と。しかし、自分は、支持してくれた人の思いを国政の場でしっかり訴えていきます。(拍手)
                       以上、講演より