DIARIO

流れていく日々

週末に

2005-12-19 13:26:20 | books
極道の姐さんに学ぶ素敵な男の育て方 山平重樹 著

こんなの読みました。

ま、全然縁のない世界なのですが、「オレ様」彼氏がいるのなら、
「ほーぅ」と思うようなことが色々ありました。
(やさしい、やさし~い彼氏がいる人にはどうでもいい話だと思います)

携帯電話は絶対にかけない、という話があって、
ある姐さんは、ダンナに携帯電話をかけたことがなく、
それが何日も家を空けて、連絡がなくてもしないのだそう。
なぜなら、かけたときにダンナは大事な場面かもしれないから。
命張ってるその真っ最中に、電話なんかして煩わせたくないから。

ちょっと連絡途絶えると、すぐにギャンギャン電話かけまくっては、
彼氏に「うるせー」って怒られるので、連絡がなくても、
どんと構えて待っていられる心構えは見習いたいものです。

もうひとつの話。
ダンナに大事な大事な客人が来て、もてなしを整えたけれど、
どうしても夜伽の相手の手配がつかない。
そこで、姐さんがダンナに「あたしが行こうか?」と、夜伽の相手になる。
そこまでしてくれる姐さんを絶対に大事にしなければ、と
ダンナは心の中で誓う。

この話に似たようなことがあったので、ちょっとどきっとしてしまいました。
わたしはそんなに度胸なくて、ホテルのロビーで待ってた彼氏と、
帰りのタクシーに乗ったとたんぴーぴー泣いちゃいました。
彼氏のこと、恨んでも何でもないけれど、
ときどきふっと頭をよぎると、ちょっと泣きたくなってしまう出来事でした。

忘れろ、と言われて、普段忘れているのだけれどね。
思い出してしまいました。

起業バカ 2

2005-11-30 01:45:08 | books
起業バカ 2 やってみたら地獄だった! 渡辺仁 著

前著の起業バカが、結構本屋で平積みされているのを目にして、
少し気になりましたが、読みませんでした。
そして、なぜか今回の2作目を読みました。

この本は光文社ペーパーバックスというシリーズなのですが、
どういうわけか英語表記がされている部分があります。
この部分がものすっごくうっとうしくて、ぶっちゃけ他の本を手に取ったとき、
それが理由で読まなかったものもあります。

何を基準に英語表記する部分を決めているのかわかりませんが、
日本語Japaneseの後に、英語Englishを続けているので、
感覚としては、同じことを2度twice言われている感じです。
(こんな感じの表記)
しかも、文脈の中で重要な言葉を日本語英語併記にしているわけではないので、
それが余計にうっとうしさ倍増させています。

なので、途中で面倒になって、ナナメ読みで終了。
著者の方、ごめんなさい。

今「社長」でいる人は、社長でいることをあきらめなかったから、
今社長でいるのだな、なんてことを思いました。

社長というのも、ひとつの職業であるととらえると、
人によって、向き不向きがあるのは当然で、
社長にならないほうが、よっぽどいい暮らしができる人もいると思います。

法的には資本金なくとも、起業できるようになったり、
セミナーが流行ったりしていますが、だからといって
誰にでもできる、自分にもできると安易に考えるのはどうかと思いました。

ここには書きませんが、この本を読んで、他に少し考えるところがありました。


それにしても、この本の表記の仕方には参りました。
疲れる!!


PJファンではないけれど

2005-11-28 00:07:43 | books
男前経営論 野口美佳 著

ピーチ・ジョンの社長さんの著書です。
わたしは実はあんまりピーチ・ジョン下着のファンではありません。
バリバリ女の子向けなのに、逆に彼氏のほうが好きみたいです。
(もちろん、わたしに着せるのです・・誤解なきよう)

わたしがピーチ・ジョンというブランドがあるのを知ったのも、
彼氏がプレゼントしてくれたからです。

わたしがこのブランドが好きかどうかはともかく。
前に、愛と勇気という彼女の著書を読んだときから、彼女が好きです。

今回の著書は、タイトルどおり、より彼女の経営理念などが語られています。
とてもわかりやすく、「ブランドを作り上げる」というのは、
こういうことを考えて、行動していくものなのだ、ということがわかりました。

オンリーワン、競合するところはない、と言い切れる自信はすごいです。

またそのうち、「読み返そう」と思うときがくればいいなと思います。

小悪魔はもういいの

2005-11-24 13:47:10 | books
gooにブログもある、蝶々さんの最新刊です。

蝶々の小悪魔カルテ―恋が叶う〓小悪魔セラピー・コミック

蝶々さんの小悪魔テクが、コミックで、ケース別に解説されています。
うーん・・・。
わかってはいたけど、読まなくてもよかった。
ネタ的には今までと同じなんで。
蝶々さんは、小悪魔テク解説より、日記の方が好きでした。

小悪魔テクしっかりマスターして、たくさんの男性にモテモテで、
ハッピーでいるのも楽しくていいんだろうけど・・・。
がっ、わたしは小悪魔なのはもーいーや。
(って、やってたんか!!って感じだけどさ)
ちょっと憧れたときもあったけどね。

この前読んだ投資される女の本に影響されているからかも。
(だって目からウロコだったんだもん)
蝶々さんも、この本は雑誌でレビューしてて、
イイ!!って推薦してるんだけど、
小悪魔と、投資される女って、共通するところもあれど、
ちと違うものではないか??って思います。
わたしの小悪魔解釈が間違ってるのかな。

読書の秋のはしり

2005-10-03 16:44:04 | books
先週から週末にかけて読んだ本たち
とりあえず羅列&メモだけ・・・。

マンダレーの夕日 祐未みらの 著

久々に小説を読んだ。
結構な長さがある本なのだけれど、一気に読んでしまった。
読み終わったら、体が痛かった・・・。
マンダレーの夕日と呼ばれる、ビルマ産ルビーに関係する人々の話。
サスペンスっぽいんだけれど、恋愛小説にも思えてくる話だった。

稼ぐが勝ち 堀江貴文 著

ホリエモンの本2冊目。
彼に対して賛否両論あるけれど、これくらいはっきり考えを打ち出して、
やっていかないとトップとしてひっぱることは難しいんじゃないかと思う。
一人一人に丁寧にわかるまで話をすることが不可能なのだから、
わかってもらうためにはシンプルにはっきりと物事を言うしかないと思う。

彼は選挙に落ちてよかった。
彼には、議員になってしまったらできないことをもっとどんどんやる方が、
ハッピーなんじゃないかと思うから。

ニュービジネス活眼塾アタッカーズビジネススクール講義録 大前研一 著

著者の講義を本にまとめたもの。
最近こういう系統の本を読み始めた。彼氏の宿題のせい。
興味のなかった頃は、多分どーでもいー。つまんなーい。
なんて思ったであろう本。

いきいきLOHASライフココロとカラダと地球にやさしい生き方 イデトシカズ 著
雑誌ソトコト
雑誌マイローハス
雑誌エル(ロハス特集があったので)

3冊とも彼氏からの宿題関連で、情報収集のため。
自分にとって興味があるものもあり、ないものもあり、といった感じ。
ロハスといえばヨガと坂本教授しか思い浮かばなくなってしまった。
ある意味、雑誌は見なきゃよかったかも。
ヘンなイメージがついちゃった。

もうちょっとまともな読書らしい読書もしたい。
秋だしね。

市田美加氏の本

2005-08-24 12:38:47 | books
兼業・週末起業から始めて 1年で1億2000万円ネットショップをつくる!
オンリーワンを目指す人のための成功バイブル 市田美加 著

彼氏から、即本屋へ走れとのメールで紹介してくれた本。
本のページ数からしたら、いつものわたしなら、すぐに読み終わるはずなのに、
中々読み終わらないばかりか、読んでいて疲れてしまう。
それくらい、内容が濃い。

一見マニュアルっぽいけれど、それを裏付けるコンセプトや考え方が、
丁寧に、わかりやすく述べてある。
わたしが女性だからか、男性企業家の本は参考になることも多いけれど、
「感覚」がわかりにくいことが時々ある。
女性だとそういうことが少なく、とてもわかりやすい。
以前読んだ、経沢氏の本もそうだった。

マニュアルっぽくてよかったのは、具体的に何をすればいいのか、
イメージがわきやすかったという点。
今のわたしの状態にぴたっとくるものだった。
未だに試行錯誤で、「じゃぁ何すればいいの?」状態だから。
彼氏からは、具体的に何とかしろってつっつかれて焦るばかり・・・。

少しでも、こういうことをしようと考えている人にとっては、
とてもオススメできる本だと思う。
全く考えていないようなら、ツマラナイビジネス本かもしれない。


久しぶりに小説

2005-08-10 11:34:54 | books
デセプション・ポイント ダン・ブラウン 著

ダヴィンチ・コード、天使と悪魔の著者の最新翻訳本です。
今回は、前2作のような教授のシリーズものではないです。

これも、上下巻あって、結構ヘビーかもと思いきや、どんどん読めました。
休日なら一気に読んで1日で終われたのに、2日かかってしまって、
途中気になってしょうがなかった。

大統領、女性秘書、スキャンダル、科学の権威、NASA、国家情報機関、などなど、
並べちゃうと、ありがちというか、アメリカ人ってこういうの好きだよなぁ・・
っていうようなキーワードばっかりなんですが・・・。
話自体は面白かった。どんどん読んでしまったくらいだし。
でも、登場人物のバックグラウンドというか、話以外の話が、
めちゃくちゃありがちで、何度もこういうパターンは読んだな、
って思って、大筋以外の話の先が見えてしまって少しがっくりした。

ある意味、水戸黄門みたいに、役割とか展開が決まっていると思えば、
安心して読むことができるので、それはそれでいいのかもしれない。

う~~ん・・・。天使と悪魔の面白さの衝撃が大きすぎたからか、
どうしてもこの「ありがち感」に納得いかない。

面白いけど、前の2作よりおちるな、が感想でした。

週末の読書

2005-08-01 12:10:14 | books
土曜日には17時間も仕事だったので、疲れてしまって、読書もあまり進まなかった。
読んだ本は以下。

100億稼ぐ仕事術 堀江貴文 著

ベンチャー社長さんの本は色々読み始めているのに、真っ先に誰もが読みそうな、
ホリエモンの本はまだ一冊も読んでいなかった。
なので、やっぱり読んでみようと思って、本屋で最初に目に入ってきた
堀江氏の本がこれだったので、読んでみた。
メールベースでの彼の仕事の進め方、のようなことが書いてあり、
基本的に色々なソフトを使いこなすのが苦手&怠け者のわたしには、
結構参考になるものだった。
マスコミからはすごいことばっかりどんどんやっているような印象を受けるけれど、
本からは、割とシンプルなことを地道に積み重ねているという印象だった。
また別の著書も読んでみたいと思った。

誤読日記 斎藤美奈子 著

何か読みたいのだけれど、めぼしいものが見つからなくて、
じゃぁ書評でも読んで、面白そうな本を読もう、と思って買った本。
雑誌で連載していた書評をまとめたもの。
この著者のことは、全然知らずに読んだのだけれど、
この人、結構スゴイ人なのかな??なんて思った。
文体は軽いし、話題の本でもバサバサ斬るし。一見言いたい放題に見える。
でも、話題になるずっと前からチェック入れていたり、
沢山本を読んでいるだけあって、ものすごく引き出しが多い。
軽い調子も計算されてるものだなって段々わかってくると、
この人ってすごく頭切れる人だなぁ・・って思った。
面白そうな本を探す目的なんかすっとばして、この人の著書を読みたくなった。

全日本食えば食える図鑑 椎名誠 著

新刊みたい。本屋で平積みになってたから。
椎名氏の作品は、小学校の時に岳物語を読んだのが初めてで、
それ以来、結構好きで、色々ずっと読み続けている。
最近読んでいなくて、久しぶりに読んだ。
椎名氏の作品は、文字数が物凄く多くて、ページ見ると「みっしり」してる。
仮に、100円あたりの文字数を割り出したとしたら、
他の本に比べて「お買い得度」?は高いと思う。
それだけみっしり文字がつまっているのに、全然読み難くないどころか、
どんどこ読み進んでいける。
この本は、日本の色んなところに行って、その土地の変わったモノ、
主にいわゆるゲテモノを食べまくったレポート。
どちらかというと海モノ関係が多いのは、やはり日本だからかな。
どれもあんまり・・っていうか、絶対食べたくないものばっかり。
本を読んだだけで充分でした。
ツライ食べ物(というのか?)ってものばっかりだけれど、
読めたのは椎名氏の文章だからかもしれない。

久しぶりに単純なエンターテイメント読書をした。

本色々

2005-07-15 13:40:53 | books
最近読んだ本と感想メモ

渋谷ではたらく社長の告白 藤田晋 著

最近、こういう本がたくさん出版されているのもあるのだけれど、
彼氏からの宿題のひとつでもあるので、得るものがあるかもしれないと手にとってみた。
藤田氏の会社はわたしの会社のすぐ近くにある。でも、見たことなんか一度もない。
わたしみたいなのが辛口なこと言うのもアレなんだけど、
とくにこれといって学べたことがなかった気がする。
藤田氏が周りに迷惑かけながら、とにかく頑張ってやってきました!!
ってことが分かったに過ぎなかった。

オラ!メヒコ 田口ランディ AKIRA 著

2人の著者が交互に書いていて、同じ体験が別々の視点から話されているのが面白かった。
幻覚キノコを食べるのが、旅のメインで、その他にフリーダ・カーロの館へ行ったりしている。
読んでいて、田口氏って、不思議な人だなぁ・・と思った。
理解できるようなできないような・・・無知の知に近い感覚の、
バカみたいなんだけど深いところまで見えてしまう、みたいなところがあって、
精神的にタフなんだかもろいんだかわからなくて・・・。

個人的には幻覚キノコなんていうのは、全然興味ないのだけれど、
それでも他の体験を読んで、やっぱりメヒコに行きたい!!って思った。

メキシコ・中米のけぞり旅行記 塩谷卓也 下条ユリ 著

メキシコつながりでこれも読んだ。はからずも著者2人と、同じような構成。
こっちのほうは、テンション高めのムーチョデバルティドなメヒコ。
下条氏はイラストレーターということもあって、イラスト満載で、
カラフルな絵日記風の本なので、ぱらぱらめくってるだけで楽しい。
この人たちもフリーダんちに行ってるんだけど、
行く人によって、見方は色々なので、おもしろいなーと思う。わたしも行きたい。

史上最短で東証二部に上場する方法 野尻佳孝 著

これもベンチャー企業社長さんの書いた本。
藤田氏ど同様、「社長になりたい」→「何しよう?」ってところから会社を作った人。
「これをやりたい」→「社長になる」という人ではないので、
「何をしよう?」と考えて行動していくあたりは、なるほどと思うことが多かった。
特に、野尻氏の場合は、時流の波に乗っている注目産業でない、停滞している産業に
目をつけ、新しいやり方を導入し、活性化させたという点はすごいと思う。
ベンチャーときくと、すぐにIT系を連想しがちだけれど、そうでないものでも、
ベンチャーとして存在していて、成功もあるのだと見せてくれたと思う。
男性の企業家は、本に書いたときにそうなりがちなのか、
全体的に体育会系で、「がんばったどーーー」っていうことが一番強調されてるように感じた。

六本木ヒルズの若手社長たち 21世紀勝ち組企業家たちの新・哲学 岩田智也 著

これは彼氏に宿題をだされてすぐの頃に読んだ本で、
六本木ヒルズに会社があったり、住んでたりする若手企業家の紹介本といったもの。
1人1人について、それほど深いことは書いていないのだけれど、
全体的にこういう人たちが今の「勝ち組」と言われる人たちなのだ、
というような流れとか雰囲気がわかった。
軽い雰囲気なので、ひところのフジとライブドアのようなワイドショーニュースを
もうちょっと面白く見られるためのミーハー本といった感じだった。

深夜聖女 

5人の女性のオムニバス形式で、ブログを書籍化した本なのだけれど、
わざわざブログから書籍化するくらいなのだから、
それなりに「何か」がある内容なんだろうと思って読んだ。
でも、読んでいて途中で疲れてやめてしまった。(なので全部読んでない)
「日常を赤裸々に」綴ってはあるのかもしれないけれど、
だからどうなの?本にするほどか?という印象だった。
彼女達の職業が、ある意味特殊で興味を引く材料となり得るのは確かだけれど、
それだけで終わってる気がする。同じようなブログはネット上にいっぱいあって、
それらから抜きん出ているから本になったのではないの?と疑問が残った。



成功小説

2005-07-12 12:02:12 | books
週末に、4冊ほど本を読んだ。たぶん暇なんでしょう。
その中でよかった本。

チャンス 成功者がくれた運命の鍵 犬飼ターボ著 著者のHP

作者の実体験をもとに書かれた成功小説です。
面白くてためになったと思いました。

話の筋は、中古車販売業をしているが、一向にうまくいかず、
生活が親から自立できていないダメな28歳の男が、とある男性と出会う。
その男性はメンターとして、ダメな男を成功に導いていく、というもの。

筋としては単純だと思うけれど、そのメンターとなっている男性のひとつひとつの教えは、
たかだか小説だから、と言いってしまえないくらいいいものだった。
前に読んだ、経沢さんの本は、実際の話であるけれど、規模が大きいので、
実感がわかず、そうなんだ、そんなものなんだ、と思う部分も結構あった。
この本は、小説なのだけれど、なるほどと実感がともなう部分が多かった。

人生において、よいメンターの存在は大事なものだと思う。
スポーツでいうと、コーチのこと。
よい友人も、もちろん必要だけれど、友人というのは、価値観が似ていたりするので、
どうしても同じくらいの視野、目線でものを見たり考えたりすると思う。
その点、メンターはもっと広い視野、上の目線を持っていて、
もっと広く、上があるということを、見せてくれる。
同じ目線からではわかりにくい欠点も、もっと上から見ればすぐにわかるだろう。

この本を読んで、初めてメンターという人の存在を意識した。
メンターは何も、起業のためだけのものというわけでもない。
恋愛や、結婚、子育てのメンターもいるだろうし、趣味のメンターもいるだろう。
自分にもし今そういう人がいないなら、探さなければ、と思った。

いかにも、という成功哲学本というものでもなく、気軽に小説として読めるので、お薦めの一冊です。