DIARIO

流れていく日々

久しぶりに小説

2005-08-10 11:34:54 | books
デセプション・ポイント ダン・ブラウン 著

ダヴィンチ・コード、天使と悪魔の著者の最新翻訳本です。
今回は、前2作のような教授のシリーズものではないです。

これも、上下巻あって、結構ヘビーかもと思いきや、どんどん読めました。
休日なら一気に読んで1日で終われたのに、2日かかってしまって、
途中気になってしょうがなかった。

大統領、女性秘書、スキャンダル、科学の権威、NASA、国家情報機関、などなど、
並べちゃうと、ありがちというか、アメリカ人ってこういうの好きだよなぁ・・
っていうようなキーワードばっかりなんですが・・・。
話自体は面白かった。どんどん読んでしまったくらいだし。
でも、登場人物のバックグラウンドというか、話以外の話が、
めちゃくちゃありがちで、何度もこういうパターンは読んだな、
って思って、大筋以外の話の先が見えてしまって少しがっくりした。

ある意味、水戸黄門みたいに、役割とか展開が決まっていると思えば、
安心して読むことができるので、それはそれでいいのかもしれない。

う~~ん・・・。天使と悪魔の面白さの衝撃が大きすぎたからか、
どうしてもこの「ありがち感」に納得いかない。

面白いけど、前の2作よりおちるな、が感想でした。

最新の画像もっと見る