Kボーイの根岸線日記

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7両編成の斜めストライプ~KATO「185系200番台 踊り子色」を買う

2017-11-12 16:33:29 | 鉄道模型-特急・急行形

2019年3月28日追記:
TOMIXの185系 踊り子色が
満を持して発売されました、

詳しくはコチラをご覧ください

200番台も発売され、
KATO製の大きな欠点であった
サロのトイレ窓の有無も再現されました

こんばんは

いつもと同じ秋のKボーイです

今日は、また例によってNゲージを買ってしまったお話です

185系ストライプ、0番台とは一味違う200番台

そうです


KATOの11月の新製品、
10-1442 185系200番台 踊り子色」7両セットが入線しました


いつも通り、実車の話を交えながら説明していきたいと思います


まずは実車である185系200番台の説明から

実車は1982(昭和57)年に登場し、上野口の165系急行電車の置き換え
および、東北・上越新幹線の大宮暫定開業時における
上野~大宮間のアクセス列車「新幹線リレー号」用車両として登場しました

その後
一部編成が田町電車区に転属する一方で
新前橋(後に大宮)に残った編成は長らく上野口で活躍していました

そして、
平成26年(2014年)3月改正時に、651系1000番台投入により
200番台は上野口の定期運用から撤退

それ以来、東海道線専業となり
特急「踊り子」とライナー列車で活躍中

(実車 OM04編成、35年目でも爆音を響かせて通過)


模型の方は大宮総合車両センターのOM04編成がプロトタイプで
2015年2月にストライプ塗装に塗装変更された姿を再現しています
※同時発売の0番台5両セットはC4編成がプロトタイプです


KATOでは0番台と200番台共に模型化されていますが
ある程度は作り分けされています

まず、0番台(左)と異なり、
200番(右)には前面の愛称幕下のタイフォンにカバーがあります

次に

0番台は車番が緑のストライプにかからないように
ずらして配置されています

一方の200番台は、緑が横帯のリレー号塗装で登場したため

特にそういった配慮はなく、車番がストライプに掛かっています


その一方で、サロ185-200には

(実車 サロ185-208)
このように東海道線基準で海側に
洗面所窓があるはずですが

こちらは作り分けせずに0番台と車体を共用したため、
洗面所の窓がなく、厳密にはエラーです

今回の生産で修正するかと思えば、直さず発売した模様

なお、今回の生産から車端部のトイレタンクが再現されました



屋根も相変わらず冷房と強制換気装置が一体成型されています

普通車の冷房はAU75Cの東芝製(AU75CS)を模しています

残念なことに
実車のOM04編成でこのタイプを搭載した車両は現在ありません

OM04編成の2・3・5号車がAU75Cの三菱製(AU75CM)
1・6・7号車がステンレスキセのAU75Fのようです

AU75Fに関しては、製品のクーラーを銀色に塗ればそれらしくなります

ここからは0番台との比較ではなく、
この製品自体の説明に入ります

KATOお得意の変換式トレインマークは

「湘南ライナー」「特急踊り子」「修学旅行」「臨時快速」の4つです
KATOさん、定期運用の「ホームライナー」をお忘れ?

構造は従来品と同じなので、交換可能です

一方でライトの光源は従来通り

白熱電球のまま、ぼんやりと光ります

説明書に『長時間の連続点灯は、ライトが発熱しますので、
避けるようにしてください。』とありますが

それなら、いっそ白色LEDを採用すれば良いのに…


さて、付属品ですが

・信号炎管
・増結用台車
・変換式トレインマーク用ドライバー

そして、皆さんが気になるであろう


行先表示シールです

同時発売の5両セットと共通です

収録内容は
8030M~8080M「特急踊り子号(110号)」東京行
土曜・休日運転の「踊り子」
8029M~8079Mの後運用で、
8030Mが伊豆急下田発7両、8080Mが修善寺発5両です

・8029M「特急踊り子(109号)」伊豆急下田行
東京駅10時半発で、土曜・休日に運転されます

・8079M「特急踊り子(109号)」修善寺行
東京駅10時半発の列車で、東京→熱海間は8029Mに併結

9132M「特急踊り子(152号)」我孫子行
上野東京ライン開業後に登場した、
常磐線我孫子発着の「踊り子」です

3730M「湘南ライナー(10号)」品川行
平日の定期運用で、朝の上りライナー列車です


・9551M「臨時快速」
列車番号からして、品川発伊東行の臨時快速
「伊東按針祭花火大会号」のようです

2015年度にOM04編成が実際に充当されました

※2017年度は8月10日に運転され
B2編成8両による運転でしたが


・9883M「修学旅行」

日光→小田原間を走る集約臨の列車番号です

波動用の6+4の10両編成での運転が多く
7両セットのサロと、5両セットのサハを抜いて連結すれば
それっぽい編成になります

下の二つはオマケみたいなものです
本当は「ホームライナー」小田原行があれば良かったのに



そして、恒例の誰得の車両紹介


1号車 クハ185-208
伊豆急下田方先頭車です




2号車 モハ184-216
実車は電動発電機(MG)とコンプレッサーを搭載した電動車




3号車 モハ185-216
パンタグラフと主制御装置を搭載した電動車
模型では動力車に設定されています




4号車 サロ185-208
編成の中間に位置するグリーン車です
実車はお召列車の予備車両になる時も



5号車 モハ184-215



6号車 モハ185-215
特急「踊り子」では自由席になります(全車指定席の場合を除く)




7号車 クハ185-308
東京方先頭車です
特急「踊り子」では自由席になります



ここまでいつも通りに色々と語りましたが

今回は実車の引退が具体化した中で発売されましたが
大幅なリニューアルをせず、従来の金型を使った製品です

ライトのLED化も実施されず、サロの洗面所窓の修正もなく
どうも中途半端な感じがします

おススメできますか?
と問われれば、
「敬虔なKATO信者なら買っても良し」
と答えますかね


この調子だと、KATOがリニューアルするのが早いか
TOMIXが思い切ったハイグレード仕様で発売するのが早いか
まったくわかりません

結論→TOMIXが2018年5月に開催された
第57回静岡ホビーショー2018で
185系踊り子強化型スカート仕様の製品化決定を発表



うん、実を言うと、買うつもりはなかったの
(その理由はこの記事全体を見れば、おおよそ検討がつきます)

ただ、昨日の
尾久車両センターの一般公開とホビーセンタカトー東京店に行った帰り
横浜のヨドバシカメラに寄ったのですよ

そしたら、止せばいいのに鉄道模型コーナーを覗いて
新商品コーナーに立ち止まってしまったのです

美しいストライプ塗装が展示してあるのを見て
気づけば店員さんを呼んでしまって
偶然にも、手元にギフト券があったから
それで半分ぐらい支払ったかな?

バカだよね



それはともかく
伊豆方面の特急列車と東京口のライナー列車がさらに充実

やったね(棒読み)


関連記事
251系「スーパービュー踊り子」→コチラ
KATO185系踊り子仕様に関する読んでもつまらない?ヒマな記事コチラ
実車OM04編成が根岸線内で試運転した話→コチラ

KATO185系は似てないと言われるから
実車と模型の顔を比較してみた話→コチラ

以上です

2019年3月28日リンク修正

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