◎2020年11月29日追記:若干文章修正と画像を追加しています
こんばんは
毎度おなじみのKボーイです
11月下旬になりまして仕事が繁忙期に入りました。この社会情勢ですから果たして無事に乗り切れるのか大変不安であります。そんな訳ですので、来月中旬以降はブログの更新頻度もガクッと下がると思いますので、ご了承くださいまし。
さて、先週は四国2000系特急「南風」に乗りたいということで四国へ旅行に行きました。その旅行を通して実車についての見分を広め、おまけに帰りがけにその2000系のNゲージも買ってしまいました。
そういうことで本日は、
改めてKATO 四国2000系「南風」セットと、3両セットについてお話いたします
模型自体は去年(2019年)の7月に発売されたものです。KATOがJR四国の車両を出すということで大変なインパクトがありました。その発売から1年以上経過し、来週にはN2000系も発売されることもあって、「南風」セットの方はやや品薄のようですね。3両セットと、特別企画品の「しおかぜ・いしづち」セットは残っている店が多いようです。
当方では発売と同時に「南風」4両セットとASSYで2154号車を入線させましたが、先日旅先で3両セットを購入したことで、この度8両となりました。
実車にも乗ったうえに、模型を追加購入したということで良い機会です。質の低かった記事を今回リニューアルいたします
なお、N2000系も買いました。特別企画品の「うずしお4号」5両セットをね。その話は別途。
特別企画品に含まれる2458号車。N2000系の先行車で前面形状は従来車と同じです。
◎模型の概要◎
模型は「南風」セットが高知運転所所属車、3両セットが高松運転所所属車がプロトタイプになります。3両セットは「南風」セットの増結用みたいな位置づけですが、動力車が設定されているので単独走行も可能です。
〇セット構成
□品番10-1503『JR四国2000系特急「南風」4両セット』
車種構成:
・2217
・2119(動力車・トラクションタイヤあり)
・2118(ダミーカプラー装備)
取り付け済みトレインマーク:「南風」
付属品:
・前面幌
・連結用カプラー
・電連付きダミーカプラー
・行先表示シール
付属品の内、パーツ類はコチラです。
ダミーカプラーは3両編成で遊びたいときに2119号車に取り付けるものです。連結用カプラーは製品状態でダミーカプラーを装備する2118号車の交換用です。
行先表示シールはこちら。
「南風」「しまんと」「あしずり」の列車名表示と、それに対応する「岡山行」「高松行」「高知行」「中村行」「宿毛行」の行先表示、号車表示、回送・試運転の前面表示、反射板が収録されています
車種構成:
・2121(動力車・トラクションタイヤなし)
・2123(ダミーカプラー装備)
取り付け済みトレインマーク:「しまんと」
付属品:
・前面幌
・連結用カプラー
・電連付きダミーカプラー
・行先表示シール
パーツ類はトレインマークの収録内容が異なる以外は「南風」セットと同じものが付属します。
また行先表示シールも「南風」セットとは別物になります。
収録内容はより幅広く、南風セットと同じ内容の他、「宇和海」「しおかぜ」「いしづち」「ミッドナイトEXP」も含まれております。こちらのシールの方が使い勝手は良いです。南風セットのシールを設定する必要あったの…か?
実車は2700系への置き換えが進行中ですが、模型のプロトタイプとなった車両内、2217号車は廃車、2119号車は松山に転属になった以外は健在です。
(実車 2009号車が最後尾の特急「南風16号」 土佐山田駅にて)
◎模型の細かい所◎
また模型の細かい所を見ていきましょう。まずはお顔です。
KATOらしくシャープな顔つきです。ヘッドライトは4灯点灯時を再現しています。明るさはKATO製品としては明るい部類です
コチラはテールライト点灯状態。ぼんやり点灯しますが実車もそこまで明るい印象ではないです
貫通型先頭車の2100形と2150形の2形式があります。車体と床板は共通ですが、ダミーカプラー用のスカートのみを作り分けています。
画像左から連結用カプラー状態の2100形、ダミーカプラー状態の2100形、ダミーカプラー状態の2150形です。2150形はスカートに開口部がありません。
また流線形先頭車、貫通型先頭車共に運転台仕切りを再現したシースルー構造です
先頭車をおおまかに分解するとこうなります。ライトユニットは車両真ん中に位置するタイプで光源は電球色LEDです。このライトユニットを採用した製品ではライト消灯スイッチは室内側にあり、ライトのオン、オフの切り替えはボディをはずす必要があります。
(ライトケースを分解)
ライトの光源が電球色LEDなのでトレインマークはプリズムを水色にすることで白色点灯させています
流線形先頭車の前面ガラスはスモークガラスを再現しています
次に側面を見ていきます
2000形先頭部拡大。細かいレタリングの他、銀色の質感の違いも見事です。
中間連結部。車端部の機器も再現されています。台車は各車共通です
実車の台車。ちなみに実車は一部は2700系相当の台車に換装された車がいます。
妻面からのびる排気孔は別パーツです
実車は振り子車両なので、KATO自慢の振り子機構を装備します
◎ちょっとだけ実車の編成例◎
模型を買ったからには実車の編成を知りたいですよね。
2020年7月に2700系が増投入され、実車の運用はかなり減っております。「南風」は3両編成が基本で高知運転所の受け持ちです。高松運転所の2000系は所定では「南風」には入らず、「しまんと」「あしずり」で運用されます。高松車の場合N2000系との混結が頻繁に見られます。模型のプロトタイプを含んだ実際の編成をメモしますと
2020年11月13日 岡山・高松発高知行「南風1号・しまんと3号」(6・7号車が「しまんと3号」)
↑高知
・1号車 2010(グリーン車・指定席)
・2号車 2213(一部指定席)
・3号車 2218
・6号車 2458(一部指定席)
・7号車 2122
所定では最も長い5両編成です。6号車の2458号車はN2000系の先行車で、N2000系特別企画品の「うずしお4号」セットに含まれます。
2020年11月13日 高知発中村行「あしずり1号」
↑中村
・1号車 2459(一部指定席)
・2号車 2123
「あしずり」の内、高松車で運用される列車です。2459号車はN2000系で、N2000系3両セットのプロトタイプです
2020年11月13日 高知発岡山行「南風16号」
↑岡山
・3号車 2103
・2号車 2211(一部指定席)
・1号車 2009(グリーン車・指定席)
「南風」では一般的な3両編成です。2009号車は「南風」セットに含まれる流線形先頭車のプロトタイプです。なお、2103号車は台車を2700系相当に換装しています
以上は所定編成です。日常的な「南風」を再現するなら4両セットからトレーラー仕様の2100形を1両抜いた3両編成で、「しまんと」併結時は3両セットから動力車の2100形を抜いた2両をつなげれば実車通りの編成です。
つまり、こういうことですね。近日発売されるN2000系を「しまんと」編成に混ぜてあげると、それらしい編成が出来上がるかと。
増結時は様々なパターンがありますし、模型の説明書でも様々な編成例が記載されております。この連休中は2000形-2200形-2150形-2100形という編成が出現しているようです。
◎車両紹介◎
最後に車両紹介です
車両紹介は以上です
◎まとめ◎
実車に乗りに行ったのと、3両セットを買ったとのことで記事をリニューアルしました。実車はそろそろ「南風」運用から撤退すると思いますが、模型は今度N2000系が発売されるのでまたホットになるのではないでしょうか。
以上です
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