Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

土曜レースの狙い 中山牝馬S

2023-03-08 | 予想

 週中水曜日は土曜のレースの予想をするのが定番になってしまいましたが、今日は中山11R中山牝馬Sを検討してみます。荒れるハンデ重賞というイメージがすっかり定着していますが、実際過去10年で3着以内に入った馬たちの人気順(〇数字)を見ると、1番人気が6回と一応面目を保っていますが、二桁人気がけっこう絡んでいます。

中山牝馬ステークス【2023年3月11日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月11日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 単勝人気順を〇数字にして、3着以内に入った回数を調べると、以下のとおりです。今回は13番人気の番でしょうか(笑)。

 ①6回  ②2回  ③3回  ④3回  ⑤5回  ⑥3回  ⑦2回  ⑧0回

 ⑨1回  ⑩1回  ⑪1回  ⑫1回  ⑬0回  ⑭1回  ⑮1回

 それからハンデ戦だけに、同じく斤量別の頭数を見ると、過去10年で57㌔で走った馬は1頭しかいません(2013年フミノイマージン 5番人気 6着)。今回珍しく57㌔を背負おされることになったアートハウスは、ハンデキャッパーも認める実力馬でしょうが、このハンデでも勝ってしまうのか。この前オーシャンSを走ったナランフレグの59㌔ほどではないにしても、嫌なシーンが思い浮かんでしまいます。一番多いのは53㌔ですので、狙い目はこのあたりかもしれません。

 57㌔:0頭  56㌔:5頭  55㌔:4頭  53㌔:8頭  52㌔:5頭  51㌔1頭  50㌔:1頭

 3着以内の馬たちの臨戦過程を見ると、前走愛知杯が9頭、ターコイズSが5頭で、この2レースが抜けています。今回該当するのは、3頭(4頭)です。

 〇愛知杯   :アートハウス  サトノセシル  リビーカサブランカ

 〇ターコイズS:なし(前々走だと、シャーレイポピー)

 確かに愛知杯を走った3頭は、GⅠを走ったりGⅡクラスで好走したりしている馬たちですので、トップハンデのアートハウスを見送るとしたら、この馬たちが、まず有力な中心馬かと思いますが、宮田式バイオリズム論で成績を見ていくと、今回サトノセシルはまあまあですが、ルビーカサブランカはよくありません。ちなみに主要馬のバイオリズムは以下のとおりです。

 ・アートハウス     4・0・0・3  〇※今回2・3着なら4=1+3で等式成立

 ・ルビーカサブランカ  5・5・5・12   X

 ・サトノセシル     3・6・1・7  〇※今回2着で3=(7+1+7)/5で等式成立。3着でも可。

 ・クリノプレミアム   5・6・2・13   X

 ・ストーリア      3・3・1・2  〇※今回1着で(4+3+1)/4=2で等式成立。2・3着でも同様。

 ・スライリー      2・1・0・14   〇※今回1着で3=(1+0+14)/5で等式成立。2・3着でも可。

 ・ウインピクシス    4・1・1・2  〇※今回1着で(5+1)/2=1+2で等式成立。2着でも同様。

 ・エイシンチラー    4・2・1・7  △※今回1着で5=(2+1+7)/2で等式成立。

 ・クロスマジェスティ  2・1・1・7  〇※今回1着で3=(1+1+7)/3で等式成立。2・3着でも可。

 ・ラルナブリラーレ   4・3・3・12   X

 ・イリマ        3・1・2・7  X

 ・スルーセブンシーズ  3・2・2・3  X

 ◎で推せるバイオリズムの馬はいませんが、総合的に人気馬の中から狙いを立てるとしたらサトノセシルでしょうか。前走の愛知杯ではアートハウスに敗れましたが、GⅢクイーンS2着、GⅡ府中牝馬S4着と、このメンバーでは実績上位で、斤量55㌔は有利です。アートハウスとの比較で言えば、個人的には、秋華賞でアートハウスと同タイム8着だった52㌔のストーリアにもチャンスがあると見ています。前走初音Sでは2番人気に推されて10着と、初めて崩れましたが、前々走の逆瀬川Sでは、先日のGⅡ中山記念で3着に粘ったドーブネの2着です。中山は初めて走りますが、今回人気を下げるとしたら、これは妙味ありでしょう。それから、去年1着のクリノプレミアムと4着のスライリーが、ルビーカサブランカ(6着)ともども、今年も出走しますが、クリノプレミアムはバイオリズムが悪く、斤量が増えるのに対して、去年と同じ53㌔で走れるのであれば、スライリーには注意しておきたいと思っています。その他、前走壇之浦Sでリューベックに勝っているウインピクシスの先行力も要警戒ですが、穴は中山で6戦して3・1・2・0と三連を外していない54㌔スルーセブンシーズでしょうか。ただ、上のバイオリズムがすでに完結してしまってXなのがどうか。一走早ければ〇でハマっていたのですが……。

 土曜は阪神11RコーラルSもハンデ戦でおもしろそうですが、こちらは後日にします。今日から有力馬の追い切り情報も入って来るので、こちらも楽しみです。今日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けてがんばりましょう。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日曜レースの展望 中山アネ... | トップ | 金曜 重賞追い切りメモ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

予想」カテゴリの最新記事