今日は土曜東京のエプソムCを見てみます。去年までは6月のレースで、エプソムCが終わると、東京開催もそろそろ終わりかぁと思っていましたが、今年から安田記念の前哨戦を視野に、この時期に設定したということです。まあ、あまり由緒あるレースの時期や条件をイジってほしくないですが、おかげさまで(?)いつになく登録数が増えておりまして、1/3くらいが除外になりそうです。
1)前走(ステップ)と間隔
去年より施行が1ヶ月以上早まっていますので、これは割愛します。参考までに付言すると、レース間隔については、過去10年の3着以内馬の60%が中1ヶ月以内でした。
2)血統
これも参考程度ですが、雨重だとミスプロ系に台頭の余地がありますが、概して言えばサンデー系が優勢で、近年だとわりとロベルト系も好走している印象です。東京芝1800の血統分析でもロベルト系のモーリス
(父スクリーンヒーロー・祖父グラスワンダー)産駒が評価されているので、一応この血統をピックアップしておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・シュトラウス :父モーリス/母父アドマイヤベガ
・シルトホルン :父スクリーンヒーロー/母父Lamgfuhr(Danzig系)
・ダノンエアズロック :父モーリス/母父Fatnet Rock(Danzig系)
3)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① ⑥~⑩人気馬に妙味あり:複勝率18%で看過できず
② 4歳馬を信頼:連対率27.5%、複勝率40%
③ 大敗直後でも侮れず
:前走6~10着の複勝率15.6%、11着以下同16%
4歳馬が3頭(シュトラウス、ジューンテイク、ダノンエアズロック)参戦します。格上はGⅡ勝ちのあるジューンテイクですが、斤量59㌔がネックです。勢いがあるのはシュトラウスで、前走負けていても挽回するならダノンエアズロックでしょう。鞍上レーンで変わり身があるかもしれませんし。
4)宮田式バイオリズム◎
・クルゼイロドスル 4・3・0・8
・グランスラムアスク 4・1・3・27
・サイルーン 5・5・1・6
・シュトラウス 3・1・1・4
・シルトホルン 2・5・2・14
・ジューンテイク 3・2・0・6
・セイウンハーデス 4・2・0・7
・ダノンエアズロック 3・0・0・4
・トゥデイイズザデイ 4・6・1・6
・ドゥラドーレス 5・0・2・2
5)結 論
GⅠレースも視野に入れる馬たちが参戦してきて、例年よりレベルが少し上がったかもしれません。メンバーも多彩ですが、4歳から抜擢するならシュトラウスとダノンエアズロックでしょうか。前者はまだ一線級との手合わせが少ないものの、首尾よく先行できれば、粘り込める感じもします。後者は成績的にやや頭打ちなのは否めませんが、鞍上は魅力です。現段階では勢いを買ってシュトラウスの方を主軸としておきます。あとは、5歳からシルトホルンとトップナイフ、クルゼイロドスル、6歳からサイルーンとドゥラドーレス、セイウンハーデスあたりが手強そうです。まとめてみると、
◎シュトラウス 〇ダノンエアズロック ▲トップナイフ……
で、4歳馬が人気になりそうなので、馬券的にはむしろ4歳のどちらかがコケてくれた方が好配当になりそうです。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。GW明けで仕事再開の方が多いと思いますが、一日無事に終わりますように。