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Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

20250507(水) エプソムCの展望

2025-05-07 | 展望
 
 今日は土曜東京のエプソムCを見てみます。去年までは6月のレースで、エプソムCが終わると、東京開催もそろそろ終わりかぁと思っていましたが、今年から安田記念の前哨戦を視野に、この時期に設定したということです。まあ、あまり由緒あるレースの時期や条件をイジってほしくないですが、おかげさまで(?)いつになく登録数が増えておりまして、1/3くらいが除外になりそうです。
 
 
1)前走(ステップ)と間隔
 去年より施行が1ヶ月以上早まっていますので、これは割愛します。参考までに付言すると、レース間隔については、過去10年の3着以内馬の60%が中1ヶ月以内でした。
 
2)血統
 これも参考程度ですが、雨重だとミスプロ系に台頭の余地がありますが、概して言えばサンデー系が優勢で、近年だとわりとロベルト系も好走している印象です。東京芝1800の血統分析でもロベルト系のモーリス
(父スクリーンヒーロー・祖父グラスワンダー)産駒が評価されているので、一応この血統をピックアップしておきます。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  、 
 ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
シュトラウス    :父モーリス/母父アドマイヤベガ
シルトホルン    :父スクリーンヒーロー/母父Lamgfuhr(Danzig系)
ダノンエアズロック :父モーリス/母父Fatnet Rock(Danzig系)
レガトゥス     :父モーリス/母父キングカメハメハ
 
3)JRAホームページのデータ分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
 
 ① ⑥~⑩人気馬に妙味あり:複勝率18%で看過できず
 ② 4歳馬を信頼:連対率27.5%、複勝率40%
 ③ 大敗直後でも侮れず
  :前走6~10着の複勝率15.6%、11着以下同16%
 
 4歳馬が3頭(シュトラウスジューンテイクダノンエアズロック)参戦します。格上はGⅡ勝ちのあるジューンテイクですが、斤量59㌔がネックです。勢いがあるのはシュトラウスで、前走負けていても挽回するならダノンエアズロックでしょう。鞍上レーンで変わり身があるかもしれませんし。
 
4)宮田式バイオリズム◎
 ・クルゼイロドスル   4・3・0・8
 ・グランスラムアスク  4・1・3・27
 ・サイルーン      5・5・1・6
 ・シュトラウス     3・1・1・4
 ・シルトホルン     2・5・2・14
 ・ジューンテイク    3・2・0・6
 ・セイウンハーデス   4・2・0・7
 ・ダノンエアズロック  3・0・0・4
 ・トゥデイイズザデイ  4・6・1・6
 ・ドゥラドーレス    5・0・2・2 
 
5)結 論  
 GⅠレースも視野に入れる馬たちが参戦してきて、例年よりレベルが少し上がったかもしれません。メンバーも多彩ですが、4歳から抜擢するならシュトラウスダノンエアズロックでしょうか。前者はまだ一線級との手合わせが少ないものの、首尾よく先行できれば、粘り込める感じもします。後者は成績的にやや頭打ちなのは否めませんが、鞍上は魅力です。現段階では勢いを買ってシュトラウスの方を主軸としておきます。あとは、5歳からシルトホルントップナイフクルゼイロドスル、6歳からサイルーンドゥラドーレスセイウンハーデスあたりが手強そうです。まとめてみると、
 
 ◎シュトラウス 〇ダノンエアズロック ▲トップナイフ……
で、4歳馬が人気になりそうなので、馬券的にはむしろ4歳のどちらかがコケてくれた方が好配当になりそうです。
 
 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。GW明けで仕事再開の方が多いと思いますが、一日無事に終わりますように。
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