わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

新たな出発 ベトナム便り 65

2006年05月15日 | 日本語教師
こちらv-603.
3人の日本人ボランティアー と 3人の学生が手伝いに来てくれたおかげで、引っ越しは無事終了しました。教室は今までより横に広くなった感じです。
その日(13日)は朝6時頃からスコールになり、8時まで雨が降り続きました。後半は激しく降るというより、梅雨のような降り方でした。雨が上がっても日が射すのではなく、ぐずぐずという天気でした。10時に引っ越しのトラックが来るというので待機していたのですが、結局来たのは11時でした。これがベトナム時間ですから、とくに腹が立つでもなく、早い昼飯を食べたりして過ごしました。いちばん大変だったのは椅子つきの机を各階から下ろす作業でしたが、ゆっくり時間をかけてやりおえました。新しい学校は今のところから1kmぐらい離れています。デタムに近いからか、すこし食堂などが高いような気がしますが、もうすこし歩いてみないとわかりません。
引っ越しはすみましたが、きのう、私の奥歯の詰め物が外れてしまいました。さて、歯医者にかからなければなりません。引っ越しでなにかあるとは思っていましたが、まさか、こんなことが起きるとは・・・。
引っ越しのときは、半年の間に知り合いになった、近所の昼飯屋のマスターや従業員、前の貿易会社のマネジャーやらが、みんなで、私との別れを惜しんでくれました。
ひっこすといっても、あるいて10~15分の距離ですから、たいしたことないのですが、それでも別れは別れです。

今日(15日)午前8時から私の授業がありました。
バイクを止めるところが遠い、などと文句をいう学生もいましたが、教室がひろくなって、のびのびした雰囲気が授業の中に湧いて、なごやかで楽しい授業ができたと思います。
環境の大切さを、しみじみ感じました。


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