映画 ジョーカー
明るく振る舞うことの虚しさ(個人)といったものがテーマと見てもいいけど、私は人々は皆明るく振る舞ってるけどこの文明は衰退して止められません(社会全体)と受けとった。初出は2019年秋で2024年秋にリバイバルするのはなにか意味があるのかとそればかり考えて見たのでストーリーを追えなかった。5年間のインターバルに意味があるのか。「我々は空騒ぎで隠そうとしているけど、衰退は隠せない。」が多分言いたいことであろう。
その原因が何であるかといった分析も、ではどうすべきかというメッセージもない。ただただもう駄目だという暗い映画である。こういう映画が上演されてお客が入ることに今の世相が現れている。
逃げたいのだけどどう逃げればいいのかも分からない。見るのが苦しいけど見ながら考えねばならない映画であろう。私の場合考えて答えは今のところ見つからなかった。
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