谷津発 どうでもいい話

谷津・津田沼の地域密着不動産会社の社長日記

終の住まいの考え方

2007年02月06日 | 住まい
 
 昨日、宅建支部の研修会にお呼びする講師の方と事前打ち合わせをさせて頂いた。この方は、不動産流通のデーター調査会社の役員さんでいらっしゃる。千葉県の不動産市場状勢、業界を取巻く環境の変化(不動産の金融商品化による影響等)など等講演内容を確認させてもらった。

 千葉市と八千代市の境あたりで、一戸建てに住まわれている典型的な団塊世代の方であるが、近々東京のマンションに越されるそうである。長年住まわれた地域でのお付き合いやネットワークもおありでしょうに、奥さんは反対されませんでした?と尋ねると奥さんの方が、交通や買物、病院等便利な東京の方が良いと積極的なんだそうである。なにより子どもや孫が東京にいるので近くに住みたいとの事。

 勤めに出ている男性の方が、都会の雑踏から離れて田舎暮らしに憧れ、子育ての終わった主婦の方が都心回帰の思いが強い傾向だそうである。

 役員さん曰く、「年取ると平屋建ての方が住みやすい、マンションの使い勝手は平屋感覚でしょう、それに今のマンションは防犯セキュリティーも整っていて、マンション内に色々な設備もあってホンと楽で良い」との事。

 団塊世代の元気なお年寄りが増えていく時代である。ひと昔前は、ゆくゆくは土地付き戸建住宅を持ちたいと考える方が多かったが、今更ながら、終の住まいに対する考えも変化している。今後、シルバー用マンションも増えることだろう、業界を取巻く環境の変化の一つに消費者の住まいに対する考え方の多様化のウエイトも大きいと思う。

http://www.miyokawa.jp

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