老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

コロナ禍クラスター初体験記

2021-06-03 15:16:15 | 日記
私は老人ホーム入居して、4年半になる。
この1週間にコロナクラスターに巻き込まれた。
最初は新人の受付が熱ポイと中退し翌日は勤務途中で早退し、罹りつけのクリニックで陽性と診断された。新人を教えていたベテラン受付嬢は広い玄関で続けての指導15分をしていないとの保健所の判断で濃厚節職者に該当しないと判断されて勤務を続けている。
その夜に夜勤の看護師が陽性になった。これは夕食の補助として入居者に食べさせていたからだ。続いてもう1人の看護師が陽性になりさらに続いて受付と介護士が陽性になり、
計6人の従業員が陽性と判明し、さらに基礎疾患の入居者がコロナ感染で死亡した。
 館内は解除されて食事、入浴されていた方々が濃厚密接者と認定され各ふろあーにある部屋の前に手袋や防護服が置かれている。また我々は直ちにPCR検査を受けたが陽性者は出なかったが各人の部屋から廊下にもでられずの生活になり、食堂は閉鎖された。
その後も介護士で密接者とされ自宅待機になった従業員も数多く、グループから大勢の助っとが入り、病棟性を維持するために入浴も週3から1回に減らされた。
今後2週間以内に陽性者が出なければ会報されるとの事であるが、高齢者は2週間も歩かなければ歩行困難になるし、認知症も進み多くの仲間や従業員の名前も思い出せなくなっている。
保健所の指導もよいかげんと言わざるを得ない。感染者を救うために健常者に犠牲を強いている。従業員は電車等の公共手段で通勤している。
ホーム前に3階たてのマンションが全部空き室である。ここに従業員を入れて仕事してくれれば安全安心であるのに。
2週間以上も会話レス、運動も無しは人権無視である。刑務所だって2時間の運動や休憩を太陽を浴びてできるのに。
6月20には緊急事態は解除とか規制も緩められているのに片手落ちも甚だしい。
健常者のメンタルヘルスや体力の温存を考えて欲しい。
経営者は入居者の回転率を上げて利益のみを追求されているといわれても仕方ない。JUNTARO

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