老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

令和三年四月の俳句

2021-04-17 20:55:43 | 日記
1年前の分を読み直してみると、すでにコロナ禍蔓延でゴルフ場まで閉鎖ーーーと書いている。一年経って治療の経験を積んだとは言え、変異株のウイルスが突如出現して、第四波が記録を更新し、首都圏、関西健その他に蔓延防止令が出ても、目下とどまる見込みもない状態である。
 これが全世界に蔓延しているので、どこかの国のハイバー攻撃とも思えないし、宇宙人のいたずらとも思えず。
国内産ワクチンは未だ治験中で量産化の目途が立たず、トンエルの出口も見えないのに、海外からは日本のマスク着用の歴史とか清潔感など褒められても良い気分ではない。
 集団感染にもまだほど遠く句作のどころではない。ただstay homeだけをしている住居人は次々と発狂したりしている。
俳句は季題の実物を見て感動を詠うことになっているが、誰もこの状況で句会はremoteで空しい嵩を積み上げるのみであるが、さて出来栄えは。
   亀四匹鳴くを忘れて甲羅干す(松濤公園)
   耳遠くなれば聴こゆる亀鳴くを
   次々とあくび移れる日永かな
   永き日のアルバム整理思い立ち
   独り酒寄りくる虻を友として
   フララコを漕いで逆さに世相詠む
   亡き妻のことに身近や花曇り
   春暁に釣り人集う解禁日
矢張り子規の仰臥漫録の心境にはなれないことが良く判る。
皆さんはどんな句を作成でしょうか。JUNTARO

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