老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

ダイハツ自動車の不正出荷について

2023-12-23 15:35:25 | 日記
最近神戸女学院の某教授のしてきにより、ダイハツ自動車が出荷前検査を誤魔化して、例えば運転席の前にある風船バルーンを助手席で済ませたりしたことである。その結果全社の生産をストップさせた。
 国が定めた規則であり自動車は走る凶器とさえいわれた製品であり、路面を夏冬過酷な環境で使用されるので通常の機械より周囲温度でいえば、普通は-40度から+40度が条件であるが、車載部品は-50度から+100度で規定されているくらい厳しい企画で生産されている。
 だが考えて見ればこの過酷な条件で全数検査をすれば大概の部品は相当に痛められ傷つけられて新車として売られる時には草臥れ切った中古車並みになっているのである。
 他の発電機や変圧器とうも日本工業規格で出荷前検査を義務付けられている。水車発電機で言えば加速度試験を定格の1.8ないし2.6倍で1分間とか耐圧試験でも2倍前後の耐圧試験が課されてをり寿命を縮められて出荷されているのが実情である。
 それを防ぐために社内のr耐圧試験は規定値で、客先のお立会い試験はセレモリー宜しく80%程度誤魔化して出荷していた。
当時の試験検査部長は死ぬまでこれは言えないと言っていた。
 海外ではどうせ分割して出荷するのだから、総合組み立ては不要で現地で120%の軽い耐圧テストで落ち度が無いかチェックする具合である。
半導体も量産品より通工規格で製作すべしと客先から重要継電器には採用すべしと言われたが、実際は手塩にかけた通工ひんのほうが検査疲れして事故が多かった。
 変圧器などは紙と絶縁油で絶縁されているので、新品なら新聞紙を巻いて作っても耐圧試験に合格するのである。何故なら寿命は絶縁紙の繊維の長さで決まるからだ。
 今回の事件はダイハツがトヨダの子会社であるからと思う。トヨダは昔生産の合理化に徹した無駄排除を実現して、世界一になった会社である。【改善】が流行語大賞になったくらいである。
無駄排除すればっ行員は昼休みにはぐったりと寝ていた。
量産品の生産ラインを短くしてたち作業で助け合う、下請けの部品は倉庫レスにしてラインの必要な所へ下させた。
 今回も規格通りの試験を手抜きしたのは出荷に間に合わないからと証言されている。
大學の先生なら品質管理を良くして最終試験を省け位の提案をしてほしかった。
 夜中にでもモーター1台を持ってこいと言われたことを思い出す。周辺の高速道路が下請け会社のトラックで満杯になっていた。
AIの導入により人間が人間らしい生活が一日も早く来ることを望む。JUNTARO

COP28(地球温暖化対策)に注目しよう

2023-12-05 20:38:14 | 日記
世界的に猛暑であった夏もようやく過ぎてホットしている方も多いであろう。
11月28日から12月12日にかけて国連の地球温暖化対策の国際会議がアフリカのUAEで開かれている。何とか地球の平均温度を産業革命以当時よりも1.5度の上昇に収めて地球を人類の生存出来る状態を保とうと言う会議でこれ程重要な会議は無い。
 マスコミでは冒頭米国が原子力発電所の新建設に踏み込んだ発表をされて驚いた次第である。
日本は従来と変わらず原子力発電は22%前後に抑えて再生可能発電に注力との在来の方針を発言したに過ぎない。
温室効果ガスの65%近くは炭酸ガスであり、世界の火力発電が排出している。
 日本は愛知県の碧南火力でアンモニアガスとの混焼でCO2の排出ゼロに今年実験成功したのに一言も言及していないのは残念である。
この技術を世界中の火力発電所に輸出して、日本のみでなく世界に貢献するチャンスなのに。
COP会議は京都議定書やパリー協定で練られた重要な会議である。
 地球温暖化は発展途上国の人口増大に伴いエネルギー需要と世界の人口が100億人いなることがが予想されてているので、避けて通れない世界共通の問題である。
 各国が2050年までにそれぞれの目標をクリアーしなければ、前に記載したように人間はタンサンガスで麻痺して、地球上に生き残るのは海の魚と藻だけの世界になってしまうのである。
 再生可能エンエルギーとして太陽光や風力発電とうが日本では後継機種とされているが、例えばソーラー発電のセルの電圧は0.6V で現在の乾電池の半分の電圧である。直列に繋いでも分担電圧の不均衡や、交流にするためのコンヂショナ0と言う変電所紛いの設備も必要である。
 その他ソーラーパネルを製造するのに相当な電力を必要とするし、耐用年数は短い他木の葉や付着した埃の除去等メンテに経費が掛かり、現在の様にに日照時間が短い期間は1/3しか発電出来ない。風力も100mのプロペラを回しても1万KW,原子力1基の1/130 しか発電出来ず、風まかせの出力では主流になれない。
自動車がEVに移行すれば発電力も50%増やさなくてはならないのである。
 米国の様に原発の新規建設を表明すべきである。原発は燃料棒を年に1度入れるのみで1年間130万kw連続発電が可能である。福島原発の事故は非常用電源を地下に設置したのみの原因である。
日本は当分は火力発電ノアンモニア混焼により炭酸ガスゼロ化を図り、今後の需要には原発の新設で補うような基本方式を発表すべきではないか?JUNTARO