老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

エネルギー問題(安全と安心)

2014-11-28 16:41:56 | 日記
今回の衆議院選挙の焦点に野党はエネルギー問題、原発を即廃止し、再生エネルギーにすることをこぞって主張している。
原発の規制委員会は再稼働の審査を行い九州の川内原発などにGO-サインをだしたが、安全は保障していないと分りにくい発言をしている。
地元や野党はそのポイントを追及している。
 そもそも航空機でも、新幹線でも、自動車でもその意味では絶対安全ではないのである。新幹線でもブレーキを作動させても20kmは止まらないのである。
自動車も安全装置のエアバッグが人身事故を起こしリコール中である。飛行機でB787はリチュームイオン電地の事故原因を確認できぬまま運航している。
 それなのに多くの人は平気で飛行機や自動車、新幹線を利用しているのはなぜか。
それは安心感があるからである。ただ実際には新幹線こそまだ人身事故を起こしていないが、活断層を過ぎっt5分間隔くらいで運転されている。
航空機事故もほとんど毎月どこかで起きている。
 原発のように40年くらいの寿命のものと地価の亀裂が何万円に一度起きる可能性では宝くじ以上にあたる確率がすくないのである。
事故が起きた時の処置や責任の所在を明確にしているのに、残念である。
 安全企画のレベルを上げすぎると経済性が失われるので諸外国かクレームがきているのだ。
また再生エネルギーも太陽発電の引き取り価格を当初40円に民主党がきめたから、投機家が殺到し、でき料金を世界一に押し上げて、輸出を困難にして、円安効果も出ないようになっている。
ブラジルの太陽発電の引き取り価格は9円ですよ。
ドイツでは価格差の負担を産業用に負わせず民政用のみ負わせて事業の保護をしているが国民が音おあげているではないか。
アベノミックスの効果が遅れているのは、民主党の愚作のおかげである。
是非視野を広くして、選挙に臨んでほしい。JUNTARO

燃料電池車は究極のエコカーか?

2014-11-19 08:05:31 | 日記
トヨタ自動車が究極のエコカーとして燃料電池車のMIRAIを12月15日に世界に先駆けて発売すると発表して,もてはやされている。
 果たして究極のエコカーと言えるだろうか。
燃料電池は水素と酸素との化学反応電気と水ができるげんりである。
 ところが天然の水素は地球上に存在しないのである。
塩化ナトリユム水溶液の電気分解で苛性ソーダーを生産するときの副産物として水素ができるので、それの活用を狙っているようである。
 苛性ソーダの生産量と自動車で使用する燃料は量的に桁違いに多いのである。また苛性ソーダーを作るときに大量の電力を使い、その時に今の電源事情では大量の火力発電に頼っているのである。
 従い全体のシステムから考慮すれば燃料電池車そのものは無公害としても、バックで大量のCO2ガスを排出しているのである。
残念ながら水素の生産で合理的な方法はまだ確立されていないのである。
 水を電気分解しても分解効率ぶんだけ余計に電力をつかう。 熱分解するにしても熱源からのCO2の発生はまぬかれない。
現在宇宙で太陽発電して、マイクロウエーブで地球にもってくる研究がなされているがこれまた、実余暇の時期は見えていない。
自動車のHEVやEV車も同じことで電力発生時に環境破壊して、自動車は無公害と宣伝している、自動車メーカーの宣伝は許せない。JUNTARO

日本の送電電圧余聞

2014-11-10 21:38:35 | 日記
日本の送電電圧は昭和27年に27万ボルトと20年ごとに電圧を倍々にあげてきたが、昭和50年に50万ボルトの超超高圧ができて依頼40年経過するが100万ボルトの送電線は準備だけで実現していない。
 これは日本の産業構造がエネルギー依存率をGNPの伸びより下げたソフト面に移行した結果にほかならない。
50万ボルト送電に備えて日本はカナダ、オーストラリアなどに変圧器の輸出を通して技術を磨いてきたが、こともあろうに電圧をかけないのに変圧器が絶縁破壊する大事件が重電三社いずれもが経験してしまった。
 変圧器は絶縁油で絶縁、冷却するが形を小さくする競争が起き、変化付きの循環する速度を上げたために、絶縁油に静電荷が溜まり内部で自己破壊するに至ったのである。
 当時日本の電気技術者は誰一人予見した人がいなかっが、石油備蓄タンクの送油官などには静電気による事故を経験済みであることを後に知った次第である。電気技術者と化学技術者の交流がなかったからである。
 この事故は或る社では有名な社長が責任者を処罰すると息巻いたが、極めて希な高度の技術的事故であるとの弁明で懲罰を免れた逸話がある。
実際には英国の電気メーカーなどには経験者もいたのであるが。
 事故を起こしてもこのように表彰はされなくとも評価される例として上げた次第である。
原発事故もmachine yearからけいさんすれば2000年に一度の事故である。
今回の鹿児島県の川内原発の再稼働を祝福したい。JUNTARO

労働者派遣法の改定

2014-11-08 21:03:42 | 日記
目下野党が金と政治の関係で国会しんぎを贈らせているが、これこそ問題である。
現在年々序列性を改めて寄らば大樹の大会社偏重による事無かれ主義を改めて職能給にして、残業稼ぎをやめようとしているのである。
 職能性を改訂すると非正規雇用が増えて正規雇用が減ると野党が反対するが、非正規雇用の方が大学卒業後も夜学に通ったりして、新しいジャンルの資格を取り、会社が求める職能に見合った実力を付けやすく、最後の勝利はそちらの方にあるのである。
 最近お学生は海外留学枠を余らし,飽食ボケして意欲が無く、大会社に終身雇用してもらいたいらしいが、そのような会社が40年後に生き残るとは思われない。
 どのような時代でも生き抜くには、健康な身体と複数の資格と能力をもつことである。
米国のように社会に出てから、複数の資格をモチ、ジョブホッピングをして高給を喰み、老年になってから人生を楽しむのを、まずは見て来て欲しい。
 野党も何でも反対,いつまでも金と政治にこだわれば、野党からも不埒なものが出てきているではないか。
現在はまだ民主党時代の悪政のつけを整理しているのである。JUNTARO

ノーベル賞余韻

2014-11-04 20:07:10 | 日記
今回のノーベル賞を戴いた中村 修二カリフォルニア大学バークラーの教授は古巣の日亜化学に法外な青色レーザーの特許量を請求し裁判沙汰を起こした
方であるが、昨日皇居で表彰されたあと、日亜化学に青色ダイオードの発明に際し、大変お世話になったので社長にお会いしてお礼を述べたいと発表した。
 然し日亜科学の方は体良くお会いする暇があれば、研究に専念くださいと、やんわりと断ちのコメントを発表した。
さんざ日亜化学と紛争して嫌な思いをさせておいて、当然の帰結と言えよう。
 科学者は謙虚であるべきですね。JUNTARO