老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

食料の自給維持案の愚作

2014-08-10 18:52:16 | 日記
 日本の昨年の食料自給率は39%で飼料の輸入を加えても49%で50%に及ばないそうである。
自民党の考えた自給率向上策は休耕田に飼料用の安くて人間の食べられない米作を行い、輸入の飼料を抑えて
何とか、50%を確保したいとのことである。
 ご承知のように日本は狭い国土に山が多く、人口過剰で、しかも品質は素晴らしいが世界一高い電力料金と人件費の国である。
農業で勝ち残るには高級米を生産し、新興国のセレブの方々に輸入して貰うのが、一番の得策に決まっている。
 50年後には人口が8千万人になると予測されている日本である。
今更試行錯誤している余裕はない。
 何故このような馬鹿げた案を自民党が考えるのか。
選挙対策で票田を失いたくはないと思うが故のことらしいが、勝手の50%の農民比率は今や専業農家は5%以下になっているのである。
政治の世界の近代化の方が焦眉の急である。JUNTARO

コメントを投稿