老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

低賃金は自分で解決すること

2023-10-10 20:34:50 | 日記
かって日本人の一人当たりのGNPは米国に次ぎ世界第2位を占めていた。
最近は先進国中でビリ相当である。
日本の高齢化により年間死亡者は140万人を超え出生者は遂に80万人を割り毎年人口は60万人以上である。
これをAIロボットや発展途上国からの移民によってカバーしようと思ってもむりである。
何故なら日本人の労働単価は米国の30%程度に落ち込み、日本人の優秀者は海外に行き日本で仕事をしたい希望者は居なくなってしまいそうである。
 私が社会に出たころは入社出来たら、定年まで年年序列制の賃上げ期待され、老後は年金生活で凌げるとの時代である。
 当時の米国は終身雇用はごく一部の大会社のみである。従業員は仕事を通じて新しい知見や経験んを身に着け、他社に自分を売り込み高級を目指していた。
 転職を一生に3,4回しない方は無能者と言われていた。
会社への忠誠心は日本のみであった。
 最近の若い人たちはマニュアルが完備されて、その通りすれば良いと思い込んでいる。
だから何も新しい技能や見識が身につかず、夫婦供稼しても食えないので結婚年齢も上がり、少子化が止まらない。
竹田総理がいくら経団連等に賃上げを要請しても効果は期待出来ない。
 私の現役時代は改善提案が評価され、マニュアルも殆ど無かったので。技術以外の生産や営業にも物を言えたのである。
人偏の付いた働きが何時の間にか人偏の無い右往左往する動きのみで、今日も良く働いたと思う方が大部分で進歩が見られない。
 何を聞いても本社の指示だとかの返事しかない。
このままではAIロケットに代替されるか、学習能力を持ったロボットが出現したらロボットに人間が使われる結果になるかも知れない。1台400万円以下で造れる世になりつつある。
 是非自分の仕事の内容を分析して効率を上げねば昇給はあり得ないし、日本の修礼に期待が持てない。もう時間が無いので、意識を変えて欲しい。
hop step junp して自分の収入を上げて週3日制にして人間らしい暮らしをして欲しい。
JUNTARO