去年今年（こぞことし）

今年もあと数時間で終わろうとしている。
個人的には８５歳になって長年連れ添ってくれた妻を亡くし、介護疲れとショックもあり、一時鬱にもなったり最悪の一年であったが、１０月には初孫が誕生したり、世代交代やむなしの感慨に深る日々であった。
　３人男兄弟の次男坊であるが兎も角も３人とも長生きをしてをり、長命の家系らしく、もうしばらくこの世に生きていそうである。
今年はある意味で激動の始まりの年であった。
　来年は試練の年であろう。
我々老人の貯えの預金は円安の続伸による物価上昇により目減りすることは必至で、何時死ねるかどうか未定の今日一文無しになって６９年前のあの新円切り替えや闇米生活は２度と味わいたくはない。
　若い人には味わって貰い自分の生活能力の限界を確かめてもらうのも良いかと思っている。
また地震などの天災に見舞われることも不安の一つだ。３０年以内に東京地区に自信が来るといわれてすでに１７年を経過した。収入のある働いている人ならば問題は少ないが、年金とわずかな貯蓄生活者の生活は完全に奪われるであろう。われわれは幸いに関東大震災の経験はないが、火が大通りや隅田川を渡るのは経験済みだ。
　最近アジアナ航空がまた落ちた。マレーシヤ航空に続く２度目の惨事だ。原発の事故率は満員の後楽園ドーム球場に巨人阪神戦が行われているときに旅客機が墜落する確率と言われていたのが、現実に３年半前に起きたのである。
　環境問題も進展どころか後退している。COP２０も各国の目標値すら決められないで、来年に持ち越した。先進国に後進国は負担を押し付けるのみだ。
燃料電池車に政府は補助金を出すと言い、水素スタンドの増設に注力するとしているが、肝心の水素は天然に存在しないのである。
いずれにしても莫大な電力を必要とし、原子力が全部止まって老朽化力でCO2を吐き出し、燃料費に月１００億円も支払っているようでは、アベノミクスも成功してほしいがこのままでは覚束ない。
　新年にあたっては自分の能力の深化に注力し、いかなることがおきても慌てないように自分い投資してほしい。JUNTARO

東京駅と新幹線

東京駅１００周年の記念カードの売り出しが、徹夜で並ぶ一儲けを狙った群衆に札止めになったり、新幹線解説５０年を迎えて北海道までの新幹線の延長や磁気浮上型新新幹線の建設着工など，賑わっている。
　５０年前新幹線が出来、従来８時間大阪ー東京間が３時間になり、大いに出張に利用されているが、当時主任であった私は新幹線出張時最後尾と先頭の車両には乗るなと上司から注意された。
　これは何か異常があって急停止のブレーキを掛けても２ｋｍは停止できず、追突するかされるかの心配があったからである。
幸い日本の新幹線は創業以来死亡事故は一件もおきていない。
　世界一過密なダイアでもである。
でも１００％安全とは言えないことは今も変わってはいない。飛行機に比べて時間当たりの安全率は各段に高いが、一度起きたら２０００人の生命の危険を抱えているのであるが、皆さんは安全より安心と思って気楽に載っている。
　原発事故で明らかになった活断層をいくつも横切って猛スピードで走っているのである。
磁気浮上の新新幹線になると地上１５ｃｍの高さに浮いてジソク００ｋｍではしるのである。
　ドイツでは地上５ｃｍの高さに浮上して走ったら石ころに接触して転覆した前例があるから１５ｃｍにしたのである。
安全と安心の違いについて是非考えて戴きたい。自動車事故で最近は減ったと言っても年間５０００人の人が日本で亡くなっているのである。
　原発事故では迷惑を掛けたが一人も亡くなっていないのである。
水素を使った燃料電池車を政府も補助金をだして実用化の機運にあるし、水素ステーションの増設計画も実施されようとして、トヨダなどは排気ガスは水しか出ないと自分のことしか言わない。
　水素は天然に存在しないガスである。
瑞夫電気分解すれば簡単に作れるが現在のように原発が全機止まっている状態で、老朽火力発電を焚いている状態ではCO2排気ガスが増大して、地球を汚しているし、月に１００億円も輸入費用を掛けて赤字の上塗りをして、COP２０にも日本は削減目標を出せないような恥ずかしい状態である。
　政府も国民も全体のシステムを見て物を考えてもらいたい。JUNTARO

円安の脅威

遂に１USドルが１２０円になった。
実感として散歩の途中に僅か残っているドル預金をキャッシュカードで降ろしてお小遣いとしているが、
従来は限度額が５００ドルであるので、５万円しか出せなかったが、今日は６万円引き出すことが出来た。
これは手放しに喜べない。すでに食料品などの自給率の低いものは値上がり始めているが、年金生活者の
支給額が物価高に追随するのは相当遅れてからであり、１０００兆円も赤字の日本国が支給額を増せるわけがない。
商社を始め大会社は円収入と外貨収入をバランスさせているので、どちらに転んでもほとんど問題ないし、
多くの会社は１円下がれば億単位で利益が増える会社もまだ沢山ある。
　現在働いて日銭の入って来る勤労者も大きな問題はないと思うが、やはり今更働けない老人が一番苦しむのである。
老人の資産は８００兆円あると言われているが、次第に価値を失いいつの日にか紙切れとなり、新円と引き換えになっ
た悪夢はまだ忘れていない。
　個人の問題よりも日本の価値が２－３割安くなったわけだから、外国資本に日本企業が乗っ取られる機会も増えてくるだろう。
いまさら慌てて外貨預金をしても、意外に引き出すのは面倒なテクニックが必要ですよ。
皆様ご注意、ご注意。　JUNTARO

野党の言うことは支離滅裂

選挙戦も残すところ一週間を切った。野党はどうせ政権を取れる見込みがないからか、耳障りの良いことのみを言っている。
①消費税を撤廃乃至は元の５％に戻せ
企業の内部留保２００兆円を取り崩せればどうなるか。内部留保は日本の企業は海外企業に比べてこれでも少ないのである。
内部留保があれば将来への大型投資も研究も出来るのである。これでは成長の芽を摘むのと同じである。
②原発再稼働の中止
原発がなくても現在間に合っているではないかと言うが、老朽火力の燃料を購入するため毎月１００億円の出費がＧＮＰの伸び悩みの一因である。
その上炭酸ガスも急増している。また太陽電池の価格設定が高すぎたため、庶民も企業も世界一高い電力代の支払いを余儀なくされている。
これではいくら円安になっても企業は日本に生産基地を戻さないし、庶民は物価高で喘ぐは円安の影響だけではない。
　安全と安心についてみなさん良く考えられては。
③身を切る改革で国会議員の人数や給料を３０％減は綺麗ごと出、この位の削減費では大勢に影響するような額にはならない。もっと議員さんに勉強してもらい、世界への発信に働いてもらいたい。
④ＰＰＣの導入反対
日本は今こそ農業輸出を大にして、安心、安全な食料の普及に踏み切る時にきている。の民の平均年齢が６５歳になり、人口比も５％になっているので、海外に安全、高品質を売り言葉に討ってでるときなのだ。いつまでもかばうから国費は赤字を垂れ流ししている。
⑤憲法改正と安全保障
何時までも６０年以上前に出来た憲法に固執すべきではない、グローバル化した今日集団自衛権なしに、日本が危険にさらされたときに対処する資金もないのである。
まだ枚挙に暇ないくらい書きたいこともあるが、自分で考えないといつまでも政治家の言うままになり、自分の判断にならない。
何でもよいから自分で推敲を何故，何故と考えて行けば自分なりの判断が出来ると思います。ＪＵＮＴＡＲＯ