老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

現在の日本

2022-06-06 13:30:00 | 日記
 戦後77年日本は戦禍に巻き込まれず平和の裡に一人当たりのGNPは米国に次いで2位に達したが、その後失われた平成の30年とコロナ禍やロシアのウクライナ進攻などもり、出口の見えないトンネルに入ってしまっている。
 その結果日本の世界における地位はあらゆる指数で世界中の最低に近い位置を低迷している。
当年92歳を超えた私共にとっては、何とか世界のリーダーになって戴きたいの思いで、現在の問題点を整理してみた。
①ウクライナ進攻はどのような形で停戦になるか読めないが、どちらが勝っても世界中が痛むことになる。
 ロシアが勝てば中国が台湾に進攻するに違いない。ウクライナ進攻で経済封鎖や武器の供与はしても、自国の軍隊を派遣しない事がはっきりしたからだ。
日米同盟などあっても自国民の血を流すことは、それぞれの国民感情が許さないからだ。結果的には沖縄は米軍の拠点として攻め込まれるし、本土も安穏ではをられない。
②日本のエネルギ―事情だ。Co2neutralや地球温暖化で水素燃料や電気自動車の開発は進んでいるが、水素は地球上に石炭のように存在していないのでる。水素を得るためには多くの電力か熱源が必要である。シミュレーションしてみると現在の発電量を150%にせねばならない。
風力、太陽熱、ごみ焼却などの再生可能エネルギーは効果で不安定でせいぜい変動負荷対応で、ベース発電は充分安全課対策をした原発の復活しか間に合わない。
53機あった原発が現在10機しか動いていない。安全に整備された原発も風評被害で再稼働が出来ない。国民は専門技術者の意見を良く聴き技術者も分かりやすい説明方法をもっと考案しなければならない。
 電力自由化でどこの電力でも地元電力会社以外の電力やガス会社からも自由に変える現在だが、供給責任の所在が不明確になっている。
冬も夏も節電では済まされない。大型発電機が事故停止したら、良くて計画停電最悪日本中のblack out 大停電も免れない。
③日本は世界でも高名な天災(地震、火山の爆発や津波)国である。何が起きても可笑しくない周期に入っているのである。
④現在の高速道路や新幹線とうのインフラはほぼ50年前の高度成長の時期の産物である。殆どが寿命が来ている。先般のJRの変電所の変圧器火災やトンエルの崩れなお今後集中して起きる可能性が高い。この取り換えやや補修の費用は内部蓄積されていない。すなわち取り換えても料金収入が増えるわけではない。
⑤学問の上でも日本からの学会発表の論文や特許の数も世界先進国の中で最低になっている。

日本は記憶中心の授業から想像力へ、学問のスタイルを転換しているが、海外のIQの高い人の移住を高給ですすめてでもして、他国では出来ないソフトや製品を作る以外方法はない。昨日と今日は同じでも明日も同じではない。現在は過去によって規定されているが、将来も現在によって規定されているのである。JUNTARO

コメントを投稿