有料ケア付き老人ホーム

ケアホームに入居して１っか月近く経過した。ケアホーム移住のチェックポイントを参考までに記述したい。
①動機　私は家内を看取り３年、その後の独り居の寂しさと家事の煩わしさに絶え入れず入所した。多くの入居人は９０歳から８０歳である。パートナと死別した方々が多いが、子供に騙されて入れられた方、主人の方が病弱で、奥方が元気であるが、乞われて入居した方、近所の家に奥方を残して入居した方とさまざまである。
②ケアホームを探すポイントは入居者が活き活きと明るく過ごしていることが第一のポイントである。設立後歴史のあるところは多くの住居人が超高齢で話相手になれないので、新設の方が良いと思う。それでもケアハウスにも好奇心旺盛なドン的存在が生まれやすい。集団生活はべつの意味で煩わしい点もある。
③入居時に一時金を取る場合があるが、損益分岐点を確かめると良い。普通４－５年以上生存すれば、一時金を支払った方が得策のようである。
④夫婦ともに入る場合も２人で１つ室に入るのと別々の部屋に入ることもある。入居後お互いに年齢を重ね老々介護はお互いに負担がかかるので、別々の部屋に入居した方が良いと思うが、時に夫の方が寂しがり屋で奥様を入れ込む場合が多いようであるが、これは先行き共倒れの心配ガアウルシ、ケアは施設側で整備されているのである。元気の方が自由を奪われ精神的肉体的に萎えて行く恐れがある。
⑤社会的に幾ら高い地位を得ても、それは全部忘れて一から出直す心構えが必要である。私のように会社人間で育ち、娯楽の仕方を全く知らない人間は片輪であることを自覚してはいつことが大切。
施設の中の提供されるサービスは瀬戸物の焼き方をはじめ、ゲーム大会、フラワーアレンジメント、吹き矢、映画鑑賞会、ハンドクラフトなど今までしたことの無いものが多く、英語が喋れても、俳句が趣味でも用を為さないのである。
⑥この湯女社会に溶け込まないと独りでぽつ念と食事をし、会話も無しでは意味がない。３色昼寝付き，洗濯も掃除も要らないで、することもなければ、体は萎え頭はボケ寿命を縮め、ケアハウス業者の回転率を高めるのみである。
　ウールマンの青春の詩のごとく常に意欲的なことが望まれる。
ＪＵＮＴＡＲＯ