老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

7月の感想

2021-07-22 07:23:43 | 日記
最悪と思った6月が過ぎて7月も半ばを過ぎた。平素なら夏が来たと喜ぶ時節であるが、オリンピックが強行開催されても、商業イズムの汚染されたロス以降のオリンピックには世界は一つに貢献するイベントとは思えない。この期間にコロナ感染者は最高に達し、59年前のようなレガシイは全く期待されない。電動自動車の送迎無人運転くらいでは、リスクの方が大きい。
 政府の30年後を目指したカーボン ニュウトラルとエネルギ政策は2率違反であり、裏付けが全くない。マズ30年後の世界における日本の位置づけ。産業構成を想定して必要なエネルギー量を想定もしないで、発電の構成を決めても全く意味がない。再生可能エネルギの比率を上げて見ても、曇りや夜は太陽発電は停止、風が常時吹いている場所は日本にはないのに、120mの強化プラスチックの羽をまわしても1万kwしか出ないのである。これも台風や風が来なければおやすみである。水力はもう上流から下流まで使い切っているのである。
皆でもたれあってAI任せの事業で人間は趣味に生きる時代はまだ見えてこない。
これらの新発電方式により、土砂災害は頻発し、日本の緑の自然は失われ、世界一高価な電力代の国となる。
モノづくり等は出来ない。人口の半分以上は宇宙にでも移住して住んで戴かねば出来ない相矛盾した計画である。
 東電は福島原発の事故の補償金が支払えないとあるが、東電は技術提携した米国のEBASCO社に非常発電を地下に配置したのが事故を起こした原因であるから、そっくり賠償を請求すれば良いのである。日米安保条約で守られていては請求も出来まい。
 政治家も何でも専門家に委託するがこれら無責任集団の非専門家を上回る別の見地からの勉強不足である。
誰も解けない方程式を突き付けられているような物である。
90歳を過ぎたら先が見えたので俳句でも捻りましょう。あとはお手並み拝見では胃に良くないが。
   谷川へせり出す茶店心太
   一と突きに渦となしたる心太
   掬はれて家族となれる緋目高
   汲み置きの水道水で目高飼う
   大夕立鬼の逃げ出すかくれんぼ
   一村を洗うてゆきし大夕立
   一日を使い切ったる秋の夜
   羅を揃ひて父母の碁を集す
昔の方が良かったですね。   JUNTARO

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