老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

新年の大事故と天災

2024-01-17 19:21:34 | 日記
2024年は3年3カ月続いたcorona pandemic から解放されて明るい年明けを期待していたが、羽田での衝突事故と能登大地震で始まった。
①羽田空港C滑走路の海保とJAL飛行機の滑走路上の衝突火災事故で海保機の5人の死亡事故である。
human 事故の典型的な事例である。一時停止線から滑走路に出てしまったのが一次要因と言われているが、道路でも一時停止違反であげられた経験があるが、飛行場でも一時停止を守られない例は多数あるようだ。航空機の場合逆噴射すればバックは可能ではあるが、期待の後ろは見えないので事実上は不可能で牽引車を待たなばならない。
日航機には3人の方が操縦室にいたのに夕方で滑走路を目視できず、再浮上の処置が取れなかったらしい。管制塔も赤外線で見れば見えたのに忙し過ぎて見て居なかったらしい。
人力によるアナログ事故はこのような時に起こる場合が多い。自動保護装置の手動運転のハイブリッドがリスク軽減のために必要である。
ただ無事に乗客を手荷物を持たさず混乱なくダッシュボードから降車させたスチュアーデスの差配は立派であり、機長と共に全員の安全を確認したのは立派である。スチュアーデスは報奨金1千万円とハワイ旅行をプレゼントされたのも当然のご褒美である。
何時爆発するか分からない状況下で立派な行動である。
②能登半島大地震も想定外であろう。TVのアナウンサーの大きな声が忘れられない。従来に無い広範囲の地震と津波である。
未だにインフラも復旧されて居ないところが多々あり、この寒の内の対策は激震に指定しただけでは済まされない。
停電が一番早く復旧する筈なのに遅れている原因は電力自由化にあるのではないか。販売は自由化され復旧は北陸電力頼みの欠陥が露呈されたと思う。
原発が3個所もありながら全部無事であったのは当然である。13年前の福島原発の事故は冷却水が切れたためで本体は地震に耐えたのである。
マスコミはこの点を強調して、再稼働待ちの既存の原発を活かす以外COP28の地球温暖化を防ぐ手段は繋ぎとして他の発電は間に合わないのである。

今後AIが進みデジタル化が進むアナログとの共存への警報として今後参考にして欲しい。JUNTARO

1 コメント

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Unknown (某労働者)
2024-01-25 17:04:58
いつも拝見しております。
新年早々、日本では災難が続きましたね。
天災と違い、人災は避けられるもの。
私も人に迷惑をかけぬよう、気を引き締めねばなりませんね。
JUNTAROさんもお体ご自愛くださいね

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