老人の戯言

当年85歳になります。戦前戦後の経験語り部も居なくなります。貴重な経験を構成に残して今後の日本の発展を期待したい。

八月の俳句

2020-08-14 20:12:43 | 日記
8月に入って梅雨明けとなりましたが、途端に猛暑日の連日となり、コロナ禍に熱中症が追い打ちとなり、我々高齢者は佳き日、good dayを迎えられるか先の見えない時代になりました。今宵はせめて俳句を楽しみましょう。
   新涼や星にささやく葉擦れ音
   三兄弟久に会ひたる墓参り
   終の日も普段のリズム法師蝉
   山の日や使はぬままの登山靴
   朝顔を咲かせ閉じいる保育園
   無為の日々過ごせし疲れ葉月尽
   手をすぼめ青空すくふ秋の水
   夕立を避けて軒下夕餉の香
   大夕立人気の消えし富士見坂
   夕立雲目指す山小屋すぐそこに
   夕立来る目を細めたる像の耳
   夕立や呼び覚まされた野の匂ひ
夕立の句を多く入れたのは、最近夕立と言う言葉が殆ど耳にすることなく、最近はゲリラ豪雨等と言われていることが多く、いまや夕立は昭和の死語化しているのを嘆いたからです。
 世間ではもっと規制を強めねば日本はコロナ禍で滅ぶなど北大の名誉教授や東大の教授が叫ぶ一方京大教授は日本のウイルスは日本型で感染力は強いが毒性は弱く、コロナウイルスが日本に定住のための進化をしたので恐れる必要は全くないとか意見が別れています。with coronaを人間が考えるのではなくコロナが考えるなど神の存在を思わせるような事態に驚いています。
 何れにしても良く正体が掴めていないのに。人を恐喝するような発言は慎んだ方がよいですね。
アナログ時代からデジタル時代となり、入力した結果により大きく左右され途中での経過が読めない時代の幕開けがスペイン風邪から100年経ってようやく幕開けしたものと思います。皆さんはgood dayまで生き抜けると信じています。JUNTARO