サガン鳥栖が監督解任。
寝耳に水の話で様々な憶測をよんでいる。
本当のところは時間が経って明らかになるのだろうけれど、
こういう推理もあり、プロスポーツの悲哀を感じさせられる。
鳥栖も仙台と同じく
資金的に弱小の地方クラブだ。
年俸の高くない地味な選手達で
あれよあれよと一部に昇格し今季は首位に躍り出た。
問題はここからだ。
好成績を収めれば地域での人気は上がり
スポンサーも増えるかもしれないが、
それ以上に選手監督の年俸は上がる。
日本代表に召集されない地味な選手達は
海外含め他のクラブに高くは売れない。
結局、
資金力のない貧乏クラブにとって
優勝したり好成績を収めたりするのは
自分で自分の首を締めることになってしまう。
貧乏クラブは身の程わきまえろってことなんだね。
でも、これじゃあ
金満チームしか優勝できないシステムが固定してしまう。
これじゃあ、ねぇ。
サッカーというプロスポーツは世界的な競争市場が出来上がっているから
その中で、
極東の弱小リーグの、そのまた貧乏地方クラブなんぞ
有望選手にとっては仮の居場所でしかないわけで…。
あぁ、
そんなクラブのサポーターは悲しいね。